「参政党のモデルは共産党と公明党です」 元共産党員の創立メンバーが明かした組織体制・資金獲得の秘密とは
「私は女性天皇を容認すべきという立場ですが、参政党は『男系男子による皇統維持が大切』と言い出しました。その点で決定的に相いれない立場となった。とはいえ、党を作った身でもあるから、いろんな相談は応じています。だけど、党を積極的に支持したり、勧めたりするということはしません。そういう立場なんです。男系男子継承も党員たちが決めたことなんで、私があれこれ言うことじゃないです」 今回の参院選では大きく躍進した参政党。「日本人ファースト」の主張が「排外主義」と批判され、演説会場では「差別政党」とプラカードを掲げて抗議する人たちも現れた。実際、神谷代表も三重県での演説で、朝鮮人差別の言葉を口にした。「今のカット」などと撤回したが、党内にそうした発言を許容しやすい空気があることを感じさせる。 「党の中の不安定さを反映しているんだと思っています。確かに党の中には、排外主義的傾向を持っている人はいます。スピリチュアル系とか、偽科学系の人とかもいる。
初期には、反ワクチンの女性グループがいました。彼女たちは反ワクチンの主張が過激で、参政党もそれを取り込んだ。でも党が国会で活動するようになって、以前ほど過激な主張をしなくなると、この人たちは離れていったんですよね。 その時その時に政策として打ち出すものによって、共鳴するグループが入ってくるわけです。グループとして入るから、それが党の組織になっちゃう時もあります」 ▽参政党の今後 篠原氏は今後について「ぼろが出るのは間違いない」とも指摘する。想定されるのは、急成長に伴う人材不足だ。 「議員が増えて急に公設秘書を増やさなければならないけど、そう簡単に優秀な人材は見つからないでしょう。 それと神谷代表が『今は数を増やさなきゃ』と、他の党の人も引っ張ってきちゃったりする。日本維新の会出身の梅村みずほ氏も、国民民主党出身の鈴木敦氏もそう。参政党の生え抜き議員ではないことに、危うさを感じますね。