DeNA・橋本達弥、3年目で初の出場選手登録「やっとチャンスが来た」 7月下旬に支配下復帰の救援右腕
(セ・リーグ、DeNA-巨人、17回戦、巨人10勝5敗1分、8日、横浜)DeNAの新戦力が戦列に加わった。7月下旬に育成から支配下選手に復帰した救援右腕の橋本達弥投手(25)。3年目で初めて出場選手登録され「いろいろ乗り越えてきた。やっとチャンスが来た」と感慨を込めた。 力強い直球と落差あるフォークボールが武器で、奪三振能力の高さを持ち味とする。昨年は6月に右肩の手術を受け、シーズン終了後に育成契約を結んでいた。けがから復帰した今季はイースタン・リーグで26試合に登板し、0勝2敗、防御率5.11。中継ぎ陣強化の期待を背負い、9連戦の4戦目に1軍に昇格した。 兵庫県随一の進学校として知られる長田高出身の初のプロ野球選手。慶大を経て2023年にドラフト5位で入団した。高校時代の親友は現役で神戸大の医学部に進学し、医者として働いているという。広告代理店大手の電通に勤める友人もおり、それぞれの分野で研鑽(けんさん)を重ねている。「その中でこういう世界で戦えて幸せ」と実感を込めた。 支配下復帰に際し、高校の野球部で師事した監督や部長から祝福の連絡を受けた。友人や恩師は1軍での活躍を心待ちにしているはずだ。「たくさんの方に支えてもらった。頑張ってきてよかった。(チームの)反撃のきっかけになるような投球ができたら」。柔和な表情とは裏腹に強い覚悟をのぞかせた。(鈴木智紘)