goo blog サービス終了のお知らせ 

渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

「走り込み」と「乗り込み」

2025年08月09日 | open
 








モーターサイクルに接す
る時、
二輪に関与する人
の総合力の進展、とりわ
け運転技量向上について
は、
絶対に「走り込み」
「乗り込み」という
のが
必要不可欠だと思います
よ。

それはパイロットの飛行
時間というものに似て。

ただ、元ヤマハワークス
ライダーでGPマシン開発
も務めた本間利彦
氏がよ
く言うように「下
手固め」
になってはダメ
だろう。
下手固めとは、間違った
事を繰り返して反復練習
してしまい、誤進路のま
ま自分の技法が固定化し
てしまう事を指す。よく
武術の世界でも云われて
いるのが下手固めだ。
剣術の世界では「駄目な
素振りを百回やるよりも、
正しい素振りを一回
やる
ほうがよろしい」と
まで
云われている。


それでも、二輪について
走行という面から接触す
る場合には、走行距離の
絶対量というのはどうし
ても技量と判断力と経験
値の蓄積の上からも必要
になってくるという事実
が存在する。
下手固めは✕だが、正し
く乗る、正確で的確な操
作と操縦を長年継続でき
る、
という事はスキルア
ップ
だけでなく、総合力
の向
上のためには絶対に
二輪乗り人には必
要だ。
ビリヤードでいうところ

の「撞き込み」という感
じのものが二輪走行にも
ある。
だが、それは上手くなり
たい、もっと安全に走り
たい、ずっと
長い年月を
不具合無く走っていたい、

という向上心のある人に
とっては。
今が良ければあとはどう
でもいい、という向きに
は関係のないオハナシ。

適正適切な二輪の乗り方
をしていると、かなりの
ハイペースで長年走り続
けて
いても、「40年間公道
では
無事故無転倒」とい
う実
績が生まれますよ。
いや、これ本当に。
私が「立ちゴケ」なるもの

を小型車から大型車まで
一度もやった事がない、と
いうのはたまたまだろうが、
そのたまたまは目的意識的
に行動を取る事で偶然が
必然に限りなく近づく。
そうした事実は存在する。
転倒については、1982年
から1985年にかけては、
私はバカか?という程に
よく転んだし事故も起こ
した。
ただし、1985年秋以降は
一切公道での転倒と事故
は無い。
それのカラクリは解って
いる。
ある事に気づいたからだ。
そしてそれを多角的に分
析して、自分で体現する
ような走りにシフトした
から現在までも公道の二
輪走行では無事故無転倒
がどうにか継続している
のだろう。
(敷地内での原付ミニバイ

クやオフ車の練習訓練で
は車体を倒したり転倒?
もあるが、公道の実走行
では原付も自動二輪も無
事故無転倒)

どうか皆様も安全運転で。
走り込み、乗り込み大切。
下手固めではない乗り方
で。
 
 

この記事についてブログを書く
« 季節によるオートバイ走行の... | トップ | 映画『キャッチ・ミー・イフ... »