嘘の夢の話 6月25日
外出のついでに近所の本屋に立ち寄ると、いつの間にリニューアルしていたらしく様子が変わっている。売り場が以前より広くなっているし、それに伴い品揃えも良くなっている。さらに、店の雰囲気自体もなんだかおしゃれになっている気がする。元々ここは全国に展開している大型書店の一店舗でしかなかったのだが、今では下北沢あたりにありそうな個人経営の本屋といった感じである。家の近くにこんなに良い本屋ができてラッキーと思い、そこで文庫本を一冊買って家路につく。
だがその帰り道、私は自分が普段使っているのとは全く違う道を歩いていることに気づく。かといって道を間違えているわけではなく、じきに私が住むマンションが見えてくる。私はがっくりする。うちの近所にあんな良い本屋ができるわけがないのだ。失意の中マンションに入って行き、自宅の鍵を開ける。すると可愛い飼い犬が出迎えてくれるが、今となっては全てがむなしく思える。


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