休日の日中に、暑過ぎて何も出来ずにネットニュースをみていると面白いニュースを見つけました。
「真面目」「誠実」な女性と結婚したけど、その結婚生活は長続きしない。
というものでした。
結局のところ、人はほとんどの人が穢れが一点も無い人ではないからです。
つまり、「真面目」「誠実」でない人にとって、そういう男性(女性)と結婚生活を続けるのは苦痛になっていくからなのだそうです。
新婚当初は相手に合わせようと思い、努力もしようと思います。ですが、人の性質はそうそう変わらないものです。
自分に無いものを求められ、自分にとってそう重要ではないことをこと細やかに責められる生活が心地良いわけはありません。
「真面目」で「誠実」、それはとても良い性質をお持ちなのだと思いますが、それだけが良い性質だと思い込み配偶者に求めるのは、やはり結婚生活は長く続かない理由になると思います。
「真面目」で「誠実」といえば聞こえはいいけど、「寛容さに欠け」て「冒険心が少ない」という特徴にもなります。
夫婦は同じ価値観の人とともにいたいと思うものです。
「真面目」で「誠実」も大事かもしれませんが、それは自分の性質として大事にし、結婚相手の持っている性質も尊重しなければ、相手には窮屈で楽しい生活にはなりません。
会議でも思うんです。
誰かの意見の反対ばかりして、言っていることは正論なんだけど、やってみようと思う意欲や新しいことに挑戦しようと思う気持ちが感じられない人。
また、感情で相手が嫌いという理由から譲ることがない人がいますよね。
「真面目」で「誠実」な人は、その性質を押し付けてるよりは、自分の気持ちを分かってもらいたいならなおさら、「真面目ではない」「誠実ではない」その人の優れた部分を理解しないと、結婚生活は続かないのではないですかね。
そういえば、夜のテレビのニュース番組でRADWINPSの野田さんが、最近はSNSなどで正義だと信じて人ばかりを批判する世の中に優しさがないということを言っていらっしゃいましたね。
「真面目」「誠実」も過ぎて暴走してしまうと、自分の正義ばかりが大事で、相手への優しさを忘れてしまうんでしょうね。
でも、今の世の中、そもそも長続きさせるだけの結婚生活なんて意味がないんじゃないかと思いますけどね。
「真面目ではない」「誠実ではない」そんな自分を改めろという配偶者なら、丸ごとそのあなたでいいよと言ってくれる相手との生活のほうが幸せじゃないですかね
長い人生、結婚生活だけが人生の全てじゃない