豊橋中央の応援でまさか…“超異例の助っ人”が出現「地方大会決勝で敗れた相手」を東邦がサポート「同じ愛知の仲間」「即答でOK」決定までのウラ側
東邦も大阪桐蔭に助けられた過去
東邦は、2019年のセンバツで、同校初の友情応援をお願いしたことがあった。マーチングバンド部の海外遠征が重なり、どうしてもスケジュールが調整できなかったのだ。依頼した相手は、大阪桐蔭吹奏楽部。日本トップクラスの吹奏楽部が、東邦の友情応援を快く引き受け、吹奏楽コンクール全国大会金賞の輝かしいサウンドで完全に再現。華やかで頼もしい応援が大きな力となり、東邦は見事優勝。第61回の平成最初のセンバツ以来、平成最後の大会で30年ぶりの優勝を果たしたのだ。準決勝から、帰国した東邦マーチングと大阪桐蔭による合同応援で、生徒たちにとっても貴重かつ素晴らしい思い出になった。当時のことを、白谷氏はこのように振り返る。 「6年前のあの経験で、友情応援に対する考え方がガラリと変わりました。それまでうちは、他校の応援をしたこともなければ、してもらったこともなかった。大阪桐蔭さんが一生懸命応援してくれて心底感激し、『うちも困っている学校があればぜひ力になりたい』と強く思ったんです」(白谷氏) この出来事を機に、東邦は同2019年夏の甲子園で、吹奏楽部のない誉(愛知)の応援に手を挙げた。2024年のセンバツでは、吹奏楽部の人数が少ない京都外大西の友情応援も引き受けている。
吹奏楽部部員の減少も深刻
野球部人口の減少がよくニュースに挙がるが、吹奏楽部も同様だ。少子化に加え、物価高で楽器の値段も急騰。吹奏楽部出身の筆者が高校生の頃と比べ、倍以上の値段になっている楽器も多く、トランペットもクラリネットも打楽器も、価格を見ると思わず「えっ!?」と声が出るほど高額で驚く。ただでさえ高価な楽器が、手が出ないほどさらに高くなり、個人での購入が厳しいのはもちろんのこと、部の備品楽器を揃えることもままならないという状況が、全国の吹奏楽部で起きている。 このような吹奏楽界の事情もあり、「困っている学校の力になりたい」「オール愛知で応援したい」と、東邦マーチングバンド部は喜んで応援を引き受けたのだ。
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