嘘の夢の話 7月10日
些細なきっかけから幼なじみの友人と喧嘩になる。子供の頃ですらここまでではなかったというくらいお互い感情的になっており、いよいよ双方手が出そうになったところで、友人のお父さんが家に帰ってくる。私たちは一旦は喧嘩を止めるが、腹の虫は治まらない。
気付くと私は、友人の父が運転する車の後部座席に乗っている。助手席には友人も座っているが、誰も口を開こうとしない。カーステレオの電源は点いていないはずなのに、車内にはドボルザークのユーモレスクが流れている。しばらくして、私と友人は車を降ろされる。そこは山奥の秘境駅のような場所で、小さな無人の駅舎の他には何も見当たらない。友人の父はそのまま帰ってしまい、私と友人だけがこのよくわからない場所に取り残されることになる。ともかくここから帰らなければいけないので、さっきのことはあるけれど今は二人で協力しようと友人に持ちかける。だが彼は「お前のせいだお前のせいだ」と怒鳴り散らすばかりで一向に話にならない。


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