DeNA・林琢真、牧が故障で8試合連続の二塁で先発「本当に試行錯誤しながらプレーしている」
(セ・リーグ、DeNA-巨人、18回戦、9日、横浜)なりふり構わず、レギュラーをつかみ取る。夏場に入ってから先発出場の機会を増やしているDeNA・林琢真内野手(24)は「本当に試行錯誤しながらプレーしている」と必死だ。 下半身のコンディション不良から戦列復帰した7月は遊撃で起用され、牧が故障で戦線離脱した8月初めから8試合続けて二塁で先発。7番に入った前夜は低い弾道で右翼フェンスに直撃する当たりを含む2安打。好調の上位打線につなぐ意識で打席に立ち「『今の状況だったら、どういうバッティングをすればいいか』と考えている」と冷静に語る。 5月9日の広島戦(横浜)では、プロ初のサヨナラ打を放った。その一戦のヒーローインタビューでは「毎試合、命がけで根性を出してやる」と大観衆の前で誓った。進化の跡は体格に表れる。身長171センチと小柄ながら、体重は昨オフから10キロ増えて80キロ。一食の量を増やした成果で一回り大きくなり、スイングも力強くなった。 2023年に駒大からドラフト3位で入団。今年は結婚し、一層の覚悟を固めてシーズンを迎えた。二塁、遊撃、三塁を堅実に守り、機動力も兼ね備える。この日は四回に四球を選び、次打者の1球目にすかさず二盗を決めた。「自分のポジションを全うするだけ」。一度つかんだチャンスは手放さない。(鈴木智紘)