ゲーム内での表示は『守人の里シルド』
本作のキーパーソンであるナタの故郷…と思われがちだが、元の集落はアルシュベルドに滅ぼされたので移転した別の場所である。
タシンとの邂逅時にアルシュベルドの襲撃により守人が多数殺されたことが示唆されている。
(里の奥にはかなり膨大な数の墓標がある)
そのせいか里にはナタと同年代あるいはそれ以下の子供の姿が一切見当たらない。
守人は1000年前に滅んだ竜都文明の科学者の末裔であり、祖先の教えに従って外界との接触を絶ちヒッソリと暮らしていた。
実際ゲーム内でも守人の存在はクナファ村やアズズの里にも知られておらず、過去にスージャの耳の方との交流があった事が示唆されている程度である。
禁足地でリュウヌと呼ばれる竜乳の正体や禁足地に張り巡らされている錬龍脈についてプレイヤーに教えてくれる。
その過程でナタの父親(アルシュベルドの襲撃より前に既に亡くなっている)はいざという時に龍灯を止める役割を担っており、ナタのペンダントがそのカギである事が判明した。
守人も他の禁足地の人々同様、やはり武器を持っている人間が一人もいない。
そして里にいる守人の話を色々聞いて回ると、護竜の繭から作った服で擬態して身を守るだけでどうもモンスターに抵抗するという考え自体がないようだ。リアリティ仕事しろ。
厭戦どころかもはや諦念であり、それが祖の教えであるとしてもなんのために生きているのか疑問に思わないのだろうか。巨大なモンスターを襲う奴こそ異常な気もするけど
この里でも食事を振る舞われることがあるが、内容はなんと生野菜(一部茹で野菜)である。
採れたての野菜をザルのようなものに乗せただけの状態で「さぁ」と突き出してくるムービーに面食らったユーザーは多い。
竜乳で栽培しているらしくトマトらしき野菜が白かったりもする(ちなみに、リアルでも白いトマトは一応存在する)。なおよーく見てみるとかじられた白トマトの中身は真っ青であり異様さが表現されている。
また子供の頭ぐらいありそうな大きさのニンニク(シルドニンニク?)も茹でた状態でそのまま突き出される。
こんな量を食べて腸内細菌は大丈夫なのだろうか?
ネコにニンニクは禁忌だからかアイルーはニンニクに興味を示しても手をつける描写は無い。
また里で栽培している野菜の中に穀物や豆類、芋類などが見当たらないが本当に糧食はこれだけで足りているのだろうか…
1000年間引き篭もっていたにも関わらず、祖先の記述した膨大な書物が何故か読めなくなっている。
ただし文字自体が読めないのか内容が理解できないのかどちらなのかは定かではない。
ナタのペンダント
先述の通りナタのペンダントは禁足地の生態系を一変させる程の重要なものである。
にも関わらず、その事実をナタに告げないままペンダントごと外に放りだしたりタシンの行動には謎が多い。
そもそもそんな重要な役割と物品なら、ナタの父親が死んだ時点で里の中の大人がペンダントごと役割を引き継ぐべきなのでは…
(ストーリー上でも龍灯にペンダントを投げ込めばよいと説明されており、ナタあるいはナタの父親の血族が行う必要はない)
関連項目
世界観
調和
ナタ
エアプタシン
耳の方
シルドフード
護竜
竜乳
隔ての砂原
氷霧の断崖
緋の森
竜都の跡形
アズズの里
クナファ村
スージャ
ストーリー深いぞワイルズ
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