国立病院機構沼田病院「継承も含め協議」 赤字続き、機能維持難しく
星井麻紀
群馬県は7日、利根沼田地域の保健医療体制などを協議する会議を開き、国立病院機構沼田病院(沼田市、110床)の今後のあり方について協議を始めた。同病院は患者数の減少などから赤字が続いており、機構は将来にわたって医療機能を維持することは難しいとしている。
全国に140の病院を持つ同機構で、病院の経営や機能の今後について地域と検討に入るのは初めて。
沼田病院は地域の中核的な存在で災害拠点病院、へき地医療拠点病院、県がん診療連携推進病院などに指定され、感染症病床が4床ある。
しかし、同機構によると、病…