阿波市で飲酒ひき逃げで男性死亡した事件 被告に懲役5年求刑

去年7月、阿波市の県道で、酒を飲んで車を運転して原付きバイクの新聞配達員の男性をはねて死亡させ、飲酒運転の発覚を免れる目的で逃走した罪に問われている被告の裁判で、検察は懲役5年を求刑しました。

阿波市のマージャン店経営、内藤将央被告(42)は、去年7月、阿波市の県道で、酒を飲んで車を運転して原付きバイクに追突し、市内の新聞配達員、※タカ曽根壽雄さん(75)を死亡させたうえ、飲酒運転の発覚を免れる目的でその場から逃げた罪に問われています。

これまでの裁判で、内藤被告は起訴された内容を一部否認しています。

8日、徳島地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「被告は日常的に飲酒運転をしていたほか、速度超過をした状態で前方の注意義務を怠り、突如命を奪い、走り去ったことは強い非難に値する」などとして懲役5年を求刑しました。

これに対し、弁護側は「被告は人と衝突した認識がなく、前方不注意や飲酒運転の過失と事故との因果関係は、証拠のみでは判断できない」と主張し、執行猶予のついた判決を求めました。

最後に、被告は「遺族のみなさんには本当に申し訳ございませんでした」と述べました。

判決は来月17日に言い渡されます。

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