嘘の夢の話 6月30日
ボールペンに似た筒状の器具を手に持っている。あくまで形が似ているだけで、インクが充填されているわけではなく、筆記には使えそうにない。何に使うものなのかはわからないが、私はそれを気に入り大事にしようと思う。
その器具を片手に歩いていると、車が猛スピードで目の前を駆け抜けていく。私は驚いて手の中の器具を強く握りしめてしまい、その時にはっきりとそれが折れた感覚がある。しかし、確認してみるとその器具は折れてなどいない。ただ、形状が少しだけ変わっている。ゴムのグリップのような部分の面積が広くなり、器具そのものの長さも2cmほど伸びている。この変化を目の当たりにして、私は途端にこの器具への興味と愛着を失い、それを自販機横のゴミ箱に捨て立ち去る。


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