「高級外車に乗り込んで…」岐阜・池田温泉旅館から“夜逃げ”したオーナーが直撃取材に見せた「怒りの表情」 委託していた町の職員も「現在もまだ旅館に入れない」と嘆き
「池田温泉」総支配人が明かした現状
池田町が運営する「池田温泉」は、池田町の観光産業の中心となっている。ヌルヌルする泉質の天然温泉は評価が高く、「池田温泉 新館」の1階部分、「池田温泉 本館」にある日帰り温泉はこれまで通り営業している。 町の職員でもある「池田温泉」の総支配人は、「いまだにA氏からの連絡はありません」と肩を落とす。 「こういう形になってしまって残念です。現在もまだ、2、3階部分には入れません。町のものですが、中に入っている動産部分は弁護士らが専有管理しているということになっていますので……。 弁護士さんとは、返金や動産部分の返却を含む今後のことについて一度話しましたが、算段はまだ全然つきません」(「池田温泉」総支配人)
「株式会社 たち川」の事業停止を告知する張り紙に書かれていた弁護士事務所に、業者への未納金や食品偽装疑惑、そしてオーナー・A氏の今後についてたずねたが、期限までに回答がなかった。 「池田温泉」は、地元の人々からも観光客からも愛されてきた。近年は経営が苦しくなっているが、池田町の竹中誉町長も「『池田温泉は町民にとっての誇り。施設を存続し、利益を考えていきたい』と語るほど熱を入れていた」(東海地方のローカル局記者)という。 池田温泉の再建に向けて、A氏はどのようなアクションを見せるのだろうか。 (了。第1回から読む)
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