女子高校生に“わいせつ”の罪に問われた警察官と元住職が「同意あった」と無罪を主張 一方で「なし崩し的にやる」とやりとりし現金3万円を渡したことも明らかに 青森県
当時高校生だった女性にわいせつな行為をした罪に問われている警察官と元住職の男の初公判で、2人は同意はあったとして無罪を主張しました。
県警機動隊の警部補で青森市浜田の佐々木淳被告と、むつ市美里町の元住職 水野良章被告は、共謀のうえ去年11月20日県内のレンタルルームで、当時高校生だった女性に水野被告と女性が2人でいたところ、あとから突然佐々木被告が合流し、恐怖などで拒否する事を困難な状態にしわいせつな行為をした罪に問われています。
きょうの初公判で水野被告は「拒否ができない状態だとは思わなかった」、佐々木被告は「同意があったと思っていました」として、行為自体は認めましたが、同意はあったとして起訴内容を否認しました。
続く冒頭陳述で検察官は、被告人2人が女性に対して複数人でいることを隠していて「なし崩し的にやる」などとメッセージでやりとりしていたことや、水野被告がその後、現金3万円を渡していたことを明らかにしました。
弁護側はいずれも同意はあったなどとして無罪を主張しました。
次の裁判は来月3日に開かれます。