utatane

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@utatane1943
夢を見ること、空想をすること、生活をすること。
夜空と陸との隙間Joined August 2019

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2025年精神的健康を保つ習慣 (心理職編) ・なるべく歩く ・自然や芸術に触れる ・7〜8時間睡眠 ・同業者以外に信頼できる人を持つ ・専門書以外の本を読む ・甘いものとお酒は程々に  ・研修のない休日 ・ひとりの時間 ・仕事以外に没頭できる趣味や推しを持つ ・SNSも程々に ・身体のケアも忘れない
芦田愛菜ちゃんとサグラダ・ファミリアの主任彫刻家・外尾悦郎氏のインタビューがとても濃厚で重厚だった。はじめは愛菜ちゃんも緊張していたし、外尾氏も子ども扱いする言動すらあったのに、途中から完全に空気が変わり、2人でガウディの理念や未完のテーマを深めていく共同作業は圧巻だった。
大谷翔平選手の会見。プロポーズの言葉とか下世話な質問に対して「あえて言う必要はない」ときっぱり返し、特に子どものことか将来のライフプランについては「自分以外の事を言うと叶わない気がするから言いたくない」と相手との境界線を大切にしている感じがとても素晴らしかった。
よーじやのロゴ変更が話題だけれど、鎌倉紅谷がクルミっ子を鎌倉殿からリスにリニューアルしたのは大成功だったと思う。
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印象に残ったのは、愛菜ちゃんが話をする時には必ず「これは研究所で聞いた話」とか「(外尾氏の)本を読んで知ったこと」「今こうやってお話を聞いて感じたこと」と、先に自分の知識や考えの根拠を明確に示しながら話をするのがインタビュアーとしてもとても誠実で学びになることばかりだった。
2024年精神的健康を保つ習慣 (心理職編) ・なるべく歩く ・自然や芸術に触れる ・7〜8時間睡眠 ・同業者以外にも信頼できる人を持つ ・専門書以外の本を読む ・甘いものとお酒は程々に ・研修のない休日を作る ・ひとりの時間を作る ・仕事以外に没頭できる趣味や推しを持つ ・身体のケアも忘れない
人はなぜ依存症になるのか📝 依存症の本質は、快感(正の強化)ではなく、苦痛の緩和(負の強化)にある。 快感は飽きる。人間はとても天の邪鬼で飽きっぽい生き物。どんな気持ち良いもの、美味しいもの、楽しいことも、毎日提供されて当たり前になると飽きてしまう。でも苦痛の緩和は飽きない。
谷川俊太郎さんの「成人の日に」 何度読んでも素晴らしい。この詩を読み返しながらもう一度おとなへの出発点に立つ。「人間が人間になりつづけるための 苦しみと喜びの方法論」という言葉に痺れる。 #成人の日
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中井久夫先生曰く、いじめかどうかを見分ける最も簡単な基準は、「立場の入れ替え」があるかどうか。当人同士がいくら冗談やふざけ、遊びと主張しても、そこに立場の入れ替えが不可能な支配関係や、周りの子たちに「自分じゃなくてよかった」という安心感が存在する限り、それは間違いなくいじめだ。
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また「野暮な質問」と前置きしながら「どうして外尾さんはそんなにガウディの気持ちが分かるのか」と感想を伝え、すぐに「どうやってガウディの気持ちに近づけるのか」と言い直し、「ガウディのことを考える時はいつもどんな風にしているのか」と言葉を変えながら質問していたのが流石と唸らされた。
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愛菜ちゃんがサグラダ・ファミリアについて「建物が完成しても、これからも人々のつながりが生まれる場所。想いが引き継がれてる以上、終わりは来ない」「未完のリレーを繋いでいけたら」とまとめていて、外尾悦郎氏が「熟練のインタビュアー」と絶賛した意味がよく分かった。本当に素晴らしかった。
【中井久夫先生の精神健康の基準】 (抜粋) ・たくさんの自分がいて当たり前と思える ・世の中の矛盾(両義性)を当たり前と思える ・即座に解決を求めない、未解決のままでいられる ・嫌なことは嫌と感じられる、後回しにできる ・疲れを感じられる ・1人でいられる、2人以上でも自分らしくいられる
西田敏行さんの訃報に宮藤官九郎の『俺の家の話』を思い出す。衰えや老いを隠さず、むしろすべてさらけ出して認知症の人間国宝の姿を体現。作中では他の実力派俳優をよそに「すべては心の決めたままに」とマイウェイを歌い上げ、俳優としての凄みと魅力に圧倒された。晩年の出演作の中でも最高傑作。
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外尾氏が「ガウディを分かろうとするのではなく、彼が見ている方向を見る」はまさに心理面接と同じ。愛菜ちゃんもインタビューの中盤からは、外尾氏とガウディが見ている方向を一緒に見ようとしているかのようで、だから彼の血の滲むような地獄からの希望、未完に対する熱い想いを聴くことができた。
本番の支度を手伝う彰子(森七菜)の、背伸びをしている足元が映るシーンが何故かとても印象に残っている。周りの役者たちが圧倒的で一見霞みがちだけれど、彼女が幼いながらも必死に背伸びして献身的に尽くし、それでも疲弊して虚無の表情になっていく演技がとてもリアルだった。 #映画国宝 #国宝
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河合隼雄(臨床心理士) 「人の心などわかるはずがない」 谷川俊太郎(詩人) 「言葉というものが何でも語ることができると思ったら大間違いだ」  中井久夫(精神科医) 「医者が治せる患者は少ないが、看護できない患者はいない」 専門家とは自身の限界を知り、人や世界への畏敬の念を忘れない人たち。
以前、園の発表会の前に園長が「たとえ可愛いと応援の気持ちだったとしても笑われることは羞恥や傷つきに繋がるから、発表の間は黙って子どもたちを見守って欲しい」と保護者に向けて注意していたのが印象的だった。これは他の場面でも同じ。観客に悪意はなくても、その歓声や拍手は時に刃となる。
坂元裕二作品の中でも一番好きなドラマ。 「楽しいまま不安。不安なまま楽しい」という台詞が好きで、曖昧なまま、色んな葛藤を抱えながら日常が続いていくことについて、物語を通して力をもらった気がする。久しぶりにまた観てみようかな。 #大豆田とわ子と三人の元夫
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tukifune
@tukifune
大豆田とわ子では、物事を白か黒か決めずに曖昧なまま過ごすシーンが多くて、生きるってそういうことだから、だから好きでよく見てしまうんだろうなと思う
映画「国宝」感想 ※ネタバレなし ・3時間でも全然時間が足りない ・映画館が歌舞伎劇場と化す ・ポップコーンは喉を通らない ・意識しないと水を飲むのも忘れる ・予習しても、しなくても最高 ・役者全員の演技が凄まじい ・観終わった後はXが国宝bot化する ・間違いなく今年No. 1 #映画国宝 #国宝
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今回インタビューを受けた外尾悦郎氏も同じ想いだったんじゃないかと思う。中盤からは愛菜ちゃんの質問に前のめりで答えていて、明らかに外尾氏の熱量が上がっているのが伝わってくる。改めてインタビューは聴き手と語り手の信頼関係があってこその共同作業なのだと痛感したし学びの多い回だった。
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【補足】 愛菜ちゃんの魅力は「ふつう」の感覚を持ち続けているところだと思う。決して「完璧」ではなくどちらかといえば不器用でおっちょこちょいな面もある。サンドウィッチマンの2人をはじめ周りの大人はみんな愛菜ちゃんが可愛くて、彼女を大切に守ろうとしている感じがする。 #博士ちゃん
私は花江ちゃんが本当に大好きで、クランクアップの時に直道さんがお花を持ってかけつけるのが素敵過ぎて泣いた。演じる森田望智さんが感極まりながらも「お婆ちゃんになりました」と恥じらう様子はまさに花江ちゃんだし泣き過ぎて嗚咽で声が低くなってしまうのがめちゃくちゃ可愛かった。 #虎に翼
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ザ・プロファイラー(再放送)で、ファーストサマーウイカが『紫式部日記』を「裏垢だからな〜」と的確に表現していて、その解像度の高さだけでなく悪口や愚痴を書かずにはいられない紫式部の心理をカラッとした感じで語る明るさと知性がまさに清少納言だと思って嬉しくなった。 #光る君へ
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一緒に回った渡辺直美さんの存在も大きかったと思う。愛菜ちゃんを過剰に褒めたりチヤホヤしたりしない。愛菜ちゃんの興奮につられて好奇心や探究心が賦活されているのが伝わる。ガイドの人も自分が解説する必要がないことについて自虐ではなく「むしろ誇らしくて嬉しい」と話すのが印象的だった。
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今回のサグラダ・ファミリアのロケも、愛菜ちゃんがたくさん予習をしてきたのは決して自分の知識をひけらかすためではなく魅力をちゃんと伝えたい、ロケをめいっぱい楽しみたいという思いと、何より外尾悦郎氏へのリスペクトがあってこそ。だからあの素晴らしいインタビューが成立したのだと思う。
【中井久夫先生の精神健康の基準】 (抜粋) ・たくさんの自分がいて当たり前と思える ・世の中の矛盾(両義性)を当たり前と思える ・即座に解決を求めない、未解決のままでいられる ・嫌なことは嫌と感じられる、後回しにできる ・1人でいられる、2人以上でも自分らしくいられる ・疲れを感じられる
今週から脚本家が変わったのか...。桑原亮子さんのまま最後まで観たかったな。作品の雰囲気が明らかに変わったし同じ登場人物なのに別人のよう。冒頭舞ちゃんがバイト先でバランスを崩して料理を落としそうになるの、ちむどんどんを思い出して「あ、そういうのは観たくない」となった。 #舞いあがれ
依存症は安心して人に依存できず、お酒や薬物とか「物」だけで自身の苦境を支えようとして破綻する病。「依存先を増やす」とは自分の弱さを認め、問題が起きた時に助けてくれるサポーターを増やすことが大切だという意味で熊谷晋一郎先生や松本俊彦先生が提唱していたのに最近少しズレてきている。
ホームレスの人たちを「異文化」「クリエイティビティ」と表現する人たちは、以前「コロナ禍でスポーツ観戦が出来ない代わりに医療従事者の人たちに密着してのっぺりした僕らの日常に刺激が欲しい」と言っていた糸井重里氏の感性に通じるものがある。これを本当に「無邪気」で済ませていいのかな。
先日の本田秀夫先生の研修メモ✏️ ASDとADHDが重複すると、互いの特性を打ち消し合って薄く見えることがある。すると、本人の中では強くこだわりたいんだけど、集中できないという二重の苦しみが生じる。周囲からは特性が薄く見えるので、本人が感じるしんどさに気づきにくい。これ、わかり過ぎて辛い。
私は気を遣っていることを、どこか相手に悟ってもらいたい下心や打算があって、それは気遣いなんかじゃなくただ相手をコントロールしたいだけだったのかもしれないと気づく。
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utatane
@utatane1943
「"思慮深い"というのは、相手に気を遣っていることを悟られないようにすること」 私はなんて思慮が浅いのだろう。 #Atable #ア・ターブル
一太くん「雪合戦したかろ?」 貴司くん「寂しくて、綺麗や」 刈谷先輩「それを奇跡って言うんやなかとか」 由良先輩「岩倉、自分最高やで!」 大河内教官「右を見ろ」 柏木学生「俺、お前が好きだ」 やっぱり柏木学生の台詞だけ中身がないというか、全然ときめかない... #舞いあがれ
「たまたまテレビつけたらやってて 6話とか7話とかだけ観て その回が好きなら 僕にとってそれは好きなドラマです」  薄情に見せかけて、心からのアイラブユーだった。ローマの休日ならぬ「牢屋の休日」。宮藤官九郎にしか描けない、岡田将生にしか演じられない最高の第7話。 #不適切にもほどがある
あさイチの朝ドラ受けはとても勉強になる。どんなにめちゃくちゃな設定でも決して直接的な批判はせず、でも視聴者が感じているであろうモヤモヤをユーモアを交えながら的確に言語化してサッと終わらせる。(でも目だけは3人共確実にスナギツネの目。) #ちむどんどん #ちむどんどん反省会
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・「ま、いいか」と思える ・いろいろな角度からものを見る ・あの手この手を考えられる ・秘密を話さないでいられる、嘘をつける ・しなければならないという気持ちに対抗できる ・妄想(空想)できる、独り言できる 自分の精神健康をモニタリングする意味でも、定期的に読み返している。
中井久夫「災害がほんとうに襲った時」の電子データの公開および無償頒布につきまして (最相葉月) 東日本大震災の際に、ご本人とみすず書房の許可を得て電子化したもので引き続き無料公開されている。大きな災害の度に読み返したくなるし、今こそとても意味があると思う。 lnet.la.coocan.jp/shin/shin00.ht
物語の冒頭ではシータの命より飛行石の方が大切かのように見えるドーラだけれど、彼女たち一家は金持ちしか襲わない。そしてどんな宝よりも、髪を切られたシータの心の傷を心配する。 公開から38年。回を重ねるたびに思うのは、 ドーラ一家、最高だ。 #天空の城ラピュタ
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小泉今日子さんが読売新聞に寄稿した『「あまちゃん」を終えて』を読み返す。なんて素敵な文章を書く人なのだろう。「宮藤さんの脚本には愛と尊敬の念がある」、本当にその通りだと思う。この作品にたくさんの希望と力をもらった。 「あまちゃん」、熱いよね! 本当にありがとう。 #あまちゃん