【甲子園】SNSで拡大した広陵の騒動に大会会長「スピード感に対応できる体制づくりを」/一問一答
野球部内の暴力事案をめぐって広陵(広島)が第107回全国高校野球選手権大会の出場を辞退したことについて、大会会長の角田克・朝日新聞社社長と、副会長の宝馨・日本高等学校野球連盟会長が10日、甲子園球場で会見を行った。一問一答は以下の通り。 【写真】広陵高校の出場辞退を受け会見を開く、大会副会長の宝馨・日本高野連会長 ◇ ◇ ◇ -今回批判が集まっている中には事案が基準に則り公表されていなかったことと、学校の調査の正当性が問われているのではないか。このへんのルールを今後見直していく考えは 宝氏 学生野球憲章に則ってやっている生徒なり、学生なり野球部に対する裁定ですから。学生野球協会とも相談しながら考えないといけないと思います。 角田氏 私の立場で申し上げると、6月にスポーツ基本法が改正されました。暴力はもちろん、暴言ハラスメント的なことに加え、SNSなどでの誹謗(ひぼう)中傷への対応策にも務めなければならないと思っています。今回初めて明確に法規定の中に入ってきましたので、私たちも高野連の皆さまと一緒になって、法律を受けてどういうことがさらにできるのか。今回の件も含めて、契機の1つとして共に歩んでまいりたいという風に考えております。 -SNSで情報が飛び交ったことも辞退に追い込まれた要因。SNS上での誤情報への懸念 角田氏 ファクトベースが何かっていうことを、かなりの覚悟で把握しないといけない。スピード感をもってSNSは進んでいくので、そのスピード感に対応できる体制づくりは真剣に考えなければいけない。 宝氏 誤った情報、フェイク的な情報も含まれている場合もあるとは思うが、情報が流通するってことは決して悪いことではありません。今まで握りつぶされていたようなことも明らかになって、従来であれば被害者が泣き寝入りすることが防げることもある。悪い面ばかりではないとは思う。誤情報、フェイク情報には気をつけないといけないと思います。我々も情報の洪水の中で迅速に対応していかないといけない。