日本人客が急増するラオス児童買春の"絶望現場"に潜入! 斡旋ホテルの"隠し部屋"には9歳の少女も...
ラオス産業商業省の企業登録情報などの資料を調べてみると、ホテルXの経営者は、Pと名乗るラオス人の男性だ。ホテルXはほかにもグループホテルを運営しているが、すべてP氏により経営されている。 ちなみに、このグループのほかのホテルにも置き屋が併設されているという。フロントの受付は24時間対応。朝食サービスやランドリーサービスなどを提供し、館内にはレストランが併設されている。表向きは普通の三つ星ランクのホテルだ。 ホテルXに着くと、フロントにはラオス人の男性スタッフがひとり。このスタッフはタイ語と英語を操り、ちょうど電話で日本人ツアー客の手配をしていたとして、こう話した。 「うちでは、旅行者のビザの手配もやっている」 ホテル内はロビーも廊下も薄暗い。チェックインを済ませ4階の部屋に入ると、室内はかび臭く、テレビの画面には大きな手あか、かけ布団には赤黒いシミがこびりついている。おまけに部屋のカギまで壊れていた。 「女の子はどこですか?」 1階へ下りて、フロントの男性スタッフに声をかけると、不愛想に「裏に行け」と後方を指さした。目を向けると、色あせたTシャツを着た10代くらいの少年が、薄暗い廊下の突き当たりからこちらを見ている。目が合うと隠れるように暗闇に消えた。 「レディ?」 ホテルの裏手に回ると、小さな中庭があった。20代半ばくらいの青年が英語で「女か?」と話しかけてくる。その瞬間、7、8人の少年たちに囲まれていることに気づいた。少年らの中にはリーダー格と思われる30代くらいの青年が3人いた。 金色のネックレスをしたひとりの青年が、たばこをふかしながら、「こっちに来い」と先頭を歩く。筆者は両腕をふたりの少年につかまれながら、まるで連行されるかのように建物の中に吸い込まれた。 連れていかれたのはホテルの1階部分とつながる"隠し部屋"のような場所だ。真っ暗な廊下を挟んで右手に3部屋、左手に1部屋あった。左の部屋は、3部屋分の広さがあり、最初は、この最も大きな部屋に通された。