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Conversation

我々はなぜ負けたのか(参院選全体総括 長文です) 先般の参議院選挙で与党は大敗しました。 我々はなせ負けたのか 主な敗因は以下の3点だと思います、 1) 物価高に有効な対策を示せなかった 「手取りが増えない中で物価が上がり 生活が苦しくなっている これをなんとかしてほしい」これが有権者の皆さんの第一の関心事項だったと思います、 しかしながら、野党が減税を主張する中で、与党は有効な対応策を打ち出せませんでした。 安易な現税は将来の社会保障財源の確保に支障が生じ、また需要を刺激してさらなる物価高騰を招く可能性が高く、個人的には反対です。現在の物価高は、円安による輸入インフレの色彩が濃いことから、金利引き上げによる円高誘導など「物価の番人」である日本銀行の機動的な政策対応を促すことが望ましいと思っています。 確かに困難な状況だったとは思いますが、広報を含めて与党の対応が後手後手に回ってしまった(印象が大きかった)ことが起きな影響を与えたと思います。 2) 党の立ち位置に疑念が生じた 立党以来初めて、我が党は「我々は自民党より右であり、自民党は我々より左に寄っている」と主張する政党から挑戦を受けることになりました。この挑戦に対して党の立ち位置を明確にできなかったことも大きかったと思います。 自民党は保守を基盤とする国民政党です、ただし、狭量にならず幅広く国民の皆さんの意見を取り入れる柔軟性を持っています。繰り返しますがあくまでも基盤は保守であるということを忘れてはならないと思います。この自民党の特長を明確に伝えることができなかったのも悔やまれます。 3) 選挙戦を通じて、常に受身だった 1と2に重なりますが、私の印象では、選挙戦を通じて常に野党の仕掛けた論点で受け身の対応を迫られ、「自民党は何をしたいのか」「自民党は今後の日本をどうリードするのか」を明快に有権者の皆さんに説明できなかったことも敗因であったと思います。 「社会保障財源を守るために、安易な減税は行わない」だけでなく、何かさらなる目玉政策を打ち出すべきでした。 先週、橋本岳先生の呼びかけにより木原選対委員長に来ていただいて落選者が意見を申し上げる機会がありました。私は発言しませんでしたが、主な敗因については上記が共通認識だったと思います。さらに、若手を中心に 4)SNSの活用(特にショート動画アプリ)が我が党は決定的に遅れており、根拠のない一方的な批判に有効に打ち返せていない、この点については早急に体制整備を行う必要がある という意見が多く出されていました。 これらについては、当然誰か一人に責任があるということではないと思います。 来るべき総裁選挙において、今回の敗因についても取り上げられ、上記についてどのように党を立て直していくのかについて活発な議論が行われることを大いに期待しています。