俺の切り札は光らない   作:雨 唐衣

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冒頭シーン
10話 Cパート

11話 OP前~Aパート導入まで


十八話 規定枚数を満たしていないデッキは反則となる

 

 

 ふぅ。

 行ったか。

 

 なんか仮面の下からは見覚えのある美少女だったし、ユウキちゃんと敵陣でファイトしてたから敵同士だったと思ったけど違ったみたいでよかった。

 

「おい」

 

 さて。

 

「おい」

 

 ここからは。

 

「おい」

 

 

 

「聞こえている」

 

 

 

 話しかけてくる不審者包帯マンに向き直る。

 

 

「なんだよ、てめえは」

 

「侵入者だよ、不審者包帯マン」

 

「奴ラの助太刀か? チッ、ザルなセキュリティをしやがって」

 

 何だその格好、冷房利いてるけど暑くねえの?

 ん? 思ったよりも背が高くないな。

 

 しかし、それはそれとして感じるピリピリと肌が粟立つ感覚。

 これで遭遇二回――いや()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 こいつも闇のファイターってやつだ。

 リアルファイトで殴りつけてやろうと思ったが、俺も並外れて強いってわけじゃない。

 道場の師範には勝てないし、真っ当に生きてたもんだからまだ両手より少し多いぐらいかなといった人数ぐらいにしかガチ暴力はしていない。

 

 なにより。

 

「お前程度が時間を稼げると思ってるのか」

 

 今取り出したようなカードを出された場合、こうやって周囲一帯が封鎖される。

 

 取り出された真っ黒なカード、そこからドライアイスのように溢れ出てくる黒い煙が床を、周囲を墨汁のように染めていく。

 ファンタジーな光景だ。

 プロフェッサーが闇の領域だとかいってたやつが同じならあの子たちを逃がすことも出来ない。

 だから慌てて展開させたくなかった。

 

「そうだなぁ」

 

「あ゛?」

 

「お前がどれぐらい時間を稼げるか心配したほうがいいぞ。さっさと倒して、助太刀にいきたいからな」

 

 ガリっと音が聞こえそうな包帯マンの歯ぎしり。

 

 随分レスバに弱いな?

 

 ペラペラ口が回りそうなタイプには……まあ見えないが。

 

「さっさと殺すぞ……あ? なンだよ」

 

 ボードを構えると思ったが、虚空に向かって声を出す。

 いや、違う。

 

 ――感じる。

 

≪おやおやおや、面白い顔をみたな≫

 

 冷たい、真っ黒な風を撒き散らして、それは現れた。

 半透明の、金と黒の色を織り交ぜた鳥のような翼を生やした豊満な裸身の女。

 

 ――これを俺は知っている。

 

≪まさか、ここで出会うとは戯れにも思わなんだぞ。小僧≫

 

 

 ――それは。

 

 

「久しぶりだな、<夜侵の女王マグラ>」

 

 

 かつて、俺のデッキに宿っていた【精霊】だった。

 

 

 

 

 

 

 

 走る、走る。

 追ってくる無数の人影に、警備ロボットを振り切るために必死に私たちは逃げる。

 通路を駆け抜けて、エレベーターに走り込んだ。

 

「ボタンを!」

 

「はいっ!」

 

 サレンさんの言葉に急かされながら閉まるボタンを連打する。

 

 

「ま、まて!」

 

 

「待たない!」

 

 駆けつけてきた黒服の人たちの目の前で扉が閉まった。

 ガンガンと扉を叩く音がやがて静かになる。

 

「はぁ……」

 

「ふぅ、あとは上まで待つだけだ」

 

 一段落。

 私はエレベーターの床に座り込んで、サレンさんも疲れたように壁に背中を当てた。

 ゴゥンゴゥンと独特の音を響かせながら、エレベーターが上がっていく。

 疲れたぁ。

 でも、これからが本番だ。

 

 悪いことをしている社長? さんとかをなんとか止めないと……

 

「そういえば、彼は何者?」

 

「?」

 

「先程の黒服、顔見知りだったようだけど……」

 

 誰のことかと少し考えて、すぐに気がついた。

 

「店員さんのこと?」

 

「店員?」

 

「うん、MeeKingの店員さん。確かまだ高校生だって」

 

「MeeKing……」

 

「私の通ってるカードショップ、そこのバイトしてる店員さんだよ。なんでこんなところにいるのかわかんないけど」

 

 なんでこんなところにいたのか本当にわかんない。

 それもサングラスをつけて、黒いスーツを着て。

 えっと変装?

 

「……もしかして、セト店長を助けにきてたのかも」

 

「セト? もしかして、地棺セト?」

 

「え、知ってるの?! あ、さっきモニタに出てたもんね」

 

 なんで知っているのか、不思議だったけどすぐに解決する。

 けれど、サレンさんは首を横に振った。

 

 

「地棺セト……彼女は()十二聖座(ラスール)だ」

 

 

「らすーる?」

 

「Lifeのトッププロ。世界番付(ワールドランキング)における上位百人であるハンドレッド・スターズ(百命)。その最上層、たった12人までしか許されない選ばれしもの。それが十二聖座(ラスール)

 

 

国連管理機関(クーヴァディス)の要請を受けて、世界秩序の防人を務める表の世界の最強の十二人」

 

 

「ぷ、プロのトップ……?」

 

「そう、地棺セトは先代の12位。【蒼鎖の乙女】と呼ばれていたファイター」

 

「ふぇぇ……」

 

 せ、セト店長、そんなすごい人だったんだ!

 

「なんでそんなすごい人が、カードショップの店長に?」

 

「それはわからない。何年も前にプロから引退して、半ば失踪したっていう情報を見たことがあるわけ。髪の色も青から黒になっていてすぐにはわからなかった」

 

 サレンさんでも、詳しい事情はわからないらしい。

 でもそっか。

 店長、昔はすごい人だって行ってたけど、そんなにすごいなんて思わなかった。

 

「あれ? 元ってことは今は違うの?」

 

「あくまでも先代だよ。今の12番目は元13位……確か”ドミナント”使いの【死笑】と呼ばれてる奴だったはず?」

 

 こてんと首を傾げるサレンさん。

 私より年上のお姉さんなのに子供っぽい仕草してかわいい。

 

「でも店長さん、偉い人だったんだ……」

 

 あれ、でもそうなると。

 

「店員さんは何者なんだろう」

 

 それに戻ってきてしまう。

 MeeKingのバイトで、高校生で、ルールに詳しい人。

 だけどなんか変装して、ここにきていて、店長さんを助けに来ていて、あとなんかデュエルマッスルとかしてる人で。

 

 ????

 

「店員さんっていうけど、名前は?」

 

「名前? 店員さんは、えーと……」

 

 名前?

 なんだっけ、いつも店員さんって呼んでるからそれで完全に覚えちゃってる。

 

 いや待って確かセト店長が呼んでた名前が、えーと、えーと。

 

 

「モブ……さんだったはず?」

 

 

 たしか。

 うん、きっとそう。

 

「モブか、覚えやすい名前ね。ユニーク」

 

「そうかな? そうかも」

 

「彼だけど、おそらく……地棺セトの護衛だと思う」

 

「え、そ、そうなの?」

 

「そうでもなければこんな場所まで侵入するなんて考えられない。ここは大企業メガバベルの施設内、一般人が入ってこれるような場所じゃない」

 

 た、たしかに。

 私は捕まってここに連れてこられてしまったし、凄腕の傭兵なサレンさんは目的があって入ってきたんだよね。

 

「あ、店長を助けにここまで入ってきてたってこと!?」

 

「そうだと思う。私もモニタで調べた時は名前だけで状態までチェックしきれてなかったけど、救出に侵入してたんだとおもう」

 

「モブさん、そんなすごい人だったんだ」

 

「元十二聖座なら高収入だし、若いエージェントの一人や二人ぐらい専属で雇っていても全然おかしくない」

 

「なるほど……」

 

 そうかぁ。

 モブさん、実は秘密のエージェントだったんだ。

 

 だからあんなにリアルファイトが強くて、いつも店にいて、店長に頼られていて、あんまり目立たないけど。

 

 まるで……漫画みたい。

 

 そんなのもあるんだと驚く。

 ファイトを始めて、色々な知らないことばかりでびっくりすることだらけだけど、まだまだ知らない世界があるんだって実感する。

 

「だったら平気ですね!」

 

 あの場を任せてしまったけど、そんなすごいエージェントだったら安心だ。

 

「……そうね」

 

 私は安心しきっていて。

 その時、サレンさんがどんな顔をしているのか見ていなかった。

 

 

 ガタンッと、激しい音がしてエレベーターが止まってしまったから。

 

「え、エレベーターが!?」

 

「構えて」

 

 ガタンガタンと音を立てて、エレベーターの扉がきしみを上げる。

 

 メリメリとなにかが開こうとするのを見つめながら、私は慌てて立ち上がった。

 

 

『侵入者を発見。抵抗は無駄です。速やかに投降し、殲滅、殲滅、制圧のち殲滅します』

 

 

 無数のファイトロボが、ボードを展開して、待ち構えていた。

 

 

「バトルロイヤルモード、OM!! いくよ、ユウキ!」

 

「うん、サレンさん!」

 

 

 私たちは、立ち塞がる最後の障害を乗り越えるためにボードを構えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

≪まだおめおめと恥を晒して生きていると思わなかったぞ。それもこのような場所で出会うとはな≫

 

「まったくだ」

 

 まさかとは思った。

 身に覚えのある、忘れようにも忘れがたい不快感からもしやと思った。

 

 だからこうやって出てきたわけだが、まさかのビンゴってやつだ。

 

「おいおい。誰だよ、マグラ。この凡夫と知り合いなのか」

 

≪なに、かつて我が加護を賜ってやったものよ≫

 

 ニチャリと音を立てそうな笑みを浮かべて、造形だけは整っているマグラの金瞳がこちらを見る。

 

「加護とはよくいうぜ、呪いだろ」

 

 まだ何も嵌めていない右手を握りしめる。

 

 こいつにされたことを思い出す。

 こいつは――……

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 思い出す。

 こいつは、夜侵の女王マグラは、俺が転生で記憶を取り戻してから最初に手に入れた精霊のカードだ。

 記憶が戻る前から幾つかのパック、”植物戦鬼(ゴブリンプラント)”や、”妖精鏡(ミラーリングフェアリー)”とかのカードを手に入れて時に、パックから出てきた。

 最初に手に入れたホロレアだということで喜んだもんだ。

 専用テーマ……”夜侵猟団(ナイトレイダー)”のデッキを組めば強いカードだったからだ。

 それからとんとん拍子に夜侵猟団カードやシナジーのあるカードがパックから当たって、俺は”夜侵猟団”のデッキが組めるようになった。

 

 その頃には中学生になっていて、何度か、前世でも使っていたデッキの一つだったから色々回したり、テーブルぐらいでだったけど対戦にも使った。

 引きが良すぎて少し気持ち悪くて、使うのを控えめにしてぐらいだ。

 

 それまではよかった。

 それまでは何も気づかなかった。

 問題は、最悪だったのは――()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 寝て起きたら、組んで整えていたはずのゴブリンプラントのデッキが散らばっていた。

 夜侵猟団以外のデッキを使って対戦しようとしたら――まあ普通の引きだったので問題はなかったんだが。

 デッキを改造しようと、選んだカードを差し込むと選んだカードがデッキから吐き出されるように、滑り落ちる。

 スリーブの問題だと思って何度入れ替えても、滑って、バラける。

 強くしようと、思いついたギミックがあるからと、妖精鏡のカードと混ぜてデッキを組もうとしたら、風もないのに崩れる。

 

 そして、最後には――他の自作したデッキを、カードショップの大会で借りたレンタルのボードに差し込もうとしたら、デッキが入らなかった。

 機械のデッキ挿入口にいれられなくて、頑張って嵌め込んで。

 爆発するようにデッキが弾け飛んだ。

 

 大会に参加することが出来なかった。

 

 その時だ。

 その時からだ。

 せせら嘲笑うこいつの声が聞こえるようになったのは。

 夢のように、悪夢のように、自分を使うように、夜侵猟団のデッキを使うように囁いてくるようになったのは。

 

 そこからだ。

 

 共鳴率というやつを知ったのは。

 この世界には精霊というのがいることを知ったのは。

 

 

 ――我以外の力なんていらぬだろう?

 

 

 そんなふうに嘲笑う声と精霊に、俺は振り回されることになった。

 

 夜侵猟団デッキから抜いたり。

 ――しても勝手にデッキに入っている。

 

 盛り塩をしたり。

 ――特に効果はなかったり。

 

 デッキを弄る手が熱くなったり。

 ――どのカードを使えと、無理やり指示されているような、強制そのものだった。

 

 夜侵猟団のデッキからはマグラ以外にも何枚も同じような気配がして、俺が神社とか寺とかに奔走してるのにも笑われていた。

 捨てても、風に乗って窓から入ってきたり、逃げられなかった。

 売ったり寄贈することも考えたが、誰かが同じ目に遭うことが想像出来てしまって出来なかった。

 だから。

 だから……

 

「よくもまあおめおめと戻ってきやがったな」

 

 俺は、こいつを葬った。

 

 ――反省したならば、我に服従し、我のしもべとして振る舞えば、力を与えてやろう。

 

 なんて最後には言っていたから。

 

 

 ()()()()()()()()()

 

 

 

「穴を掘って、灯油と一緒に焼き尽くして、埋めてやったつうのに」

 

 

 寒い冬の雪の日だった。

 切り刻む事も考えたけど、出来なくて、俺は焼いた。

 たかがカードだが。

 たかがカードでも。

 

 これ以上は許せなかった。

 

 誰かの手に渡って不幸にすることを許せなかった。

 屈服なんてしたくなかった。

 だから焼いた。こいつを。

 だから埋めた。これ以外の不気味なカードたちを。

 

 それで終わりのつもりだったのに。

 

 

≪ああ、熱かったぞ、痛かったぞ? 我の依代の一枚としてはな≫

 

 

 また見ることになるなんて思わなかったぜ。

 

 

≪だが言ったはずだ。我以外に使えるカードなど未来永劫ないのだと≫

 

 

 クスクスと嘲笑う精霊、いや悪霊でいいわ、こんなやつ。

 

≪いや、こうして現れたのだ。自らの愚かさを詫び、赦しを乞うつもりになったか?≫

 

「ほざくんじゃねえよ。たまたま、お前が俺の前に通りかかっただけだ」

 

 まったく事故だ。

 邪悪な精霊だと思ってたが、闇のカードかよ。

 

 こんなのに憑かれていたとか、下手すると闇のファイターなんていうアレなやつにされかけてたのか?

 

 

「ふん……つまり、あれか? このデッキの力に恐れて逃げ出した腰抜けってことか」

 

 大人しく話を聞いていた包帯マンが要約してくれた。

 まあ大体あってる。

 

「今からでも遅くねえぞ。このデッキは、あーいや、デッキは悪くない。こいつは捨てとけ、普通のケバくないほうの旧版の奴使ったほうがいいんじゃないか?」

 

 だから礼代わりに忠告した。

 

「ハハハ! 自分が扱いきれなかったからっていいわけか? 関係ねエよ」

 

 外套を翻し、シルエットもよくわからん着ぶくれした包帯姿でボードを構える。

 

 

「オレは最強だ。お前のような凡夫とは才能が違うンだよ!!」

 

 

 クスクスと愉しげに嘲笑うマグラが、包帯マンの傍に寄り添い、その体に絡みつく。

 

≪ああ、そうだ。ディール、その力を見せてくれ。我を受け入れた器の力を引き出して、もっともっと、強くなっておくれ≫

 

「……俺は忠告したぞ」

 

 ボードを構える……前に手袋を取り出し、右手に嵌める。

 

 ジクジクと焦げた火傷の跡が、鈍い痛みを発している。

 

「あの世か、地獄か、魔界か知らねえが、二度と出てこれねえように叩き返してやる」

 

≪ふふふふふ、小僧! 精々抗え。ディール、我にお前の素晴らしいところをもっと見せつけておくれ≫

 

「ああ、存分に酔いしれなぁ!」

 

 展開していく。

 真っ黒なフレームに、金の刺繍が施されたゴージャスなボードに、包帯マンがデッキを差し込む。

 

 俺は、デッキホルダーからさっきサイドボードと中身を入れ替えたデッキを……いや、”ラビリンス”よりもあっちでいいか。”エニグマ”だと絶対勝てるし。

 

 ――使い慣れたデッキを取り出し、ボードにセットした。

 

「最後に忠告しておくぞ」

 

「ア゛?」

 

 

 

「そのデッキはやめとけ」

 

 

 

「斬新な命乞いだな、赦してくださいってかぁ」

 

≪地に這いつくばり、どのような泥をすすってきたのか見てやろうじゃないか≫

 

 嗤う包帯マン。

 嗤う悪霊。

 

「そうかよ」

 

 

 

 そのデッキ。

 

 ”夜侵猟団”は使っていて楽しいデッキだが。

 

 高速コンボがない。

 

 ワンキルギミックもない。

 

 ハードロックギミックもない。

 

 

 

 

 俺はそれを知っている。

 

 

 

 

 





 それは、屍を切り刻み、赦しを乞うのを笑いながら爪を突き立てたのだ


                         ――<銀窓の復讐姫>(再録版)
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