嘘の夢の話 6月29日
スーパーでバイトしている友人に誘われて、開店前の早朝の店内に入れてもらう。そこはちょっと高級志向のスーパーで、上等な生鮮食品やしゃれた感じの輸入製品がたくさん置いてある。その場には店長もおり、彼の計らいでサンドイッチパーティーが行われることになる。店内に並んでいるものは何でも使用していいとのことなので、せっかくなので珍しい食材をたくさん使ってみる。いろいろ試してみたが、中でも赤い果肉のフルーツ(名前はわからない)とサワークリームを挟んだサンドイッチは絶品だった。
やがて開店時間になったのでサンドイッチパーティーは終了し、友人と店長は仕事を始める。二人とも途端に仕事モードに入り、私の相手をしてくれる感じではなくなったので帰ることにする。私はこの時、魔が差してお菓子コーナーからガムを万引きしてしまう。恩を仇で返すような真似なのに不思議と罪悪感は一切湧いてこず、むしろ清々しい気分にすらなってくる。


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