嘘の夢の話 6月27日
いつも通勤時に電車の窓から見える廃ビルの前にいる。そのビルはあたりに変電所しかないような山の中にぽつんと立っているので、何なのか気になっていたのである。ビルはだいたい5階建くらいの高さで、白い外壁には巨大の蜘蛛の足のように見えるヒビが入っている。
近くまで来たはいいものの、中に入る勇気はないので写真を何枚か撮り、それからこの場所の地名などを調べようと思ってマップを開く。すると、この廃ビルのアイコンの上に「〇〇小学校」という名前が表示されている。「〇〇小学校」とは、私が通っていた小学校の名前である。だが今までにこんな場所に来たことはないし、周囲に学校の面影は全くない。おそらく地図アプリのバグなのだろうと思うが、気味が悪いので帰ることにする。しかし、帰り道がわからない。右往左往していると、廃ビルからピアノの音が鳴り響き、それに続いて子供たちの合唱が聞こえてくる。だがその歌は、およそ合唱曲らしくない奇怪なメロディーの曲である。


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