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年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

『消失ハルヒ』の介入…Newtype3月号で新作アニメの情報が出るそうなので

2009-01-31 21:30:03 | 涼宮ハルヒ
市内探索の時の発言を見る限り自分から動くのがハルヒ流だと思いますので。『消失ハルヒ』の『ジョンのSOS団』への介入ネタ。
小説版が2003年からだったと思いますが、小泉政権時代の「自己責任」の時代精神に合ってたと思いますね。
『分裂』で、佐々木団登場前後のゴタゴタについて「涼宮ハルヒが、それをしたんだ」とキョンが語ってますが、
この「ハルヒ」が「キョンと同じ世界のハルヒ」であるとは何処にも限定されてないので、
まあ、一番存在感のある介入してきそうな「もう一人のハルヒ」ということで『消失ハルヒ』を介入させてみました。
佐々木さんに「恋愛感情は精神病の一種」と語った人物も『介入してきた消失ハルヒ』だとコジツケれば、謎が一つ減りますし。
『タイムマシン』の原理を発明できるなら、『時空移動マシン』くらい発明できるのではないかと。
消失ハルヒに思考実験として再登場の機会を与えた同人にskirthikeさんの一連の作品があります。
skirthikeさんの消失ハルヒ介入は、長門の時空改変の修復完了までの間の束の間の奇跡、という設定で、ハルヒの乙女心を察すると読んでいて切なさで大変なことになる上手い設定作りだと思います。
こういう作品を読むと『消失ハルヒ』について私も作品を作ろうという気分になっておりましたので、今回、Newtype3月号で新作アニメの情報が出るという話ですから、ここで描いておこうと。
上述の通り、シンプルに『憤慨』での『タイムマシンの原理』云々と『分裂』のキョン「ハルヒが、それをしたんだ」、佐々木「そう言っていた人がいた」をコジツケてネタ出し。
聖地巡礼、今年は初詣とComicTreasureで2回行って来ました。門戸厄神→鶴屋山のモデル(?)の甲山の神呪寺が徳川綱吉の母によって再建された場所だという説のある甲東園の厳島神社へ。甲東園駅近所の「貝の介」は小字なのでよくわかりませんが…
冬コミの差し入れで、兵庫県芦屋市のアンリ・シャルパンティエという菓子屋のプティ・ガトー・アソルティという菓子が有りまして、
兵庫県繋がり(芦屋は阪中の家の所在地と推定されている土地。『ワンダリングシャドウ』の舞台?)、
しかもガトー繋がり(アニメ版『射手座の日』脚本が賀東招二)、というだけでもコジツケ連鎖開始であるところ、その中に「マドレーヌ」が。
広辞苑によると「貝殻型などの型に入れ」とあるので「貝」繋がりで面白いと思ったので、新年早々、聖地巡礼の機会に歩いてみました。
「volunteers」の名前の元になった曲を作った「Jeffersonairplane」というバンドの曲に「マドレーヌ・ストリート」という曲があるのも連鎖して面白い。
マドレーヌが「ショコラ」(『陰謀』繋がり)、「テ」(「茶」といえば朝比奈さん)だったのも愉快です。
厳島神社→上甲東園→上ヶ原一番町→三番町→八番町→高座町(若宮神社)→広田町→大社町(広田神社)→六軒町(風の社)→一ヶ谷町→上ヶ原十番町→五月ヶ丘→新甲陽町→甲陽園東山町→甲山町(神呪寺)
『鶴屋邸』のモデルとも言われた『はり半』は壊されてました。
そういえば、「フィナンシェ」は「金塊」がモデルだそうで、「宝探し」(『陰謀』の『鶴屋山』)繋がり。
神呪寺→目神山町→西山町→甑岩町(銀水橋)→角石町→苦楽園二番町(北高)→角石町→毘沙門町→甑岩町(越木岩神社)→西平町→豊楽町→松風町→石刎町→北名次町→名次町(名次神社)→奥畑(震災記念碑公園)→苦楽園口駅→夙川駅→相生町→大井手町→若松町→寿町→千歳町→安井町→産所町→社家町(西宮戎)
ここで日が暮れたので、芦屋を歩くのは翌日に持ち越しました。不況のせいか、夜店の売り上げも悪そうでした。
超古代文明のピラミッドと言われる『雷岳』や『八咫之鏡岩』が北高の裏山~芦屋の山中にはあるので一度は歩いてみたい場所ではありましが、今回の差し入れの中に「ピラミッド」という菓子が有ったのでコジツケ連鎖でも妙に繋がりました。
面白いハルヒ同人紹介
抹茶連隊『dreamdream』:抹茶屋まゆさんはデジタル化しておられたのが久々にアナログ作業で苦労なさったとコメントにありますが、こういう線はカッコいいですね。
女性の方が関節が柔らかいので味のあるペン入れが上手だと言う記事を読んだことがありますが、ペン入れは失敗が怖いので、上手い人が羨ましいですね。
キョン×ハルヒファンブックという名に違わず、「二人の世界」。どうしてこういう恥ずかしい関係を考えつけるのでしょうか。
「夢の中」だからこそちょっと冒険できると言う設定は、ハルヒとキョンがかなり際どい欲望の吐露ができる状況だということで、実際、かなり凄い会話になっているので、ドキドキです。
「夢オチはダメだ」と言う死に行く年寄りの信じていた宗教を狂信せずに、物語展開の技法として技術的に上手く使いこなせば、面白く出来る、という実証かと。
エロにまで行かない寸止めの匙加減が尚良いですね。
オリジナルの活動もなさっているそうで、表情の変化等でサイレントで心理描写を組み上げるところなど、パロの枠を超えた技があって、オリジナルもやれるだろうなと思わせますね。
ざんぱち『性転換じゃないから恥ずかしくないもん!!』:人を食ったタイトルの長門とキョン子中心の合同誌。しぶもちさんの水彩調の表紙が綺麗です。
UMAさんのCHANGEシリーズ、女の子は可愛らしく、美男子も描ける力で敢えて蛙着ぐるみの皺に力を込めるつくり込みが漢ですね。
キョンの他愛の無い悪戯への長門の精神攻撃での制裁がきつい。古泉がお約束で楽しそうなのが良いですね。定石を踏まえるのも芸。
しぶもちさんのキョンコネタ、キョンとキョンコが同時存在、という設定は珍しい。キョンが自分の着替えに驚かないという展開は面白いと思います。キョンとキョンコのズレでもっと引っ張っても良かったと思います。オチが驚愕。
笑顔とちょっと力の抜けた表情が可愛らしいですね。
はなむけさんのキョンコネタ、「剣の上手いポニテキャラが学園モノのお約束」は勉強になります。読者放置オチをさらりとやれるところが若さが羨ましいところですね。
朝倉の変わり果てた姿が笑えます。あっさり熊に負けた朝倉の言い分が聞きたいところ。
アクションシーンで苦労なさっていますが、効果やパースとか「動き」の表現て難しいですよね。私も苦労しております。
デジタル作業は素材の加工や組み合わせに強いそうですから、線画の作画でアクションを表現するのが困難な場合、作画の次に「作画した素材の編集」という作業段階を作って、背景の効果やキャラのアップ・ロング等で特撮の合成のようにアクションシーンを作ってみるのも手かと思います。自分でもやろうと思ってます。
月さんは長門の一日を追う連作4コマ。可愛らしいキャラで酷いネタ、というのは好みの芸風です。思いついたネタの表現に合ってると思います。画面内へのキャラの収め方が工夫されてるのも良いですね。これからももっと色々遊んで下さい。
新しいネタは良いとして、古いものまでネタが入ってるのが何とも。コンビニ売りの復刻版とかの功績でしょうか?
長門の起床の仕方が非人間的で良かったです。朝倉さんの運命が過酷なのが、不謹慎ながら笑ってしまいました。
この本に描いておられる方々はキャラが可愛らしい方ばかりですが、壱さんも可愛らしいキャラでお約束のサービスを押さえてくれてるのが嬉しいですね。
連作4コマですが、折角のサービスですから「変則4コマ」にまで踏み込んでサービスシーンを大コマでやって下さると有り難いです。オヤジ趣味ですが。
キョンへの長門のフォローがフォローになってないのが笑いました。サービスとは別にハルヒや団員達の会話が噛み合わないというネタをもっと掘り下げても面白いかと思います。
古泉のブルマへの拘りが笑えます。古泉の病気でもっと引っ張るのもアリかも。
後書の「すいませんパンツです」が爆笑。
NATSさん、中々刺激的な1頁漫画。どきりとしました。難しいアングルをきちんと描いているのも凄いですね。
時間が無かったのが残念。こういうのをもっと描いて下さい。
後書1の妄想爆発も良いですね。この調子でまた本を出していただければ有り難いですね。
HAMCO『鶴屋さん4コマ帝国』:鶴屋さん中心ですが、はむさんが佐々木団から阪中、ENOZまで丁寧にネタ出しをなさっているのでオールキャラギャグです。愛があります。
はむさんは1頁2本の定型を基本にしながら、単体の小ネタ・連作と自由に4コマを駆使しておられます。丁寧に作画なさっておられますし、ネタも粒揃いで高品質です。個人的には二ヤールサガとロードオブザリングをもじったようなニヤリングサガというタイトルの付け方が好きですね。
こんな可愛らしい頭身のキャラなのに長門、朝比奈さん、ハルヒ(朝倉や喜緑さんも)で凹凸を描き分けてるのが凄いです。
コンピ研も谷口も朝倉も、単なるやられキャラでない役割で登場させてるのが稀有ですね。無表情キャラに表情を付けてあげようという理想主義が作品を底上げしています。単なるギャグで終わっていない理由だと思います。
定石も大事ですが、こういう同人ならではの理想郷を建設する作家さんがいることでジャンルは長生きするのだと思います。
男性陣がオクテなのがかわいらしいですね。
この本は主宰もゲストもデザインが上手いですね。ゲストのまごうえさんも、描き文字、フキダシまでデザインされています。
ネタも良いリズムですから、保守的4コマ連打を超えて「変則4コマ」の大コマで画力を発揮しても良い芸風だと思います。
ゲストのやまざきさんも良い感じのキャラ造形。いかにも鶴屋さんらしいエピソードを振れているので、今回は1本だけの参加ですが、もっと描いていただきたいですね。
まだまだ紹介は続きます。

今日はクリスマスイヴですね…旧暦で12月24日です。

2009-01-19 17:40:26 | 涼宮ハルヒ
2008年に青木さんから歴史読本の『日本の暦特集・旧暦の見方楽しみ方』を頂いたので早速2009年1月からこういう太陽暦とのギャップを使った遊びをしてみました。
12月24日は『涼宮ハルヒの消失』のエピローグに当たります。というわけで京都アニメーションの新作アニメ版ハルヒに登場するらしい、『消失ハルヒ』登場。『消失古泉』も。
一足先に映像化したのがAVというのが凄いですね。
原作小説の『消失』のハルヒや『分裂』の九曜さんの場合はブレザーの上着の合わせでしたが、Newtypeの『消失ハルヒ』はワイシャツのボタンが『男前』『男合わせ』。
美内すずえさんやみつみ美里さんですら手が左右逆の人物を描いてしまうことが有るのですから、まあ左右反転はオタク業界では別に問題ではないですが、
『消失』初版が2004年、『分裂』が2007年、Newtype2008年7月号、と6年越しにスルーされ、
ザ・スニーカー編集部にニュータイプ編集部、京都アニメーションと多人数が関わった上に、
いとうのいぢさんに池田晶子さんという人材が生み出してきていることを考えると、こういう服のデザインなのだと考えた方が良いと思います。
やはり『鏡像関係』が暗示されてるということですね。
この間に冬コミ、ガタケット、ComicTreasureに参加しました。スペースまで来て下さった方々、有難うございます。
いろいろな詳細はまた今度の更新で。面白いハルヒ同人紹介も再開。

あと10日で来年…冬コミ新刊表紙

2008-12-20 13:07:54 | 涼宮ハルヒ
『ダヴィンチコード』は角川が和訳版を出していたので、映画もプッシュしていたそうで。冬新刊は、前に更新していた『元素周期表』とハルヒを強引にコジツケるというネタですので解読繋がりで。縞とバーコード繋がりで。
絵に関しては考えなければならないことが多く、とにかく研究研究ですね。
面白いハルヒ同人紹介
アナログ『憂鬱るんです』:馬場さんがコレは面白いと推薦する一冊。吉田戦車ネタ。改めて、吉田戦車が凄いネタ出ししてたと判ります。「大森電気店地下室の鉄仮面」とか唐突に異常な事態を発生させるというネタ振りがハルヒ世界の雰囲気に妙に合いますね。
くま長門ネタ、キョン妹ネタ、古泉ヤクザネタが良いですね。
全キャラ登場のために44枚描き足しという根性がこの読み応えに結実。裏表紙漫画のらきすたの白石みのる実写部分批判漫画、同感です。角川がこれを選ぶくらい山寛さんがその域に達していないということなのですか。大変ですね。
天のアルバム『長門といっしょ』:馬場さんの推薦する面白い一冊、その2。opマンガの朝倉さんが可愛らしいです。造形も間抜けなところも。
基本は長門が我を通すことで古泉が大変なことに、という構造。確かに、それが「憂鬱」の構造ですが、あまりにキョンと長門の身勝手な振る舞いが凄すぎる。それが面白い。「僕もその意見に全面的に同意します!」が必死で笑えます。
ハルヒが可愛そうな位スルーされるのも笑えます。「うわ、他人事のように!」
長門ファンのときしろさんですので、長門とキョンのしっとりしたところもきちんと押さえておられます。初デートと聞いて行き先変更を要望する長門の動揺とか、上手いですね。
天のアルバム『SVT涼宮ハルヒvs透明人間』:馬場さんの推薦する作品、その3。op漫画、散々語った上での「全部ウソよ!」という朝倉さんが可愛らしいですね。前回以上に、ハイテンションのハルヒの独りヒートアップが笑えます。基本構造はキョンと長門が我を通してハルヒが怒って皺寄せが古泉に、というパターン。
キョンの中に「バルバロッサバルサミコス」がいるという展開が凄すぎます。いきなりダイの冒険のキャラが登場する展開も凄いですが。
セリフが上手いですね。「フナムシぃ」とか「未だ見ぬ透明人間とはいかなることか!」とか。柔軟な言語感覚。
1p穴埋めの水着長門が白水着なのがポイント高。安定した面白さなので次回作も楽しみですね。
狗古堂『FOOLEDITION3orz』:ここのカラーイラストは綺麗な彩色で、色塗りするならこんな色塗りがしたいと思います。
可愛らしい朝倉さんと、良い性格の喜緑さんの犬居さんの個人誌。面白い本をコンスタントに出せる生産力が凄い。今回は「喜緑さんの盗撮と戦う朝倉」で一冊。
気付かぬうちにクラスで浮いている朝倉さんが笑えます。過保護パパの統合思念体が微笑ましい。
終り良ければ全てよし、で「いい人」っぽくなってますが、喜緑さんが問題が有る性格なのは変わらないと思われます。波乱が起こるキャラ設定が大事だというお手本。油断のならないネタ振りをみせられて驚くことになります。
TFEI三人娘の中で、朝倉さんが一番打たれ弱いという把握は賛成ですね。

『涼宮ハルヒの驚愕』電波受信展開予想…エンドレスの15498回には意味があった!?

2008-11-30 10:22:12 | 涼宮ハルヒ
『涼宮ハルヒの暴走』収録の『エンドレスエイト』で、何故200000回でも14000回とかでもなく『15498回』なのか、ずっと気になってました。
最近、結城浩さんの『数学ガール』を読みまして、才媛ミルカさんが『整数の構造は素因数が示す』と仰ってたのを応用してみようと思いました。
挿絵もコミック版の絵もミクの歌に付いた絵まで有るのですが、個人的好み優先で自分のイメージの『ミルカさん』にゲスト出演していただきました。機本伸司『神様のパズル』の穂瑞沙羅華さんに次いで、佐々木さんのモデル候補。外見はロン毛眼鏡で全く違いますが、仕草とか表情とか発言が近いイメージ。
素因数分解して最初の2で割った瞬間に『7749』が出てくれて感動。
勝手なコジツケですけど『7×7=49』だなんて、谷川さん遊んでらっしゃるなあ、と楽しくなりました。本当に勝手な思い込みなんですが、ハルヒ世界の造物主の臨在を感じた気分です。
『77』→『7月7日=七夕』なら『涼宮ハルヒの退屈』収録の『笹の葉ラプソディ』にコジツケられそうですが、『77歳は喜寿』→『喜緑さん』は強引すぎ。
更に『49』→『4=Si』+『9=Q』→『S・Q=スオウクヨウ』はふざけ過ぎですね。前の更新でも書きましたが、『元素記号Si=珪素』の『原子番号14=7+7』!『77』繋がり。
『涼宮ハルヒの憤慨』収録、『ワンダリングシャドウ』で『珪素生命体』に言及されていたので丁度良いな、と。九曜さんと喜緑さん絡んでますか?
しかも、『Q=Quartz』は珪素の鉱物で、『時計』の部品の原料。『時間』が『涼宮ハルヒ』世界にとって重要な要素だと思っているので、嬉しいコジツケ連鎖。
素因数分解して『2×3×3×3×7×41』、さてそれから?
最近、青木さんから頂いたアイリーンニコルソン『マヤ・アステカの神話』で、マヤ人の天体観測の成果と思しき数字が書かれていたので、片端からなにげなく素因数分解。
『土星の会合周期=378日』→『2×3×3×3×7』…どこかで見たような?
以前、『涼宮ハルヒの陰謀』で鶴屋山から発掘された金属片の成分『チタン』から『タイタニック』への繋がりを調べた時に、『ホイヘンスが発見した土星の衛星タイタン』にも辿り着いていまして、一気に連鎖が繋がりました。
『土星→タイタン→タイタニック→SOS→朝倉さんの部屋番号505と関係?』、
『土星→タイタン→チタン→原子番号22→朝倉さんの部屋番号505と鏡像→佐々木の背番号22→佐々木団=ZOZ?』、
『ホイヘンス→振子時計の発明者→Quartzと時計繋がり→Q=九曜さん?』、
『ホイヘンス→光の波動説→古泉が佐々木の比喩として光の波動性と粒子性について語っていた』、
と朝倉涼子と九曜周防さんと佐々木さんに連鎖。『涼宮ハルヒの分裂』で光の波動性について語っていた古泉と、そのスポンサーでチタンの合金の金属片を埋めたという先祖を持つ鶴屋さんもこれにコジツケると、『エンドレスエイト』『涼宮ハルヒの陰謀』『ワンダリングシャドウ』『涼宮ハルヒの分裂』の事件に絡んでいそうですね。
最悪、『暴走』収録の『雪山症候群』や、『涼宮ハルヒの消失』にも絡んでいるかも。
前に更新したように、雪山での長門のうわごとの『よん』は『原子番号4=ベリリウム=エメラルドの成分=エミリ?→喜緑さん?』『ベリリウム→ベリル→クインベリル=喜緑さん?』というコジツケで、『消失』の長門の異常も喜緑さんが仕組んだと疑ってますので。
九曜さんが原因でも、15498の解読コジツケで九曜さんと喜緑さんは『エンドレスエイト』の頃から縁があった可能性も出てきましたから、黒幕は喜緑さん?
藤原が九曜さんと喜緑さんのゼロ次接遇を『茶番=人形劇』と評したのもこのためだとコジツケると説明はつきますが。
以前更新したように『陰謀』でキョンが『古代の沈没船引き上げ』について考えてる事と鶴屋山のモデル(?)『甲山』の渾名が『ビスマルク山』な事から、『宇宙戦艦ビスマルク引き上げ?』というネタを振っておきましたが、
ハルヒの能力を利用して半村良『妖星伝』のように古代宇宙人が帰還しようという陰謀が進行中?
『41』→『エイプリルフール』はノリです。『涼宮ハルヒの分裂』発売日だった記憶が。この辺も谷川さんの遊び心の表れかと勝手に想像しております。
面白かったハルヒ同人紹介
だうと。『abandonhope』:深刻な未来を知った長門が思い切って行動を起こす、という重い設定を前提に、キョンと長門のラブラブな日々を淡々と展開してゆきます。長門のセリフもはかなげで胸を締め付けられます。
一見幸せなシーンをきちんと描いた上で、長門の感想で締めるという展開が凄い落差を作ってショックです。暗い未来の接近を予感させて効果的。緊迫したほのぼの漫画とでもいうべきか。
全て解かった上でやさしいキョンも泣かせます。二人が何の悪い事もしていないのに、この悲惨に見舞われるという「やりきれなさ」をしっかり形にしていて、トメカミバレッタさん、自分で描いていて泣いてしまっているのではないかと思いました。
キョン妹とのやりとりも効果的。笑えますが、凄い状況なんですから。キョン妹は何も知らないのだなあ、と思うと悲しい気分になりますね。二人で背負うしかない不幸であって、二人にしか分かち合えない苦しみなんですから仕方ないのですけど、苦しくても誰にも言えないですよね。
深い作品を描けるのですから次回作も期待しております。
CoCoTurbo『SOS団員の憂鬱』:佐方聰二さんの個人サークル。大阪近辺に出没だそうで、道理でチェックが遅れてました。ショートギャグ連打。元ネタアリでもここまでハルヒに調整してれば問題ありません。
キョンとハルヒが何かしようとすると出鼻をくじかれるという構造。妙におかしい。「テレビ無い」「ソフト無い」、お約束なのに不覚にも笑ってしまう。テンポが巧いんでしょうか?キャラ掛け合いの空気でしょうか?
「ルール知らない」は可愛らしくさえあります。キャラを自分のキャラにして動かせてるから面白いのですが、キャラの表情とかセリフが巧いですね。場面に必要な表情ですし、セリフはいかにも言いそうなセリフだし。演技指導が良いですね。
長門が良い味出してますね。無視されて「何か言ってくれよ」と「おまえルール知ってたのか」に親指立てるのが笑いました。
地味に朝倉さん登場の「何か乗ってる」連作ネタは面白いので、是非ちび朝倉再登場させてください。
ここたーぼ『SOS団の奇妙な憂鬱1』:表紙色塗り上達しておられますね。ロゴもきちんとパロしてます。ネタ出し助っ人で高木習字さん参加のお陰で今回はジョジョ度高し。中篇ギャグ1本にショート1本。
マサルさんベースの石仮面ネタ。前回と打って変わってハルヒのやりたい事がどんどん叶ってしまうという状況。長門と古泉の適応っぷりが笑えます。「いや正しい」「速さはどうでもいい」、「あれは幽波紋」、笑いました。
似顔絵まで描いてくれる長門さんが本当に良い味出してます。
ちゃんとSF漫画になってるのも凄いですけど。
ショートは「じゃあコーヒーを頼んでもいいですか」の悪乗り古泉に笑いました。キャラの表情も良いですね。特に長門朝比奈両手に花で店に向うハルヒのシーンとか、ケーキを黙々と食べてる様子の長門とか、こういうの描けると良いですね。
続きは未定だそうですが、是非描いていただきたいです。
まだまだ続きます。

『涼宮ハルヒの驚愕』思い込み展開予想…ハルヒがそれをした!?

2008-11-28 05:07:18 | 涼宮ハルヒ
公文さんのアイディアを適用して、4年前の七夕=『涼宮ハルヒの退屈』から引っくり返してみました。
『涼宮ハルヒの憤慨』で、キョンがハルヒと初めて会った日を『去年の始業式』と言ってるので違和感があったのも理由。
『ジョン』と『キョン』が別人とするなら構わないのですが、ハルヒが『同一人物』だと思い込んだら『別人かどうかはどうでも良い』→『同一人物だったことになる』という展開。
ハルヒなら、みくるや長門、佐々木の手前、キョンが4年前の七夕を黙ってると考えたくないから『記憶喪失』だというこにするかもしれないという勝手な思いつき。
『涼宮ハルヒの消失』で長門からナノマシンを注入されたから『記憶喪失』を免れてる、辛うじて思い出せる、というコジツケ。使える材料はコジツケに使います。
あいかわらず、ハルヒの改変能力を誰かが利用しようとしているという思い込み。
『暴走』の山荘に閉じ込めた『誰か』登場や『涼宮ハルヒの陰謀』の橘、藤原登場、『憤慨』の『隕石生命体』登場に古泉が疑っていた『誰かの関与』…『分裂』で藤原は改変能力に関心があると言っちゃってますし。(『憂鬱』の朝倉も)
私は『消失』の長門暴走も仕組まれてたと思ってますし。『退屈』のミステリックサインはキョンですら『誰かが仕組んだ』と思ってますし。
『ZOZ』登場の記念すべき回です。『陰謀』の鶴屋山の金属片のチタン=元素記号22まで通じます。セシウム=原子番号55は『憂鬱』の朝倉の部屋番号まで通じますし。
青木さんから頂いた、アイリーンニコルソン『マヤ・アステカの神話』を読んだのですが、最近の更新で『涼宮ハルヒの溜息』『動揺』の『Episode00』や『分裂』の『長門ユキの逆襲』予告編に絡めて『キングギドラ=テスカトリポカ』ネタも振っておいた流れで、『涼宮ハルヒの暴走』の『エンドレスエイト』→『8月を15498回』=『マヤ・アステカ神話の「諸太陽の時代」』とコジツケ。
これで、『憂鬱』『溜息』『退屈』『消失』『暴走』『動揺』『陰謀』『憤慨』『分裂』全てのどこかにコジツケ連鎖した事になります。
そういえば、15498は、2で割ると7749.7×7=49なわけで、谷川さん、遊んでますね!7月7日=七夕にも関係していますし。15498はテキトーな数字じゃないんですよね。たぶん49はスオウクヨウを4094と表記した時の4と9なんでしょうし。
喜緑さんの喜が77の意味があることは以前ネタにしておいたのですが、『分裂』で喫茶店『夢』で周防さんと喜緑さんが絡むのも『エンドレスエイト』辺りからの絡みなんですよね。
面白いハルヒ同人紹介
日向しあ『過度の期待にご用心。』:コピー本。新潟のイベントでゲット。日向さんは古泉長門の信頼関係というか優しい接しあいが描きたいそうで、古泉長門の「二人きりの時間」をほのぼのと描いておられます。なでなでが可愛らしい。
長門さん、これはもう恋でしょう。
一見、古泉が歳相応の明朗少年してるのが珍しいかもしれません。
日向しあ『It`sSoLovelyDay』:コピー本。日向さんは「もし」を考えるのが好きなのだそうで、色々面白そうな展開(鬱展開にもなりそうな…)を思いついておられるので是非、形にしていただきたいですね。
前回は「放課後の部室で二人きり」でしたが、今回は市中探索のとき「二人きり」。古泉が原作でもやりそうなことをしてくれます。よく思考実験なさっておられると思います。長門の「禁則事項」はドキドキさせられますね。
絵柄がストーリー展開に必要な雰囲気を持っているのが良いですね。強味だと思います。ネタ発想力が有るようなので今後が楽しみです。
37&HAIKABURi『可能性は無くならないって、信じる事くらい許して下さい。』:今までで一番長いタイトルかも。キョンコ本、というか性転換長門古泉ネタ。
「灰かぶり」のるひとさんと「37」のまるむさんの性転換古長ネタが炸裂します。
男長門が凄いナイスガイです。女古泉を支えます。こういう他人のために人生を割くことが出来るなら、喜怒哀楽なんかなくても言葉が少なくても十分色々なことが伝えられると思います。
るひとさんの男長門が泣いてる女古泉にかける言葉がびっくりするほど優しい、というか、この状況で長門からこれだけの優しさを提供されたら泣きますよね。実は古泉を泣かせたのは長門。
古泉はたまにこういう涙を流させなきゃいけない、流させてあげたいヤツだとは思いますから、これで良いのですが。このネタ思いつくのが凄いですよね。
まるむさんは「エンドレスエイト」ネタ。日向さんも「エンドレス」で古長ネタを考えておられましたし、夏にはそういう空気があるんですかね。
これまた疲れもあってか女古泉が崩壊しそうなのを男長門が無言のフォローで支えます。これ何千回も経験したら確かに惚れますね。
女古泉も誠実で有能な団員でしょうし、男古泉の場合より長門も放っておけないキャラになるだろうと思われます。古泉がナイスバディなのが得した気分。
セリフを削って空気で読ませようという実験は、やって正解だったと思います。長門が語った場合より辛い古泉に喋らせて長門が行動で応えた方が、古泉が深いところから救われた様に見えると思うので。
女性サークルの描くこういう男長門の様なキャラは、恐らく一緒に過ごす時間が濃密に感じられて、そういうのは思い出しても楽しいのではないかと思いますね。「やおい」だの「腐女子」だの嘲笑されて軽んじようという空気が支配的ですが、男性サークルの描く女キャラもこういうオーラが出せれば何かとストーリー展開の切り札が増えると思うので、盗めるものは盗むべきだと思います。
ドンパチ『涼宮ハルヒの怒髪体験版(紙)』:縦スクロール弾幕シューティングゲームを作れなかったので紙媒体で宣伝本を出したようですが…秀さんは漫画も達者なようですから、ゲーム『怒髪』のコミカライズもしていただきたいところであります。
私はシューティングゲーマーでないので漫画にしてくださると有り難いです。
ウソ8割デマ2割『おんなのこっ!』:妹ちゃん+チビハルヒがキョン大好き雑居時代な高瀬川さんのストーリー4コマ本。なんとキョンコ絡みに進化。
既刊も面白いですが、今回の本も妹ちゃんとキョンコの行動を追うだけでもう面白い。「もみすぎたっ!?」が爆笑。チビハルヒの無邪気な愛情表現に「逆切れ」の妹ちゃんも可愛いですね。キョン愛されてます。
こぼした食べ物が胸のふくらみに落ちてキョンがうっすらと異常事態に気付くというネタが、よく思いついたなあと感心。そこで気付かない寝ぼけキョンコが良い。
各キャラの高瀬川カスタマイズが上手いので、キャラの思考、発言、行動、全てが妙に納得ですし、面白い空気を醸し出せてるのが才能かと。
続くそうですので楽しみです。
まだまだ続きます。

『涼宮ハルヒの驚愕』重箱の隅展開予想…『涼宮ハルヒの憂鬱』はバッドエンド?

2008-11-25 05:33:40 | 涼宮ハルヒ
『涼宮ハルヒの憂鬱』の再考。『神人』描いたの初めてかもしれません。
一見、『キス』でハッピーエンドということになってますが、あれは『ハルヒを選ぶか/世界を選ぶか』の選択で『ハルヒが選ばれなかった=キョンに失恋した』というバッドエンドではないのか?という恐ろしい発想です。
佐々木捕捉サイトをやっておられる『悪い習慣』の公文さんが、以前web漫画で展開していたネタ。
この発想を前提とするか、一般的考え方(キスでハッピーエンド説)を前提とするかで『憂鬱』~『分裂』の読み方が一変します。公文さん、よくお気づきになったと感心します。ハルヒの『謎解き』史に残る発想の転換だと思いますね。
前に更新した『消失長門は実は処分されてました』ネタに続く『実はバッドエンドでした』ネタ、『驚愕』で過去のどんでん返しが起こるとするなら、これも十分に起こりかねない展開ではないでしょうか。
魔界都市日記さんの呑み会の時に公文さんにお会いしたので、ネタにすることはお伝えしておりましたが、公文さんの問題提起から、『涼宮ハルヒの溜息』の古泉発言の『この世界は失敗作?』に繋げ、ハルヒの『修正』発動の危機に世界はずっと晒されてきたという仮説に展開してみました。
橘さんの『涼宮ハルヒの分裂』での発言に繋げたので、1巻から9巻まで貫通しています。
要するに単に『ハルヒが怒ると世界が変わる』というだけでなく、『第一作が真のハッピーエンドでなかったからピンチが発生するというのが物語の構造?』ということで。
キョンとハルヒがゴールインすりゃ丸く収まるというのは確かですが、そういう一般論ではなく、『キスでハッピーエンドはキョンの錯覚』という視点を打ち出したのが公文さんの鋭いところだと思います。
谷川さんが気付いていらっしゃらなかったなら同人の勝利ですし、計算しておられたなら、公文さんの読み勝ちですね。
面白いハルヒ同人
千山屋『涼宮さんは神なんですよ…角度とか』:タイトルからして笑えます。フルカラー表紙コピー本。予告通り、千山屋さん。
目次から後書きまでデザインやネタで配慮が行き届いています。後書きも笑えます。
やすひとさん(人になられたそうで…)3本載せておられますが、『憂鬱』直前長門ネタ漫画の谷口登場鉄拳制裁のストレート展開と、部室で居眠りキョンにドアラが迫るという超展開、TFEI3人娘のバキ談義うっかり長門さん(もうオリキャラ)という笑いの幅が凄いですね。
特に「超展開」は工夫してやるのが難しいと思うのでうらやましいですね。インターミッションのドアラシルエットが芸が細かい。笑いました。
そういえば、今気づいたのですが、やすひとさん、斬新な北高女子制服ですね。
米さんの放課後朝倉ネタは、現実のトーン切れを後書きまで使ってネタにしてしまっているのが偉いです。
キョンが朝倉の発言を遮って語りまくりという「暴挙」で緊張感を高めておいて、谷口乱入、そのどちらもオチへ繋がらないという展開は「やられた!」という感じ。読者としての笑いが同人描きとしての感心に変わるというか。面白い。
千山屋『一人はみんなのせいでみんなは一人のせいで』:やすひとさん、米さん、前回のコピー本とは違った画面処理をやってるのが凄いですね。
米さん、ポーションネタ。「青色一号はどこ行ったんだ」と悪いのは「お前の頭だ」はナイス突っ込みだと思いました。自分の番になった団員のシリアス顔と吐瀉するときのシンプルなデフォルメの落差が笑えます。良い味が出てますね。
根路銘さんにニコ動でハイポーションネタを見せて頂いていたのですが、確かにハルヒが思いつきでやりそうな実験だと思いました。
放置して帰っちゃうのが凄い。オチを半ば投げてるのに面白くなったのは鶴屋さんに惨状を目撃させるという展開の効果が大です。鶴屋さん絡めて大正解ですね。
やすひとさん、キョンコネタ。古泉の自己主張に蹴りというお約束に不覚にも笑ってしまいました。
効果線の密度が凄い。こういう研究手繰り出しは良いですね。
後書も相変わらず「作品」ですね。次回の本も楽しみです。
まだまだ紹介続きます。

『涼宮ハルヒの驚愕』思いつき展開予想…『私は、ここにいる』再考

2008-11-21 16:30:52 | 涼宮ハルヒ
『私は、ここにいる』は『涼宮ハルヒの退屈』収録の『笹の葉ラプソディ』のネタ。
涼宮ハルヒアニメ2期決定の新聞広告やニュータイプの記事で使われていましたし、ハルヒの謎本の表紙も『東中地上絵事件』ネタでした。
思えば去年の七夕ネタの実写映像もこのネタでした。真似するヤツが出たら話題になるとでも思ってる仕掛け人とやらがいるんでしょうか?
ザ・スニーカーの記事によると「『やわらか戦車』の人気の仕掛け人はオレだ!」と名乗り出て秘訣を授業で教えてる人がいるらしいので、ちょっと疑り深くなっています。
厳密には『涼宮ハルヒの憂鬱』で谷口がキョンに事件の概要は話してるので、一冊目から出てる話題です。
全ての始まりの事件のようですから、本来はハルヒシリーズのオチに関わるのでしょうが、ここでは以前更新した驚愕展開予想の『ハルヒ=かぐや姫』コジツケのオチが大団円になるにはどうしたら良いか?という問題意識から引用。
まあ、『驚愕』では『憂鬱』以来の展開全てがどんでん返ししてもおかしくないと思っているので、素直に読めば『会いに来て』に読める『私は、ここにいる』が、違う意味に変容するというネタもアリかと。
どんなにゴタゴタがあっても、結局は『私は、ここにいる=SOS』→『ここにいる=私はここに永住する』に読み換え可能なのがテコになって、まあ大団円だろうと。結局個人的願望で突っ走ってみました。
九曜さんが歌ってるのは中学の頃、好きだったのに合唱する機会の無かった曲。最近はカラオケにも入っていて有り難いですね。こういう『憂鬱』~『驚愕』というシリーズ全体に関わるネタで引用できて幸せです。
面白いハルヒ同人紹介
S.O.S団『長門SOSおかわり!』:不穏当なタイトルの本ですが、これに再録されてる前回の本(無印)もGETしてるので、本文自体は眼鏡少年に関係なく面白い本。
長門と他の団員の関係をドライ6さんとC鎌さんが自分好みの方向へ引っ張って描いておられます。
ドライ6さんは長門のキョンラブネタに引っ張ります。内面成長で表情が付いてしまうだろう長門さんですが、「冷蔵庫長門」とのドア開けての会話は無表情だからこその可愛らしさです。
「ついに狂ったのか」キョンの表情が良すぎ。笑いました。「冷蔵庫内にて」は何度見ても面白いです。爆笑。
「牛乳長門」はシンプルなキャラ造形なのに良い味の落ち込みっぷりです。陰で見守る古泉の生暖かい気遣いが善意なのでしょうが笑えます。
残念なのは、味わいのある描線ツールはギャグを普通に進めるには良い雰囲気になりますし、ちびキャラとかには効果的ですが、折角のむちむちの輪郭が弾力なり重力なりを微妙に反映しているところを描き込む場合には、もっと細い描線ツールを使った方が良かったと思います。カレー長門はこの描線はやわらかく効果的でオッケーです。無表情でこの仕草が可愛らしいんじゃと言う解釈には同意です。
輪郭線が厳選されると歪みとの戦いが面倒ですが、逆にちょっとの線のアヤでエロく出来るので、オヤジには有り難いです。
「有希を萌えキャラにするわよ」というハルヒの鶴の一声でネタを発展させているC鎌さん攻殻好きは激化の一途。
1作目はハルヒの萌え列挙。頁めくって最近一番良く長門に似てると私も同意するキャラ登場で笑いました。段取りの勝利。
アニメよく観ておられる方かと思っていたら、2作目で構図や人物のデフォルメがアニメを研究してるように見受けられました。
こういう研究手を繰り出して各団員の妄想を作り込んでるからコマの中が読み取り易いですし、見せ場がエライ力技なのが笑えます。贅沢なギャグ。
で、結局トリはハルヒで「攻殻」オチ、というギャグの1周が2作目のオチを1作目と連続の大オチに持ち上げていて、感心しました。
1作目、何故草薙さんに鼻血?のキョンも笑えますが、「自重しない」には大爆笑。やられました。
古泉が何故キョンにウザがられるか解かるような笑顔という一点は不思議と2人に共有されてますね。
ゲストのノボリオさんのサムデイネタ、ラストの「バクバク」が効果的でした。このコマで笑わされました。同じ頁に描いてあるのに仕掛けに引っ掛かってしまう、不思議ですが、こういうのは一ページ漫画描きとしては勉強になりますね。
まだまだ続きます。次は大きなコピー誌の千山屋さんの予定。





『涼宮ハルヒの驚愕』無責任展開予想…『わたぁし』の正体は九曜さん!?

2008-11-15 07:01:43 | 涼宮ハルヒ
『驚愕』展開予想(コジツケ)というよりは『涼宮ハルヒの分裂』のコジツケ謎解きですね。
『あたしは、わたぁしです』と名乗った以上、『わたぁし』が名前なのだろうという説は2007年4月から聞いていたので、少しも珍しいものではありません。
馬場さんにこの話をしたところ、『「渡し」といえばクリストフォロスだろう』と一秒でネタが出たので、形にしました。
青木さんから風土記の現代語訳を頂いたので、『和多志の大神』の出てくる伊予国風土記逸文を引用。知人の河野君がこの神を祀る神社の神主の家系だったので存在は知ってはいたのですが。
その一族から出たのが踊り念仏の一遍で、実家の近所に彼の建てた寺があって、祖母から藤沢の遊行上人についての昔話は聞いていたのでハルヒ繋がりで引用できて不思議な気分です。
とりあえず、『和多志の大神』も『クリストファー』も、日本の外にいた存在という点で共通。
『犬の頭をした巨人』というのは通説ではないのですが、コジツケに好都合なので活用。
『ワンダリングシャドウ』『犬のディオゲネス』『犬公方徳川綱吉』と『犬』コジツケ連鎖で来たのですが、ついに『わたぁし』に連鎖しました。
しかも『巨人→タイタン→タイタニック』と『SOS』繋がりにも。偶然は面白い。
『空の大怪獣Q』の監督ラリーコーエンから『刑事コロンボ→コロンブス→鳩→九の鳥→九曜さんは平和の象徴で新世界の発見者?』というコジツケしといたのですが、
『わたぁし→渡し→クリストフォロスー→クリストファーコロンブス→鳩→九曜さん?』とこれまたコロンブスと九曜さんに辿り付いてしまいました。
近所に『矢切の渡し』があるので、歌詞を引用しましたが、『知らない土地だよ』なんて『新世界』で、いかにもコロンブスにコジツケられそうなフレーズ。
『渡し→細川たかし→肥後細川家→九曜紋→九曜さん』というのはちょっと悪ふざけが過ぎますね。
競作したシングルが7枚というのも上手い偶然ですね。『7』は『七夕』と関係ある数字ですから。
ちなみに1983年の紅白で細川たかしと対決したのは水前寺清子。熊本の水前寺公園が芸名の由来だそうで、偶然にも『熊本』繋がり。
青木さんとGPMの聖地巡礼のついでに水前寺公園に行ったときに、水前寺清子の写真が土産物屋に掲げてありました。何が役に立つか判らない。
谷川さんの意図とは無関係の勝手なコジツケなのですが、まあ、こういう偶然の一致は捜せばいくらでも出てくるもんですね。
面白い同人紹介
天使司書『嘘吐き』:鶴屋さん本(?)非常に印象的な表紙です。ハルヒvs鶴屋さんのカードバトル(?)が普通に面白い。
パロをするとなると原作の雰囲気を再現するのが上手ですし、キャラの表情をかなり崩して描けるので、賭け事漫画をやった場合に「場を共有するキャラ達の緊迫感」で状況が読者に感覚的に伝わるというのが強味ですね。
リンダシーガーはアメリカやヨーロッパでは珍しいストーリー展開方法として『描写のストーリー』と呼ぶスタイルを挙げていて、彼女の説明を聞くと『スカイクロラ』が目に浮かぶようですが、このサークルさんはシーガーの挙げる『描写のストーリー』が面白くなるための注意点を全てクリアしてる作品を出してくるサークルさんです。
『描写のストーリー』を面白く作るのは大変だそうですから大した力量といえましょう。
天使司書『「いっぱい」の「い」を「お」に変えて叫んだケモノ』:無料配布コピー本。まあ、こういうオチになっておかしくないよな、とオチを見るまで気づきませんでした。構成の勝利?小暮さんが元気そうで何よりです。
女の子は可愛らしく、オジサンの赤面顔は脂ぎって描けるという画力で攻める、キャラの表情の緩急で笑わされてしまう卑怯な作り。凄い表情描けますね。
コマ運びもツボを押さえていて、ショッキングなシーンが良いタイミングで入るのが上手いと思います。
小暮さん、昔習った刑法の小暮先生に似てるのが気になります。
芋ホーリ『SOSにしてやんよ!』:以前紹介した「イモホリ」の初オフセ同人。一緒に紹介すればよかったと思います。部室に初音ミク登場ネタ。縞じゃないのが残念。
ミクとハルヒのコラボは幾つか見られたのですが、一般人を丸め込んで、怪現象を気づかれなくするという展開は初めて見たような気がします。アイディア勝ち。
団のテーマ曲作りとか、変な曲を歌わせようとするとかで、もっと引っ張れるネタだと思うので時間の関係で切り詰められてるのが残念です。
梅の実画報『酒処あさくら』:ほのぼのとした表情のキャラが描けるのに、服の下から布を押し上げる朝倉さんの胸が巧みに描かれていて良いですね。この質感が描けるのは勝ち。
酔っ払い長門さんが朝倉さんにセクハラするというストレートに良い話が、上手くコマの連続で展開されていて、表情付けもオチも可愛らしくて、何度読んでもくすぐったい。太股にキスする辺りは下手なエロ漫画よりドキドキしますね。寸止めが正解でしたね!
模範的な長門×朝倉ネタ漫画だと思います。
まだまだ続きます。

『涼宮ハルヒの驚愕』思いつき展開予想…ハルヒと佐々木は親戚!?

2008-11-10 11:16:50 | 涼宮ハルヒ
ハルヒだけでなく、佐々木さんも『神』であるのはどういう場合か?と考えて、『涼宮ハルヒの分裂』の、夜の風呂場での電話での佐々木発言で「血を分けた家族はわずかしかいない」というのがあるので、短絡的に『佐々木はハルヒと同様、古代宇宙人の子孫で遠い親戚?』というネタに。
ちゃっかり原作の佐々木の発言も踏まえられるのが嬉しい偶然ですね。
橘さんの存在理由も、古泉とハルヒの関係の応用で説明できますし。
『テスカトリポカとケツァルコアトルは兄弟』という説にも合いますし。全く、理屈と膏薬は何処にでも貼れる、というヤツです。単なる偶然。
佐々木さんの閉鎖空間の『空が白い』という話を聞いた馬場さんが、『そりゃオルバースのパラドックスかもしれない』と。原作読んでなくても鋭い指摘。
既刊の同人誌『神様のパズル』(名前は機本さんの小説から)で掲載しておいたネタにしておいたのですが、何故『オルバースのパラドックスが起きてるのか?』が気になっていました。
まあ、『佐々木さんは実は死んでいる』説を考えてたので、『佐々木さんが死んでるから空が白くなるのではないか?』とコジツケ。
『ハルヒが死んで佐々木が生きてたら、佐々木が神になってたろう』という仮説。
根路銘さんが『佐々木からハルヒへ神の地位の交代が起きたのではないか』と2007年の8月段階で指摘しておられて、私の『マヤ・アステカ神話とハルヒをコジツケる』というネタ出しのヒントになったのですが、ようやく形に。
機本伸司の『神様のパズル』で、穂瑞沙羅華が『オルバースのパラドックス』について言及していて、谷川さんが同じ兵庫県出身の機本さんの作品を意識しているという勝手な思い込みが益々強められました。
佐々木さんのモデルの1人が『沙羅華』だと勝手に思い込んでいるので、リンクできて幸せです。
『ケツァルコアトルvsテスカトリポカ』、『神様のパズル』、『オルバースのパラドックス』『原作の佐々木発言』…長距離コジツケ連鎖で『ハルヒと佐々木は親戚』説でっち上げして『佐々木死亡』説蒸し返し。
別の立場から都合の良い情報だけをコジツケしてゆけば、全然別のネタが出ると思うので、こりゃトンデモ本が出るわけだ、と納得します。
面白いハルヒ同人誌
雀女『長門ユキの戸惑い』:TV版一期ネタ総集編。本の構造がシミュレーションゲームの体裁をとって編集されて統一感があります。
コマが画面を重ねるように、時間経過を畳み掛けるように配置されていて、展開が独特の雰囲気になって良いですね。画面から余韻がにじんでると思います。変形コマの上手い人はうらやましいですね。
猫長門が可愛らしいですね。性格が。何年か前に既に長門vs朝倉afterの例のキョン長門ネタを振っておられる辺り、良い着眼点です。
朝比奈さん、性格変わってません?に笑いました。
RUN&RUN『ツンヒとデレヒ』:『分裂』という言葉からこの連想、児玉さんナイスです。やはり、思春期少女の内面の起伏だだ漏れは「事件」ですから。
デレヒの方がヤンデレに陥る、というのが良かったです。閉鎖空間内での笑顔が怖いです。あくまでヤンデレは過剰な愛の発狂ですので、キョンがしっかりしてれば修復できる、というのがコロンブスの卵ですね。
「6本」ハルヒの映像化は珍しい。作り込みが良い。みくるの困ってるところとか良い味。古泉が頼りになるのが良いですし。
歌合せ的にいえば、skirthikeさんと同様の「長髪時代ハルヒvs現在ハルヒ」ですが、祐馬さんが消失ネタから引っ張って「過去に好きな異性を一旦失った者に心の傷の回復の機会を与える」という過去救済構造にしているのに対し、
児玉さんは、現在のハルヒが心が通じないストレスにくじけそうになるという「現在の問題」として話を起こし、当事者の自助努力で閉塞状況を打破させています。
「破壊衝動に転化しそうになった現在の恋の力を元の方向に転換する」という未来志向構造。
笑いの中にも痛みがあるという話の深みを出してるのは同様なのに、効果発生の段取りは全く違うという、勉強になる相違点。こういうのは好きですね。
『夢であえたら』:児玉さんのコピー本。ツンヒデレヒでも感じましたが、児玉さんは前向きな展開が好きなようです。そういう方向に持ってくのがうまいというか。
前半、夢の内容をしっかり描いてるからこそハルヒの夢拒否が印象的だと思います。不確定に賭けていこうと決意するハルヒの前向きさが良い読後感です。
サムデイのノリのいたわりあいで挟んだのも効果的。話が引き締まります。押井守が「引き出しの数が大事」と言ってますが。こういうエピソードを必要なだけ出せるか否かで展開の良さは変わると思います。
オチの長門の発言で消失ネタにリンクさせてるのが上手いですね。味わい深い話になっています。
CancelColor『orderbyyouasc.』:コピー本。長門視点からの笹の葉ラプソディネタ。着眼点が成功ですね。笹の葉以降が色々あるので「部屋の外で待ってる長門」を見せられるだけで辛いというか、色々考えさせられてしまいます。原作にあってもおかしくない話。
同期したときの感想とか、キャラの把握が上手いですね。冒頭とラストの長門の言葉も印象的。小品ですが良い本だと思います。
まだまだ続きます。

『涼宮ハルヒの驚愕』コジツケ展開予想…ハルヒは宇宙人の子孫!?

2008-11-09 03:47:00 | 涼宮ハルヒ
前回の『ハルヒ+みくる+シャミ=テスカトリポカ=キングギドラ』説を読んだ馬場さんが、『キングギドラは金星文明を滅ぼしたんだから、「金星=ケツァルコアトル」の敵な訳で、テスカトリポカに丁度良い』との指摘。早速ネタにしました。
キングギドラが未来人に操られるという設定の作品もあって、ますます谷川さんがパロに使いそうな雰囲気、と勝手な妄想をしております。
原子番号77がイリジウムで恐竜を絶滅させた隕石の成分というネタを前に振りましたが、77=七夕=ハルヒ=キングギドラがモスラ3で恐竜を滅亡させたという設定、というコジツケ連鎖も可能ですね。
以前、青木さんから、奈須さんが半村良の『石の血脈』という作品を意識しているのではないかという説を伺った折に、半村良の『妖星伝』のあらすじを教わり、古代に遭難した宇宙人が人間に潜伏して帰還の努力をするという構造が『笹の葉ラプソディ』の「私は、ここにいる」と『涼宮ハルヒの陰謀』で示された「古代の宇宙船の欠片」とを短絡的にコジツケるのに使えるな、と思いました。そのままネタに。喜緑さんと鶴屋さんは「先輩キャラ」ということで「先祖」の代理にしただけです。
これを読んだ馬場さんは『岩明均「七夕の国」も使えるだろう』とアドバイス。確かに。プログラムされてるからハルヒは『憂鬱』なんですね!?
『古代宇宙人のプログラム』で『東中の地上絵事件』も古泉の『機関』の存在理由もコジツケられるのが良いですね。単なる偶然の一致は十分面白い!
面白いハルヒ同人紹介
Picotama『おしえておしえてモーット!!』:ヒロイチさんの言うとおり「妹ちゃん×キョン本」。腹がよじれる一冊。凄いです。
特に、頁めくってキョンの「雄姿」を見た瞬間、爆笑です。この展開で古泉を出すのも正解。出さなきゃオチません。
可愛らしい絵柄で、酷いネタを描ききってしまう、こういう才能が参入している限りハルヒジャンルは楽しみですね。
京アニの4月の新作アニメはハルヒでは無いらしいので、『憂鬱』から現実時間とリンクして開始、という訳でもないようですね。2010年からアニメ化、にいつの間にかなってたりして。
イモホリ『恋する谷口はせつなくてキョンを想うとすぐ…』:キョン子本。ちゃんと学年カラーブルマのキョン子、しかも表紙が裏表紙と連作になってるという気配り。ウノ爺さんの輪郭で攻める線の強いキャラの作り込みが良いですね。私好みの肉感的キャラを描いて頂けそうな画風で、今後が楽しみです。
ただ、人体の肉の描き込みに向いた絵柄なのにデフォルメの記号化で尻の肉感が幾何学的に処理されてしまっているのが尻好きオヤジには残念。
コマイズムさんが『ゆっくりした結果がコレだぞ京○ニ!!』とキョン子ネタを表現していたのですが、イモホリさんもハルヒ続編に絡むネタでキョン子ネタとうのが面白い。やはり、新作アニメがちっとも具体化しないのがキョン子流行の原因でしょうか。
ペキスタンさんの原作をウノ爺さんが作画、という協働。ミクが男でも女性voで作品発表を可能にし、ミクの曲にフラッシュ職人が画像を付けるという発展で、分裂していた個々人の才能が連結されていったように、今後は協働で色々生み出す時代になってゆくのだと思います。
もしこうなったらキョン子に谷口が告白、という展開はありそうですね。キョン子ネタ同人ではあまり見かけないのが不思議ですが。
歌合せでゆくと、Overallさんが谷口を絡ませたときは、「谷口から見たキョン子の肢体」(視姦!?)で盛り上げておられたのですが、イモホリさんは対照的に「キョン子から見た谷口のウザイ急接近」で緊迫感を構成。こういう個性の差が面白い。カメラの位置がストーリーを左右するという好例ですね。
うさんくさい仲間達(いろもの屋)『ハルヒ汁はじめました』:凄いタイトルだと思うのですが、既に表紙に「はあ最低」という笑顔のハルヒコメントが…。カラー表紙ならではの不思議な色の「謎汁」を描いたのは大正解ですね。ハルヒの笑顔とセットにしたのも良いですね。食品に色は大切だと思いました。
葛西さんのキャラは可愛らしいのにアップの時の女の子の唇に色とハイライトが乗せてあって妙に色っぽいです。キャラに肉を与えるのが戦後マンガの流れだと米澤さんが仰ってましたが、こういうことかと。こういう処理はやったこと無いので、今後の課題ですね。
古泉罵倒はまあ、古泉がそういうキャラですから仕方ないとして、長門笑顔のみくる罵倒、「本性」って…。みくるの鬱転換、後藤邑子声が聞こえて笑いました。
聖地巡礼で「ジャングルマンX」等のサンガリアの微妙な飲料シリーズ(「果てしなく自然を追及する」とか平気で書いてある…謎。)を見ていると、「~汁」は絶対サンガリアの新商品だと思いました。妙に安いんですよね。恐らくキョン汁は70円とかだ。
まだまだ続きます。

『涼宮ハルヒの驚愕』トンデモ展開予想?…ハルヒ+みくる+シャミセン=キングギドラ!?

2008-11-07 02:19:26 | 涼宮ハルヒ
『長門ユキの逆襲』の予告編から怪獣映画が外れているので、谷川さんが「元ネタ」を注意深く外したのではないか?などと勝手に考えております。
そう、CVということでハルヒは自分の映画に出てしまってるんですね。シャミセン=ハルヒ。
前の更新で『テスカトリポカ=シャミセン=みくる』とコジツケしていたので、『テスカトリポカ=ハルヒ』。
テスカトリポカ=シャミ+みくる+ハルヒ…これは「頭が三つ」ということで、最近、青木さんに『怪獣大戦争』を見せて頂いていたので、真っ先に私のイメージする頭が三つの怪獣は『キングギドラ』です。何でも役に立つ。
X星人はキングギドラを『怪物0(ゼロ)』と呼ぶので、Zero→Zです。ZOZのコジツケはキングギドラまで連鎖します。
青木さんから小峯和明の未来紀についての本を頂いていたので、
聖徳太子伝の『かぐや姫の煙の鏡』→『煙の鏡=テスカトリポカ』→『テスカトリポカ=かぐや姫』→『かぐや姫=シャミセン+みくる+ハルヒ』という連鎖に。
『涼宮ハルヒの陰謀』で、キョンがみくるの事をかぐや姫みたいだと感じているので、テスカトリポカからでなく、みくるに絡む形で同じ結論にすることも可能ですが…悪ふざけです。
『先代旧事本紀』…20年前に人文科学演習で神話について習いました。そこで教官は『古史古伝と先代旧事本紀は扱いが違う』と言われました。トンデモ本も記紀成立の150年くらい後の成立だと、引用された記事が現在は失われた国造記の記事だったりする可能性もあって、記紀成立1000年近く後に成立の古史古伝よりは資料になるそうです。『先代旧事本紀大成経』は近世の成立ですが。
青木さんから歴史読本の先代旧事本紀特集号を頂いて読んでみると、記紀の上書きに失敗した情報操作、歴史干渉だったことがわかり、ああ、ハルヒに使えるなあ、と思いました。というか、個人的には、谷川さんは『消失』あたりから徐々に、『陰謀』以降はかなり意識して『ハルヒ』をラノベの体裁を採った『偽史』に組み替えようとしているのではないか?とか考えてるんですけど。兵庫県にはカタカムナノウタヒという先例がありますし。
ハルヒ=記紀とすると、私のコジツケが先代旧事本紀に相当するわけですが。
そういえば、前の更新でEpisode00について、マヤ文字で00=貝貝ということから犬公方徳川綱吉の母、桂昌院が神呪寺を再建した「貝之介」にコジツケしてましたが、桂昌院が帰依していた潮音という禅僧が先代旧事本紀大成経の仕掛け人でしたね。偶然とは恐ろしい。
面白いハルヒ同人紹介
RRR『多分私はメガネだと思うから』:りおしさんの描く表紙のハルヒの後姿が気に入ってゲット。
りおしさんの、眼鏡長門漫画、「長門の世界」はいいですね。独自設定を駆使して笑わせてくれます。
クリティカルヒット長門の大ゴマ~「だ…大丈夫そうだな」の流れも笑いましたし、「わたしのパンツがずりおちてます」…もう爆笑。
このネタを思いついてもこういう形に面白く展開できるか自信が無いので、さすがと思いました。
キョンコネタ4コマも面白い。形式に合ったギャグを思いついておられます。「ブラジル」、笑いましたし「ツンデレハルヒ」恥ずかしいですね。いいですね。
違う個性のギャグ漫画を載せておられる座敷さんの「猫ハルヒ」もうまいです。SOS団員の他人事か親身かわからんフォロー(?)も笑えます。
ドキドキで盛り上げて引っ張るのは成功だと思います。オチのパンチも良かったです。ここははぐらかさないと。成功です。
PerfectHarmony『おれのキョン子』:アーバンタイトルを表紙でやってるのは珍しいです。本文冒頭にop漫画、というのではないHotDogさんの冒険が気に入りました。
HotDogさん、高校時代に年産300枚近い生産速度に挑戦実践なさったそうで、凄い方。どんどん上達してゆくと思われます。
女の子は可愛らしく(当然キョン、谷口も可愛らしく!)男はカッコよく(長門、朝倉が完璧に漢です)オヤジは親父らしく描き別けてるのが器用です。漢朝倉だからこそ赤面ネタは笑えます。
ハルヒコが可愛いだけでなく、弟君や鶴屋君が可愛らしいのも良いですね。グラビアネタやホストネタが活きます。良い味。
楳図調も器用にやっておられて、もう笑うしか。
ストーリー4コマ基本で、必要に応じて1ページ漫画を挿入するという、臨機応変の形式活用も賛成です。
ハルヒコ、朝倉の心の叫びは大コマじゃないと落差が付きません。即ポリスネタ、反復したのは大正解。笑いました。
オヤジの願望丸出しで行くと、女の子を可愛らしく描けるのですから、サービスシーンに大コマを割くという変則4コマも見てみたいですね。
ロックマンみつる、連打で力負けしました。笑うしか。
ゲストのねこあきさん黒みくるネタやちゅるやさんネタはもう少し反復しても良かったと思います。勿体無い。
ゆきうさぎ『GABALL SCREEN』:キョンコがやらしい、の一語に尽きます。難しいポーズをさくさく描いておられて凄いです。やはり長いストロークの線を引ける方は脚線美を輪郭で攻めるのが上手いですね。
凛々しい長門男や可愛らしいみくる男の活躍をもう少し読んでみたいところです。
「大惨事」ってやっぱりスカートに…なんでしょうか?気になりますね。
ハルヒコ登場編、という感じですが、完全版が出てたらチェックしたいです。
デンキヒツジ『おしえて!いつき先生』:単純一途さん、初のオールphotoshop本だそうで、道理でコピー本なのに表紙カラーが面白い効果。本文の描き文字効果も電脳化ならでは。
こういう「妄想パワーで一冊出せちゃいました」本は爆笑モノのギャグが多いのですが、期待を裏切らない超展開です。
1p漫画連作という形式が小ネタ連打に合っているので良い調子にギャグの連発です。必要と有らばショートストーリーに展開してしまう、という柔軟さも良いですね。必要な尺で展開してこそ、必要なコマの大きさも確保できるのですから。
四十八手で「転校したい」とか、録音森さんとか、大笑い。古泉の表情もイヤンな感じで良い味。「誤射」は笑いました。
やおい一歩手前のソフトセクハラとでも言うべきか、古泉先生がキョンにちょっかいを出すだけで不思議なことに一冊まるまる笑えます。テンションが最後まで衰えず面白いのが凄い。
しかし、長門=腐女子は影の公式設定になりつつありますね。
まだまだ続きます。




『涼宮ハルヒの驚愕』展開予想とは名ばかり!?…みくるが悪役テスカトリポカ!?

2008-11-03 06:03:40 | 涼宮ハルヒ
コスカ出店、来て頂いた方、寒いところ有り難いです。画像は当日イベント終盤で無料配布していたコピー本の原稿です。
青木さんから頂いたエイドリアンギルバートの『古代マヤ文明の暗号』という本でジョンディーの鏡がアステカの鏡だという記事を読み、早速ネタにしたら、イベントでいらしたショップの同人担当さんが名字が『鏡』さんでした。こういう偶然が多いのでハルヒジャンルは楽しいですね。
コスカ新刊のサブタイトルTheEndofTimeはこの本の原題です。
タイトルは機本伸司『僕たちの終末』から頂きました。
機本さんの原作は太陽黒点活動活発化で危機になった地球から宇宙船で逃げ出すという話で、エイドリアンギルバートの本は太陽黒点活発化で地球がピンチになる事をマヤ神話は予言していた、という内容。
同人誌の内容は佐々木さんが、自分達の滅亡の可能性を云々するという内容。あまりに良い偶然ですので合わせ技。
裏表紙では『チリヌルヲワカ』というバンドの『イロハ』というアルバムの『なずき』という曲を引用。終末を予感させる歌詞に良い雰囲気の綺麗な曲ですので『佐々木さん=死者説』のイメージに合ってますし、『僕たちの終末』に合うイメージですし。引用できてよかったです。
青木さんから頂いた歴史読本の先代旧事本紀特集で『母=いろは』と訓読みしていて、『長門ユキの逆襲』予告編で長門がイツキに『おまえの母』と言ってたので、『イロハ』つながりでもあります。重箱の隅を突っつきますよ?
私の勝手な思い込みでは、兵庫県出身の機本さんに谷川さんはライバル意識を燃やしておられる、という脳内設定。
『陰謀』で月旅行や宇宙船の欠片の話が出てくるので、『僕たちの終末』ネタを意識してらっしゃるかな?と。機本さんの小説で宇宙船建造する企業は『武庫重工業』、西宮の東側を武庫川が流れ、鶴屋山のモデルになった甲山の古名に『武庫山』が。
以前の更新で話題にした犬公方の母桂昌院が再建した神呪寺の山号が『武庫山』。
この『ムコサン』から、九曜さんが実は男で長門と結婚するというネタと、長門が無理やり許婚と結婚させられるという妄想にハルヒが取り憑かれるというネタを振ったのですね。じつは聖地巡礼、地元ネタを踏まえてました。
長距離リンクコジツケ、単なる語呂合わせ。前に更新したとおり「語呂合わせ」は椎名林檎繋がり→リンゴは白雪姫繋がり→今回の白雪姫の悪い王妃の『鏡』ネタに
コジツケ。
ちなみに原作の『終末』で主人公に協力する役人が『宮西甲士』=西宮と甲山ですか。
ジョンディー、『ジョン』繋がり。ネクロノミコンのアラビア語から英語への翻訳をやった方だったような気が。
『長門ユキの逆襲』予告編の「シャミ=みくる」人格入れ替わりネタを活用できて幸いです。テスカトリポカ=オセロトル(猫科動物)→猫繋がりでシャミ→シャミ=みくる→テスカトリポカ=みくるという連鎖と、
テスカトリポカ=煙の鏡→ジョンディーのアステカの『鏡』+未来予知→白雪姫の悪い王妃の『鏡』+未来人みくる(大)の未来予言→みくる=白雪姫の悪い王妃?という繋がりです。
以前古泉とキョンの『驚愕』展開予想ネタで、
長門が白雪姫とすれば、古泉の言うように時空改変で長門を作った『産みの母』がハルヒで、
『陰謀』で長門がうらやましがってる対象=長門の精神的成長の『育ての母』がみくる→「継母=悪い王妃がみくる!?」というコジツケをしておいたのですが、
ハルヒの映画ネタ→九曜さん=映画「空の大怪獣Q」=ケツァルコアトル→ライバルのテスカトリポカ=オセロトル→猫科=シャミ→予告編で入れ替わり=みくるがテスカトリポカ?→テスカトリポカ=鏡→ジョンディーの未来予知のアステカ鏡→白雪姫の悪い王妃の鏡→みくる=白雪姫の悪い王妃!?
と、またまた「みくる=白雪姫の悪い王妃」というコジツケの結果に。まったく偶然は恐ろしい。コジツケ連鎖に一年くらい掛かります。理屈と膏薬は何処にでも貼れる訳で、トンデモ本が書かれる訳です。
並木伸一郎さんの『2012年世界は滅亡する!』でもエイドリアンギルバートと似たようなマヤ予言解釈がなされていて、私の脳内設定では谷川さんはムー的ネタを面白がってると思うので、『驚愕』でも小道具で使ってると思ってます。
太陽黒点で滅亡ネタは機本さんも使ってるわけですし。宇宙船とかは既に共通モチーフ。
みくるの『女豹のポーズ』の資料は馬場さんが買っていらしたGヒコロウの同人誌『フランケンシュタイン』の「オメガがっ…女豹のポーズを」のコマを参考にしたという謎。
面白いハルヒ同人紹介
コマイズム『KYONKOREYUKAI』:キョン子本。ハルヒを男にするととんでもないということが改めて解かります。キョンコやみくるがかわいらしい。…キョンコ、「縞」なんですね。
ワスさん、キャラを仕草萌えさせられる技量は有るのでもう少しサービスしちゃっても構わないと思います。オヤジの私の願望。
ストーリー漫画に無理にすると間延びするネタをストーリー4コマ(1P漫画連打?)という形式採用でメリハリつけてます。
尺に合った形式、形式に合ったネタ、双方の考慮は大事だと思います。これは4コマかストーリーかという選択の問題に限られません。ネタを映像化するときの作り込みのあらゆる場面でふさわしい工夫、対立要素の間のバランスが重要になるのであって、尺やネタや形式の釣合はこの一部分なのだと思います。
原作のシーンを性転換するだけで笑えるのはキャラの解釈や展開のテンポがうまいからかと。谷口ツインテールは爆笑。朝倉は男にすると古泉並にイヤンなキャラになりますね。それが面白い。善戦してくれて嬉しいです。
ビラ配りネタ平和展開は膝を打ちました。こういう変化球あってこその変則ネタだと思います。
キョンBL疑惑とか長門の謎男っぷりとかいいですね。ネタを押さえたことでキャラ掘り下げが上手く深められたと思うので、もう少し各キャラの活躍ネタを連打しても良かったと思います。古泉ガチとか見たかったです。勿体無い。鶴屋さん男装はナイスです。
謎解き編突入後のアクションの処理、セリフと動作の畳掛けのテンポや、効果の技法にアニメっぽい巧みさを感じました。ワスさんアニパロの経験を積んでおられますか。オチもよかったです。
長くなったのでこれまでですが、次の紹介サークル数は多目にします。

原稿作業の息抜きです。…絵はコスカ新刊表紙喜緑さん

2008-10-25 04:08:27 | 涼宮ハルヒ
一応、喜緑さんのポーズは機本伸司『僕たちの終末』の表紙のパクリです。
サンクリ突発コピー本の表紙にも転用しましたが、コスカ新刊はサンクリコピー本と違う中身です。
佐々木さんがきょこたんと『OZの魔法使い』の当て嵌めで『分裂』以降の展開を予想する、というネタ。まとまりの良い量のところで一冊にします。
前回の更新に舌足らずなところが有ったので補足すると、竹熊さんは『しぐさ萌え』であって、厳密には『シチュエーション萌え』とは言ってなかったと思います。後者は前者を含むと考えるので、まあ、誤読は発展のうちということで。
カレルヴァンウォルフレンの『文化原因論』云々は、『日本は農耕社会だから鯨を獲るのは伝統で仕方ない。狩猟社会の西洋に批判されても直せない』といった類の思考停止を批判している議論です。(私は魚屋一丁では可能な限り鯨を注文してますが。)
脱線しますが、いつも、私が何かについて問題意識を持っているときに偶然にも関連テーマでネタを振っておられる心の師・久米田康治先生の『さよなら絶望先生146話』で、『自分で言うより他者の言葉を借りた方が説得力があります』とありました。まさに今の私がそうです。(以上脱線)
青木さんから頂いた本に、
大塚英志・大澤信亮『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』と
奥野卓司『ジャパンクールと情報革命』という2冊の本があります。
大塚さんは日本民俗学専攻で、奥野さんは人類学専攻なので、なにやら戦後に柳田民俗学が人類学者石田英一郎と論争になったエピソードを思い出させますが…
大塚さんは神戸芸術工科大だかの先生で、曲解すると『オタ産業を国策でやるなら、論文も書けて、オタク向け作品も書ける人間(これってロコツに大塚さん自身ですね!)に税金を使わせろ』と主張してる方。(前掲書255p)
奥野さんは谷川さんの出身大学、関西学院大の人類学の先生で、誤読すると『これからの商品開発には文化人類学のフィールドワークの方法が必要だ(要するに奥野サン達人類学者を雇えって事ですね!)』と主張してる方。(前掲書185p)
大塚さんは『まず、日本のまんがとは何か日本的なものの反映である、もしくは日本的な伝統に根ざしている、といった一般論的な見解に対しては最初にきっちりと否定しておきます』(前掲書12p)『日本のまんがはハリウッド起源です。』(前掲書280p)と断言する。
さらに乱暴な要約すると、大塚さんは、ハリウッド起源でない日本の漫画やアニメの独自性は敗戦経験に由来する『反戦平和』の倫理思想だけと言いたいらしい。(前掲書280p)
奥野さんは『農耕社会である日本が自らの農耕文化を基盤にして情報社会におけるコンテンツづくりに向うためには、(略)アニミズムを基礎にしたコンテンツづくりが必須だろう。(略)こうしたアニミズムに則った作品が日本のロボットアニメであり(略)それが結果として欧米には真似のできない日本独自のコンテンツ、独自のモノ語りづくりとなっているのである』(前掲書160p)と断言する。
さらに意地悪くまとめると、奥野さんは他国より日本を優位に立てるために論陣を張ってるらしい。(前掲書191p)
同じ日本人同士なのに『日本の漫画・アニメは外来文化である』という立場と『日本の漫画・アニメは日本独自文化である』という立場が。
『日本文化だから』という根拠付けから漫画・アニメについて思考を深めるのは簡単ではないようです。一歩間違うと『文化原因論』の思考停止。
修論で、米連邦最高裁がコモンローの違憲審査について、同じ先例を根拠に判事同士が正反対の結論を出して割れてしまい、歴史を踏まえた解釈は正反対の結論が出るからアテにならないと批判が出た事件を扱ったのですが、それを思い出しますね。
カールポパーは、対立する立場は『問題解決の競争』で優劣を付けろ、と提案していて、それは私の好きな意見なので、どちらの立場が面白い作品を生み出せるかで対決すれば良いと思います。
…といいたいところですが、器用な人なら『反戦平和』でも『アニミズム』でも面白い作品は作れてしまうと思います。私の個人的意見では『キリスト教徒』の作った作品でも面白いのがあります。(大塚さんは『国策』に反対のご様子ですが、『国策』でも面白いものが作れるかについては私自身の考えでは「ケースバイケースだ」…と逃げときます)
要するに、作品が面白くなるか否かは、漫画やアニメが日本文化起源かアメリカ文化起源か、あるいは農耕文化を踏まえるか遊牧文化を踏まえるか、には関係ないのではないかと。
どんな社会、歴史や伝統文化といった環境の中に生まれようとも、そこで面白いものを作り出すという各人の工夫が重要ではないかと思います。
以前、skirthikeさんの消失ネタが石川の私小説の伝統に則ったものではないかと書いた事がありますが、私小説が面白い私小説になるのは伝統だからではなく、祐馬さんの技術力が不可欠だということです。
そういう『技術』を評価し、その中で私の創作上の悩みの解決に繋がったり、将来の作品作りに役立つものを学んでゆくということが、私のハルヒ同人読みの目的の一つです。自分に出来そうに無い技を褒めるというのも重要な目的。(呑み会の折にSENYENの方に電波トークしたときは舌足らずでしたが、こういうことです。)
こう書いておいて紹介しないのはなんなので、同人紹介します。
大凡風邪薬『長門家の食卓で。』:「消失」後日譚。長門ファンにとって長門の「笑顔」は重要なテーマだと再確認させられました。私は、「消失」について「黒幕がいる」という恐ろしい妄想に取り付かれているので、こういう正攻法のハートフルネタが思いつけなくなっております。
長門の行動に対するキョンの動揺を通じて、長門の心の起伏が読者に伝わるように仕掛けを作っているので、読み進めると「ああ、風邪さんの心に長門は何か重いものを残しているな」ということが追体験できます。私も心に何か残りました。
ギャグっぽいプロトタイプが黒歴史だそうですが、このラストの「笑顔」とセリフだけのページの余韻はシリアスでやったから実現したものだと思います。成功。
ただ、オマケの4コマギャグ、「携帯長門」も可愛らしく(嫉妬ハルヒのいじらしさも恥ずかしい!)いい感じだったので、風邪さんのギャグ作品も読んでみたいですね。
ギャグもシリアスも描こうと思えば描けるという芸の幅が、心の動きを想像したり、印象的エピソードを思いついたりするのにプラスになっていると思います。
特に「すきやき」の絡め方が上手いですね。疑問がどんどん重なって、瞬間、一気に謎が解けるという展開が良いです。キョンの意識が一気に引き戻されるところが凄い。こういう時空の絡め方がやりたい。
「涼宮ハルヒの陰謀」の図書館の一件にキョンが言及してますが、「陰謀での出来事」も、「図書館」が「消失長門」と「キョンの選択した長門」の共通の思い出の場所であるという事実も、この話の中ではあまり関わってこないので、ちょっと孤立しています。「すきやき」の件に絞って前振りからエピソードを積み重ねても良かったと思いました。
時間切れで白いということを反省なさっておられますが、今まで書いてきた要因で作品の良さは十分伝わると思います。デジ画の背景も線画で十分綺麗ですし。こういうのはやれるようになりたいです。
ただ、冒頭の「夢」の回想は、「効果処理」が有れば一目瞭然だったと思うので、この点だけは時間切れが惜しいですね。
後書カットの水着長門のやらしさを拝見しますと、サービスシーン大いに期待できるサークルですから、是非、尻などをお願いします。
長くなったので今回は一冊だけです。すみません。つづきます。

椎名林檎とハルヒのコジツケ…既刊の裏表紙です

2008-10-21 03:21:49 | 涼宮ハルヒ
既刊『神様のパズル』裏表紙。
今までの更新ネタとの関連でコジツケると、
鶴屋山から発見された金属片のセシウムの原子番号55→SS→SOS
ということで、『勝訴ストリップ』→略称『SS』と偶然重なる、というところを面白いと思うわけです。
CDの歌詞冊子自体に『SS』という略称が書いてなかったら気づかなかったと思います。周期表習ったばかりの現役高校生で熱心な椎名林檎ファンなら『陰謀』発売時点で思いついちゃうわけですが、こういう偶然が面白い。歌ネタですからそれこそ『返歌』。
既刊のタイトルに使った『病床パブリック』もこのアルバム収録なのが嬉しいですね。好きな曲です。
本当は「マリみて」ネタで使おうかと思ってたのですが、優等生の屈折をネタにできるジャンルでないとやる意味がないので、よりふさわしいジャンルで使って正解だったと思います。ハルヒ自身、屈折した優等生ですが、『分裂』以降は佐々木さんのイメージ。
前に『毒リンゴ』ネタも振っていたので、『林檎』つながりも良い感じです。
アニメ版で『逆転裁判』ネタをやってましたし、佐々木さんも『判例』が必要、と言ってるので、『勝訴』は無縁じゃないとコジツケしておきます。
『また四月が来たよ』は『分裂』の冒頭を連想させます。
『本当は全部トリックであろう』は推理モノが好きそうな谷川さんにぴったりのフレーズ。
『あなた きれい すてき きらい つよい よわい』は九曜さんっぽい。曲名の『ストイシズム』は、ストア派のゼノン=「死者と交わる」ネタ→ストア派=犬のディオゲネスから派生。という感じで、既刊の『病床パブリック』『神様のパズル』で振った「佐々木さん=キュニコス学派」ネタに偶然繋がって良い気分です。
『月に負け犬』は、そのまま前に更新した「犬」ネタにコジツケられますね。
『どうせあたしの人生語呂合わせなんだもん』は、コジツケ連鎖で『たはぶれ遊び』してる自分にとっては偶然に重なって妙な気分です。
『太陽、酸素、海、風』なんて、英語の頭文字が『S、O、S、W』になって、『分裂』の、『α・β』でSOS団がw(ダブル)になることに偶然附合していて面白いですね。曲のタイトルも『本能』ですし。佐々木さんのセリフにありましたね。
そのほかの歌詞や曲名も、私が今まで振ったコジツケネタや本編の事象に繋がって面白いです。偶然の悪戯ですけど。
面白いハルヒ同人紹介
あるたな『きょこたん☆マジック』:予告しておりました紹介です。佐々木団ネタの先駆者と言える薙派さんの橘中心本。佐々木団本はあいかわらず貴重ですが、特に橘中心本は珍しいです。きょこたん応援の草分け、瓦さんが喜んでおられるかと。
いつも佐々木団全員を薙派キャラに解釈してネタ振りをしておられて、器用だなあと感心しております。どんなジャンルやるにも武器になると思います。
藤原が意外といい奴、がいいですね。こういう面は描いてあげたいですね。きょこたんオセロ弱すぎ、は大笑い。九曜さんの意外な一面も笑えます。「ホモが嫌いな女性はいません!」は宇宙法則ですか!?
佐々木さんが異性を意識して動揺して震えてる、というキャラ解釈が良すぎです。竹熊健太郎が萌えを分析して、自分には「要素萌え」は共感が難しいが、「シチュエーション萌え」は理解可能、みたいなことを言ってたように記憶していますが、これはその実例ですね。萌えます。私は激萌え。
佐々木さんは必ずしも外見が「萌え要素盛り沢山」ではないと思うので、この場面での佐々木さんの良さは薙派さんの工夫が生み出した「高付加価値」と言えます。普通じゃ見せないキャラの内面を一見して明らかにするという工夫=キャラの隠れた良さを引き出す術は学ぶべきところですね。
薙派さんはキャラ造形も可愛らしく、やらしく、サービスできる力を持っていますから、当然「要素萌え」もやれるのですが、「裏表紙赤面佐々木さん」「寝ている佐々木さんのナマ脚」「くーちゃんまじっくでぽろり佐々木さん(ノーブラですか!?)」とかに明らかなように、きちんと「シチュエーション萌え」も上手いのはうらやましいですね。「将来」を手に入れつつある、という感じ。
しっかりした描画力で「要素の総和」に留まらない情報量発生・付加価値の創出をする、こういう竹熊世代とかにも訴えるような世代を超える「萌え」が時代を超える力を持っていて、流行が変わっても残ってゆくのでしょう。
カレルヴァンウォルフレンが「文化原因論は現状改善を妨げる」と注意していましたが、この「世代超え」萌え創出法は結果の出る実践的方法ですから文化原因論の思考停止を回避しますし、反復すれば派生的にいろいろな基礎力の弱点が改善しそうですので是非実践したいですね。
キョンの突っ込みの形でキャラの一面を掘り下げてゆくという形式が成功。このオチは佐々木団の絆を感じさせて良いですね。もうすこし色々ネタを振っても良かったかも。こういう佐々木団の世界をもう少し読んでいたいと思わせられました。
描く人間が、他人の作品でこんな気分になっていてはいけないのですが。
「おまけ劇場」も笑いました。器用ですね。玉亭さんの作品に笑わされたときも思うのですが、可愛らしいキャラを描ける上にキャラ破壊もできるのがうらやましい。「ゆっくりしていってね」シリーズは声が聞こえてきました。「百鬼夜行」は不覚にも笑わされてしまいました。
ゲスト原稿の「カップル握りするな」は笑いました。「とりあえず記念写真でも」「ハミセル」も飛躍が凄い。ときには強引さも必要かも。笑ってしまいました。
まだまだ紹介していない本は沢山有ります。


『涼宮ハルヒの驚愕』おもいつき展開予想…シャミセンが鍵?

2008-10-06 12:14:38 | 涼宮ハルヒ
サンクリに来て頂いた方、有り難い事です。一日中バタバタしていて、訪ねて来てくださった方にはご迷惑をおかけしました。相変わらずの挨拶回りで驚かせてしまったかも知れません。
デジタル時代の作家さんたちの苦労話を伺う機会が有って、デジタル作画革命も10年くらい経つと次の段階のロケットに点火、といった印象です。
萌えが一段落してデッサンの再評価や絵柄の転換(頭身を高くする、巨乳も描ける様にするetc)は時代の趨勢のようですね。私自身は80年、90年、2000年に創作活動上の転換が起きているので2010年にも何か分岐点が有るのだと思っています。
今、熱心にやっていること、関心が有ることは2010年以降の10年を支える土台になると考えております。今やっておかなかったら2020年に活動やってられません。
九曜さんのポーズは以前一度描いたモノを、最近、根路銘さんから教わったことを踏まえてリライト。これまた2010年への一歩です。
青木さんからラリーコーエンの『空の大怪獣Q』(米1982)を見せて頂いていたのが役に立ちました。
『九曜さん=ケツァルコアトル』説。キョンが『分裂』で飛びそうだと形容していたので『鳥』のイメージで。根路銘さんから教わった島みやえい子『求道の人』を引用できて良かったです。
前回の更新で文化祭の時の『奇妙な恰好の連中』についてと、『現実侵食』の『猫』と『桜』と『鳩』のうち『桜』についてコジツケたので、今回は『猫』と『鳩』を採り上げました。
『猫=オト=乙=Z』…Fateのときに『タイガー』と『オトコ』さんが両方とも『虎=猫=古語ではオト』というのは奈須さんの『お遊び』だと勝手に考えていたのですが、今回こんなところで『Z』ネタに使えてラッキーでした。
『テスカトリポカ=ジャガー=猫科=シャミセン』という強引。アステカ神話は馬場さんからお借りした高山智博『アステカ文明の謎』が役に立ちました。
まあ、『分裂』で長門が猫の様子を心配していたのが気になったので、引っ掛けてみました。
ラリーコーエン=刑事コロンボの制作に参加→コロンボの語源=鳩→コロンブスとコジツケ連鎖できて良い気分。
谷川さん、推理モノに関心があると思われますので、『返歌』になってれば良いなあと。
前の更新で、『分裂』で佐々木さんが『コペルニクス的転回』『聖パウロ的回心』について触れたのに対して、『コペルニクス的転回=主客転倒→乗っ取りのイメージ』というネタと『聖パウロ的回心=死者に出会う→佐々木さん死者?→犬学派ディオゲネスネタつながりでゼノンの「死者と交わる」ネタ』とを『返歌』していたので、谷川さんがまだ採り上げていない『コロンブスの卵』について取っ掛かりが作れたのが良かったです。根路銘さんから教えていただいたミクのオリジナル曲『ハト』も引用できて良かったです。
たまには宇宙のネタも振ってみたかったので、『小惑星』の名前にケツァルコアトルもテスカトリポカも付いていたという偶然が有り難かったです。
『鳩=平和の象徴』+『コロンブス=新世界発見者』…九曜さんに大団円を期待させる属性と宇宙を旅していそうなイメージを付与できたのも収穫。全て偶然。不思議ですねえ。
疲労してるので面白い同人紹介は次回。あるたなさんを採り上げたいと思っております。(根路銘さんにウケていた本です)