嘘の夢の話 7月2日
交通事故の現場に居合わせる。路上で大破した車が炎上しており、緊急車両のサイレンの光と音がこだましている。しかし、辺りには人の気配が全くない。救急隊員や警官の姿も見えないし、もっと言えば事故に遭った人すらいないような気がする。その場の雰囲気からはある種の秩序や平穏さが感じられ、悲惨なことなど何も起きていないように思える。
しばらくの間惚けたようにその光景を眺めていたが、気がつくと私は映画館にいる。スクリーンに写っているのは白黒の(しかし絵柄は現代風の)アニメで、3人組の女の子たちの学園生活を描いた日常系の作品である。見るともなしにそれを見ていたのだが、一人の子がスーパーでパックの天ぷら盛り合わせを買い、別の子に「好きなのがあれば食べていいよ」と言うシーンでなぜか感極まって号泣してしまう。


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