みなとみらい花火大会火災を受け花火打ち上げ業者がコメントを発表「花火が適正な高度に達せず開花した」…システム不具合などは否定
4日夜、横浜・みなとみらいの花火大会で台船2隻が燃えた火災を受け、花火の打ち上げを担当していた煙火業者「日本橋丸玉屋」が9日午後、コメントを発表しました。 「多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した上で、火災の原因について「一部の花火が適正な高度に達せず開花したことが推定原因であると捉えております。この火が台船上の資機材や他の花火に引火し、火災を引き起こす事態に至ったと考えております」などと見解を示しました。 一方、横浜市や実行委員会などは、これまでの取材に火災直後、花火の発射台の制御システムで中止する操作がされたにもかかわらず、花火が打ち上がり続け、制御できない状態となったという見解を示していますが、日本橋丸玉屋は「コンピュータシステムの不具合や操作ミスなどの情報が伝えられていますが、そのような事態には至っておりません」などと主張しています。 大会の実行委員会は「日本橋丸玉屋」のコメントを受け、発射台の制御システムをめぐって、大会当日に、どのように情報共有されていたか、第三者委員会で検証する方針だということです。 煙火業者「日本橋丸玉屋」のコメント全文は以下の通りです。 =============== 8月4日に開催した「みなとみらいスマートフェスティバル2025」の花火演出中に発生した火災について、あらためて、観客の皆様、地域住民の皆様、関係者の皆様、主催者様、スポンサー様、そして弊社のお客様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。 現在、関係官庁と連携し調査を進めております。現時点での弊社の見解としては、一部の花火が適正な高度に達せず開花したことが推定原因であると捉えております。この火が台船上の資機材や他の花火に引火し、火災を引き起こす事態に至ったと考えております。 また、当該台船で従事していた5人のうち1人は病院に搬送され、熱中症と診断されましたが、9日現在は回復しており、全員の無事が確認できております。あらためて、迅速かつ的確に対応いただいた消防・警察・海上保安庁をはじめとする関係機関のご支援に、心より感謝申し上げます。 一部の報道において、コンピュータシステムの不具合や操作ミスなどの情報が伝えられていますが、そのような事態には至っておりません。システムおよび操作に問題はありませんでしたが、火災による炎が花火に繰り返し引火し、花火の打ち揚げが断続的に続く結果となりました。 なお、今後明らかになる関係官庁等の調査結果を勘案して原因が特定されることになると思料しております。 今後、弊社としては原因の究明をさらに進め、再発防止のための改善策を講じるとともに、より安全で皆様に喜んでいただける花火を実施するため、全社を挙げて取り組んでまいります。 この度の事故により、観客の皆様、地域住民の皆様、関係者の皆様、主催者様、スポンサー様、そして弊社のお客様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。 株式会社日本橋丸玉屋