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ペプチドリーム元COO、試薬5400万円分持ち出しか 調査報告書

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ペプチドリームは6日、同社の元取締役副社長最高執行責任者(COO)が2017年から25年にかけて、約5400万円相当の試薬類を社外に無断で持ち出したとみられるとする調査報告書を公表した。事実究明と損害回復に向け、元COOへの法的措置を検討する。

同社では舛屋圭一氏が3月までCOOを務めた。舛屋氏は3月に退任し、現在は創薬スタートアップのジェイファーマ(東京・港)の代表取締役を務める。ペプチドリームは「今回の件が原因で退任したわけではない」としている。

報告書は元COOがペプチドリームに納品された最大752個の試薬類を無断で持ち出したとみられると指摘した。いずれも市場で流通する一般的な試薬で、元COOは調査に対し、大学などの研究者に無償で供与したと説明したという。

別途、元COOはペプチドリームの取締役会の承認を経ずに、同社の取引先などから業務委託契約を受け、対価として計5900万円を得ていたことも分かったとした。この件がペプチドリームに損害を与えたかは現時点で検証できていないとした。

ペプチドリームは5月、社内関係者による試薬の不適切な持ち出しがあった可能性があるとして特別調査委員会を設置していた。

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