アニメ「ダンダダン」に関するYOSHIKIさんの発信が話題に。問われるオマージュとパクリの境界線 #エキスパートトピ
「X JAPAN」のYOSHIKIさんのXでの発信が話題となっています。テレビアニメ「ダンダダン」の劇中歌「Hunting Soul」をめぐり、8日に「何これ、XJAPANに聞こえない?」「この制作チーム、事前に一言ぐらい言ってくれれば良いのに..」などとポストし物々しい雰囲気が漂ってもいました。9日には「自分もアニメファンで、こういう作品は好きなので、前向きな方向に進むことを願っています」とポストしましたが、現在もあらゆる意見が飛び交っています。似て非なる“オマージュ”と“パクリ”の境界線とは。
ココがポイント
「今回の件、急に連絡が来て驚いて、つい呟いちゃいました。お騒がせしてすみません。ごめんなさい」と騒動になったことを謝罪
出典:日刊スポーツ 2025/8/9(土)
ネット上では《お金が欲しいのか》《凄い展開になって来た!!》など賛否両論の反応が寄せられている。
出典:SmartFLASH 2025/8/9(土)
Yoshiki(@YoshikiOfficial)
エキスパートの補足・見解
オマージュとパクリを分ける最大の要素は敬意です。
元ネタへの敬意をこめて発信するのがオマージュ。敬意ではなく自らのメリットのために元ネタを使うのがパクリ。ただ、敬意は可視化できない。ここが難しいところでもあります。
そして、オマージュはさりげなくやってこそ映える。経緯を詳らかにするほど敬意の味が抜けてしまう。それも真理です。
同曲は精鋭メンバーを集め、公式サイトでも「気合を入れて制作した楽曲」とする力作で、人気漫画の中で発信しているもの。どう見てもパクリの属性は見当たらない。
今のご時世、著名人のSNSは諸刃の剣です。どう膨らむか分かりません。YOSHIKIさんの影響力の大きさもあいまって、実像以上に騒ぎが大きくなった感は否めません。
ビートたけしさんへの溢れる愛をものまね芸として表現した若き日の松村邦洋さん。たけしさんが1994年にバイク事故を起こしますが、思案を尽くした結果、事故後の顔の強張りも含めものまねをしていました。そんな中、たけしさんからの呼び出し。怒られると覚悟をしたところで思わぬ一言をかけられます。
「松村、一つ言っていいか?右左逆だぞ」
オマージュの神髄がこのやりとりに込められていると考えます。