宇都宮文星女子高校卓球部員 寮母との関係から自傷行為後転校

宇都宮市にある宇都宮文星女子高校の卓球部で、監督の妻で生徒が暮らす寮の寮母との関係に悩み、自傷行為をしたあとに転校した生徒がいたことが学校への取材でわかりました。
卓球部では過去にも監督などの不適切な言動で複数の生徒が退部していて、学校は「重大な事案として捉えている。生徒や保護者の信頼回復に努めたい」としています。

宇都宮文星女子高校によりますと、去年9月、宇都宮市内にある卓球部の生徒たちが暮らす寮で、夕食の弁当を選ぶのをためらっていた生徒に対し、「自分の意見はないのか」などと寮母が問い詰めたと言うことです。

寮母は、卓球部の監督の妻が務めていて、学校側は、以前から寮母との関係に悩んでいた生徒に対し、カウンセラーと面談させるなどの対応を取りましたが、去年10月中旬には、生徒が自傷行為をするに至ったということです。

ケガは軽かったものの、学校と生徒、それに保護者を交えた話し合いの結果、この生徒は県外に転校することになり、学校はこの事態を重く受け止めて寮母に対して厳重注意しました。

寮母は聞き取りに対し、事実関係をおおむね認めていて、学校はこの寮を廃止し、生徒たちには別の受け入れ先に移ってもらうことにしています。

学校は監督についても当面の間、指導から外す処分としましたが、監督はこれまでも、部員に対する暴言と言った不適切な言動から、少なくとも2回、学校から処分を受けていて、過去には複数の部員が退部する事態が起きているということです。

宇都宮文星女子高校は「重大な事案として捉えている。新たな環境を整えて、細心の注意を払って学校運営を行いながら、生徒や保護者の信頼回復に努めたい」と話しています。

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