九州新幹線 始発から運転見合わせ 高速道路通行止めも

この記事は、現在リアルタイムで更新中です。

九州北部で大雨が降っている影響で、交通機関にも運転見合わせなどの影響が出ています。

《鉄道影響》

九州新幹線や在来線など始発から運転見合わせ

大雨の影響で、九州では九州新幹線やJRの一部の在来線が始発から運転を見合わせています。

JR九州によりますと、九州新幹線は11日の始発から全線で運転を見合わせています。

また在来線で始発から運転を見合わせているのは
▽山陽本線の下関駅~門司駅の間
▽鹿児島本線の門司港駅~荒尾駅の間
▽日豊本線の小倉駅~中津駅の間
それに
▽長崎本線
▽久大本線
▽豊肥本線のそれぞれ全線です。

このほか一部の特急列車も始発から運転を取りやめています。

運転見合わせでJR博多駅は混雑

JR博多駅の構内では、早朝からキャリーケースを持った利用客が電光掲示板で電車の運行状況を確認したり、座り込んだりしている姿が見られました。

運転再開を待っていた男性は「在来線が動いてないか見にきました。大変ですがしかたないです。電車が動くのを待つしかないです」と話していました。JR九州はホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。

JR西日本とJR九州が帰宅できない乗客に車両を開放

JR西日本によりますと、10日大雨のため山陽新幹線が広島駅と博多駅の間で運転を見合わせたことを受けて、11日午前0時すぎから帰宅できない乗客向けにいわゆる「列車ホテル」として16両編成の新幹線の車両を▽広島駅で2本、▽博多駅で1本、それぞれ開放しているということです。

また、JR九州でも、10日、大雨のため多くの列車が運転を見合わせたため、帰宅できない乗客向けに、福岡県の▽博多駅と▽小倉駅、佐賀県の▽新鳥栖駅、▽江北駅、▽有田駅でそれぞれ特急の車両を開放しているということです。

熊本電鉄 始発から運転を見合わせ

熊本市と合志市を結ぶ熊本電鉄は▼藤崎宮前と御代志の間と▼上熊本と北熊本の間の全線で始発から運転を見合わせます。熊本電鉄によりますと、一部の線路が冠水していて点検が必要だということで運転再開の見通しはたっていないということです。

東海道・山陽新幹線は通常運転

JR西日本によりますと、山陽新幹線は、10日大雨のため広島駅と博多駅の間で運転を取りやめましたが、11日は始発から全線で通常どおり運転する予定です。

ただ、広島駅と博多駅の間では、大雨の影響に伴う設備点検などを行うため、遅れや運休が発生する可能性があるということです。

また、JR東海によりますと、東海道新幹線は始発から通常どおり運転を行う予定だということです。

《高速道路》

多数区間で高速道路通行止めも(午前5時)

西日本高速道路によりますと、雨の影響で
関門自動車道は
▽門司IC~下関IC

九州自動車道は
▽福岡IC~門司IC
▽菊水IC~人吉ICで
通行止めとなっています。

東九州自動車道は
▽北九州JCT~みやこ豊津IC

大分自動車道は
▽朝倉IC~湯布院IC

九州中央自動車道は
▽嘉島JCT~益城料金所 で通行止めとなっています。

あわせて読みたい

スペシャルコンテンツ