賛否両論

Last-modified: 2025-08-08 (金) 20:15:28

賛否両論とは、ある物事について、「賛成する人(肯定派)」と「反対する人(否定派)」の両方が存在して、意見が割れている状態のことを言う。

Steamレビューにおける「賛否両論(Mixed)」は、好評率が40~69%の間に位置する場合の評価ランクである。

「賛否両論(Mixed)」という評価ランクは、一見すると「良い点も悪い点もある、意見が割れているゲーム」という中立的な印象を与える。
だが、実際の意味合いはそれよりもネガティブ寄りであり、実質的には「評価が悪い」ゲームであることが多い。

その理由として、Steamレビューは全体的に甘めな傾向がある。
わざわざレビューを書く人は、
ゲームが好きだった(から推薦したい)
強く不満があった(から苦情を書きたい)
のどちらかであることが多いが、実際には前者の方が多い傾向にある。

また、無料配布や大幅セールで手に入れたゲームに対しては、多少出来が悪くても「値段を考えれば満足」として好意的なレビューが投下されやすい。

定義上は「おすすめ」レビューが 40~69%のときに「賛否両論(Mixed)」という評価になる。
しかし、甘めの評価が多いSteamにおいて、約半数が「おすすめしない」と判断しているというのは、かなりのネガティブ評価である。

表示ランク実際の意味(傾向)
圧倒的に好評ほぼ間違いなく名作
非常に好評安心して買える良作
やや好評好みが分かれる
賛否両論注意が必要、何かしらの問題がある。致命的なバグやクラッシュなど失敗作の可能性あり
やや不評バグやクラッシュばかりでゲームとして機能していないなど多くの人が後悔している。基本避けるべき
圧倒的に不評これはゲームではない。重大な欠陥品。詐欺商品。

Steamレビューは全体的に評価が甘い傾向にあるため、「賛否両論」=本当の意味で"賛否が割れている"ゲームではなく、「期待外れ」「微妙」「問題がある」ゲームと読み取るのが実情に近い。

購入の際は、レビューの内容をよく読み、批判の内容が自分にとって重要かどうかを見極めることが大切だ。

 

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圧倒的不評

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