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ママの仕事、パパには見えているの?

【夏休みママ応援キャンペーン:7/25~8/29】

「ママたちの夏休み応援企画」として、過去に公開した有料noteを、期間中、毎週金曜日に、1本無料公開することにしました。(無料公開期間が終わると有料に戻ります)

こちらの記事は2025年8月8日~8月14日の間、公開させていただきます。シェアやいいねなど頂けるととても嬉しいです。


台湾に2泊3日で行ってきた。

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長距離移動は子連れの親にとってかなり緊張するイベントで、特に「飛行機移動」は、逃げ場のなさと肩身の狭さにおいて「新幹線移動」よりかなりハードな種目。

しかし、我が家は新幹線も飛行機も何度か乗せているので、対策は持っている。出かける前に自宅でYouTubeプレミアム、Netflix、アマゾンプライムなどを駆使して、動画を何本もダウンロードするのは基本中の基本。我が家の場合は消防車動画、パウ・パトロール、モルカーなどをバランス良くダウンロードしている。

そして、知育系のアプリもダウンロード。外食時に使っているおなじみアプリもいくつかあるけど、それだけではすぐに飽きてしまうから、ママ友やフォロワーさんから聞いたアプリや、ググって知ったアプリをいくつもダウンロードした。

アプリ系は、ダウンロードして終わりでなく、一度起動して、追加ダウンロードが必要かどうかも確かめる。初めての飛行機移動の時は、ダウンロードしたアプリを開くと、次のページで「追加機能のダウンロードをお願いします」の画面になり、前夜の苦労が水の泡すぎて泣いた。

YouTubeやアプリの音が聞こえないと息子が泣いてしまうので、キッズ用のbluetoothイヤフォンも買って充電済み。こちらも土壇場で使えなくなったら最悪なので、家で起動させて動作確認済み。

おやつもお気に入りのラインナップを多めに買って「おやつ袋」を作り、機内の寒さに備えて、上着も持って行く。アプリとYouTubeで稼げる時間は限られているので、万が一の時のためにトミカもいれた。

これらの準備中、「私がこんなにも飛行機移動に向けて準備していることを、パパは知っているんだろうか??」とふと思った。お前もやれよとキレたいわけではない。ただ、これだけの準備が必要なことと、それを【私が全て担当していること】を、知っていてほしいのだ。

去年、オーストラリアに行った時は、フライト時間が10時間の長丁場だったのでこれでもダメで、機内を散歩をしたり、息子を抱っこして目立たない場所に行き、ずっと話しかけていた。(話しかけている間は大人しくなるので、たいして意味がない会話を永遠に続ける)

この「子供を抱っこして隅へ行く親」の光景、飛行機でも新幹線でも見かけるけど、まだまだ女性が多いと感じる。隅っこ仲間になったママのパートナーを見ると、寝ていたり、パソコンやスマホを見ていたりする。往路担当と復路担当など家族内で役割分担があるのかもしれないけど、なんとなくモヤモヤする。

ママ友と話していると「飛行機で当然のように子供はママの隣で、パパの席は離されて、お世話=ママが当然になっていて傷つく」なんて話もよく出る。

子連れで数家族で遊びに行って、気づけばパパたちはパパ同士で喋っているのに、ママたちは子供の面倒を見ていて、喋れないなどもあるあるで、同じ場所にいるのにパパには「大人の時間」や「自分の時間」が確保される(というか子供と妻を放ったらかしにして、自分だけの世界に浸る)のにママは常に子供と一心同体。取り決めたわけでもないのに、いつのまにかこうなる不思議。

「遊び」の部分でパパが協力的な家でも、「お世話」の部分ではまだまだママに負担が偏っていて、ママの努力や負担にパパが気づいていないことも多い。だから、今日は、世の中のパパと、これからパパになる人に届けたいことを書いておこうと思う。

子供と一緒に遊んでくれるのもありがたいけど、気が向いた時にだけ子供と遊ぶことを、育児とは呼ばない。もっと面倒な部分も担当して欲しい。それなのに、パパ側は「遊ぶ」だけで「え、俺結構育児に参加してるけど...??」となりがちなので、ママ友やフォロワーさんの経験談をもとに「パパたちがあまり関与してくれないもの」を書いてみようと思う。


・お風呂、夜泣き対応、寝かしつけ:ママ一人で対応しがち案件トップ3。毎日発生する業務でそれぞれすごく大変なのに、自分だけ「明日の朝早いから…」とかで見てみぬふりをしないでほしい。お風呂からあがったときに子供をキャッチして、お着替えと歯磨きを担当してくれるだけでもラクになります。

・粉ミルク、おむつなどの消耗品の発注:定期便のスケジュール通りに無くなるわけがないから、こまめに発注しているんです。その辺のドラッグストアで意外とお気に入りメーカーのおむつやミルクが売ってなかったりもするから、切らすと大変。

・離乳食:作るのが果てしない旅路。食べさせるのがこれまた苦行。既製品をうまく活用しながらやるにしても、大変なことには変わりないです。

・保活:保育園見学も書類記入もママが担当しがち。申し込みの締め切り日すら知らないパパとかざら。保育園落ちたら、自分が仕事やめる覚悟あります…?

・保育園への送り迎え:朝夕の送り迎えに加えて、早退や保護者会の出席など含めて、保育園からの連絡はママに偏りがち。

※送り迎えと一言で言うけど、子供はまっすぐ歩いてくれないし、急に走り出すし、抱っこしないと歩かないとか言い出して道端に寝転ぶし、コンビニやスーパーや公園に寄りたがって泣き始めるし、持っていく荷物重いし、雨の日とかもう最悪。子供が傘をふりまわす、水たまりの中に入る(周りの人に水しぶきがかかるのを防ぐ必要がある…&本人の服も汚れる)、長靴をわざと飛ばすの3点セットで疲弊します。自転車は早いけど、子供がすんなり乗ってくれない&ヘルメットをなかなかかぶってくれない。そして、重い電動アシスト自転車は扱いが難しく、こけるのは本当に怖い…。(駐輪時に重い電動自転車が倒れてきて、足に直撃し流血したこともある)

・園生活に必要なものの準備:上履きとか靴袋とか、お昼寝用のシーツに名前縫い付けるとか、持ち物全てに名前を書くとか、運動会や発表会に使うものの準備とか。思った以上に多いのです。

・トイトレ、寝かしつけなど子供の成長時期に合わせた悩みのリサーチ:「どうすればいいの?」とか「これってどうなの?」って聞いてばかりじゃなくて、こっちも初めてなんだから、一緒に調べて欲しい。

・洋服の買い替え:子供の靴や服のサイズを知らないパパはなぜか多い。季節に合わせた服の在庫管理も意外と大変。買い替えサイクルや価格感も知ってほしい。

・各種検診と予防接種:病院に行って、子供をみながらカルテを書くのが大変…というか不可能に近いので、大人は「2人」必要なんです。ママになついてるからママが…とかじゃなくて、一緒に行ってカルテを書くか、子どもをみるかしてください…!子供の体重とかアレルギーとか書く欄あるけど、これまた知らないパパは多い。

・家事:「家事」と「育児」は別業務なのに、なんだか一緒にされている気が…。育児だけでいっぱいいっぱいだから家事まで完璧を求めないでほしい。育児をしていたら、家事はほぼ出来ないのがデフォで、出来た時がボーナス。


また、パパたちが言いがちな地雷ワードとして「手伝おうか?」というのがあるけど、ここはあなたの家だし、あなたとの子供だし、「手伝う」ってどういうこと?お客様モードかよ、となります。「どうすればいい?」もママに全部聞いて指示待ちするんじゃなくて、自主的に調べたり考えたりしてほしいし、「こうやれば?」って言うなら、じゃあ自分がやってください。

全てのことは、ネットでバズってる方法や、育児本どおりにはいかないし、(うちの子はポイズンでは全く泣き止まなかったです)、「ご飯は?」に関しては、ご飯の有無を聞いているのか、メニューを聞いているのか、外食の提案をしたいのか、よくわからない。ご飯をどうすべきか、まずは自分の頭で考えてから、具体的な質問に変換して欲しい。というか、ご飯に関する決定はなぜ妻(ママ)に偏るのだろう?

今日この記事を読んでくれた人にこれだけは伝えたいのだが、「決定」は労働であると肝に銘じて欲しい。なぜか決定を、相手への気遣いや譲歩だと思っている人もいるけど、「どうする~?」だけで全てが決まれば、会社に社長はいらない。

スティーブ・ジョブスが決定疲れを防ぐために毎日黒い服を着ていた話を嬉しそうに披露するビジネスマンが妻には、平気で「ご飯は?」「夏休みどうする?」などの丸投げ質問をするのはなぜなのか。決定するためには、判断材料が必要だけど、リサーチはそっちで済ませてくれたのだろうか?謎は深まるばかり。

そして、基本的には、育児だけですでにキャパオーバーなのでプラスの用事を頼まないでほしい。自分の靴下やパンツは自分で見つけてほしいし、まずは自分とパートナー、どちらが忙しそうか見極める能力を身につけて欲しい。

長くなりすぎるのでとりあえずはこんな感じ。育児にはステージがあるので、「この後、これは楽になるよー!」ってこともあるだろうし、うちのパパはやってくれてます!って人もいると思うけど、あくまで自分の経験&周りのママ友やフォロワーさんの話をもとに、思いついたのを書きました。

この記事が、世の中のパパたちや、これからパパになる男性たちの目に留まり、「手伝おうか~?」とか言ってしまう当事者意識ゼロ男性が減ると嬉しいです。

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コメント

3
めぐ
めぐ

本当にその通りで、日々のモヤモヤをはっきりわかりやすく文章にしていただけてスッキリしました!!♡いっぱい押したいです🥹✨

kudo
kudo

まだ男の子3歳であれば、寝に帰ってくるお父さんより近くにいてくれたお母さんに甘えに行くのが自然だと思います。

お父さんだけがお子さんの世話する時間作ってあげるのはいかがでしょう。

ソウタ
ソウタ

はあちゅうさん、こんばんわ。
確かに決定は、疲れる労働ですよね。特にご飯に関する決定と準備はエンドレスなので、気持ち分かります。僕は彼女との同棲生活で、どちらかというと僕が冷蔵庫の食材の把握、どのメニューで消費するか、何曜日にいつ食べる食材をどのスーパーで買うか、食べたい外食のメニューをいつ食べるかとか、考えて提案しています。考えて下す決定全てに、その時々の自分なりの感情や反省などが付いてくるので、することにも、して失敗することにも、しないことにもストレスが付きまといます。溜まりすぎると、嫌になりますが、少し落ち着くと、やっぱりできる人でやりたい人が、できる範囲でやるしかないんだなとなります。はあちゅうさんの書いてくれたことはどう助けてあげればいいかのヒントになると思うので、ありがたいです。あと文章が江戸っ子みたいで楽しいです。でも敵対したいわけじゃないのに、読者の愉しさを優先して、書いた文章につられてはあちゅうさんの心が刺々しいものにならないか、そこだけが少し心配です。もっとも人のお仕事に口を挟むのは、ダメなことですが。いつも楽しく拝見しています。応援してます。

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ママの仕事、パパには見えているの?|はあちゅう
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