嘘の夢の話 6月22日
出勤すると、社員通用口の扉の前にはしごが立てかけられている。はしごは高さ3mくらいでアルミ製のごく普通のもののようだが、見かけの割に異様に重く、動かすことができない。他の社員の人たちもこのはしごのせいで会社に入ることができないらしく、通用口の周りにたむろしている。
そんな中、屈強な男性5人が力を合わせてはしごをどかそうと試み始める。さすがにはしごも少しずつ動き出し、ついに彼らははしごを持ち上げることに成功する。だがその瞬間、はしごを持ち上げていた5人は消え失せてしまう。支えをなくしたはしごは地面に落下し、元と同じような形で扉の前にもたれかかる。それを周りで見ていた社員たちはワーッと歓声を上げ、通用口に殺到する。誰かの手によってはしごはあっさりと隅に退けられ、以降はみんな普通に出社していく。消えてしまった5人の身を案じているのは私だけのようだが、よく考えれば会社関係者であんな人たちは見たことがない。


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