【備蓄米】「精米して」問い合わせ相次ぐ「倉庫は」「1日何トンできる」「袋は」物流に懸念も 福岡
中小のスーパーやコメ販売店を対象とした備蓄米の新たな随意契約の受付が、30日から始まりました。まもなく消費者のもとに届く予定の備蓄米。早く届けるためのカギの一つとなるのが「精米」です。福岡県広川町にあるコメの卸売会社を訪ねました。
■加藤雅大記者
「玄米が精米に向けて次々とタンクに入れられています。」
この卸売会社では、農協や生産者などから仕入れた玄米の「精米」「袋詰め」「流通」までを一貫して行っています。
また、「ライスストレージ」という、個人向けに銘柄米を届けるサービスを提供していて、登録すると30キロ3万3000円で精米したてのコメを必要な時に受け取ることができます。
備蓄米の随意契約を巡り、いま、大手スーパーなどからの精米に関する問い合わせが相次いでいます。
■カネガエ 米殻部・森島一紗さん
「要望があったところを集計して、どのくらいできるのかと。まず受け入れる倉庫があるのか、1日何トン精米できるのか、袋は準備できるのかの相談です。最大限求められています。」
問い合わせがあった分だけでも、いま精米できる月1000トンを超えていて、作業員の数を増やしたり稼働時間を延長したりするなど、受け入れ体制の強化を検討しているといいます。ただ、懸念しているのは、備蓄米がすぐに届くかどうかです。
■森島さん
「人と物流会社などの労力があってモノが動くので、たくさん人がいるわけでもトラックがあふれているわけでもない。6月上旬に2000円台と期待されていると思いますが、本当にそんなに入ってくるのかなと思います。入ってきたらすぐ精米して出す準備はしているのですけれど。」
動きが加速する一方で、課題も残る「備蓄米戦略」。私たちの手元にはいつ届くのでしょうか。