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年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

アニメ『エンドレスエイト』から『天蓋領域』の正体を強引謎解き!?

2009-09-27 00:20:33 | 涼宮ハルヒ
アニメ2期DVDタイトルの『5.142857』から、『28』を元素周期表に当て嵌めて、『原子番号28=Ni(ニッケル)→「山の悪霊」』とコジツケました。
アニメ2期『エンドレスエイト』で折角『甲山』や『神呪寺』が『聖地巡礼コース』に入ったのですから、それ繋がりのコジツケが良かろうという事で『山の悪霊=麁乱大荒神』。
『麁乱大荒神』は、『如意尼』が『甲山神呪寺』を開山するときに邪魔した神です。
『無極庵』さんに質問しても判らなかった神で、『三宝荒神』と同体であるということは『鷲林寺』の解説板で読んではいたのですが、
青木さんから山本ひろ子『異神』を頂き、読んだところ、『麁乱神』という名前が。
『麁乱神=荒神』だというので、まあ、これが『麁乱大荒神』の正体であろうと推測。
しかも、『麁乱神=歓喜天=ガネーシャ』!
前の更新で、『神呪寺』に『聖天像』があることは触れておりましたが、いきなりコジツケ連鎖が繋がりました。
更に、『麁乱神=胞衣荒神=天蓋』!!
なんと、『天蓋領域=周防九曜』にコジツケ連鎖可能な状況になりました。
以前の更新で、『天蓋花=死人花=彼岸花』のコジツケで『佐々木=ササギ=陵』というネタを振っておきましたが、
『胞衣荒神=守護する人が死んだ後に「塚神」となる』…『塚=陵=ササギ→佐々木』!!
またまた別の道から、『佐々木=死者』説へ辿り着きました。
『天蓋領域』の正体についても、商業のハルヒの謎本の議論とは別に、トンデモではありますが、いろいろ派生できそうな存在を拾ってきました。『神仏習合』の実際は凄いですね。
山本ひろ子先生は和光大学に研究室を持っておられるそうで、噂が本当なら、ここでもちょくちょく引用している久米田康治先生が和光大学のOBという話ですから、これまた不思議な縁を感じます。
『異神』は1998年に平凡社から出され、2003年にちくま学芸文庫版が出ています。1998年版はハルヒ発表前ですので、谷川さんが資料に使うのは可能です。
山本さんは、神の『設定資料』より、『儀式の実際』を探求なさっている方で、谷川さんにこの姿勢が影響を与えているとしたら、前の更新で指摘した『出口王仁三郎の「型」の思考=コスプレ劇で未来をコントロール』を実践する舞台として『ライトノベル』を選んだのではないか?などと想像してしまいます。
『ハレハレダンス』の流行の辺りまでは、『儀式』は順調だったと思います。
山本の研究によれば、『荒神=ガネーシャ』は大変強力な『邪神』ですから、谷川さんの儀式は、中世以前だったら、『呪詛』として罪に問われたかもしれません。
角川内部のゴタゴタ+京アニ内部のゴタゴタで儀式は中途半端に続行されつつありますが、世の中には鳩山由紀夫首相の夫人のような『オトナ』も居られますから、儀式の失敗が単なる商業的失敗に留まらなくなるのではないか?などと陰謀論好きな私は勝手に妄想逞しくしております。
中世なら、生殺しの『ハルヒ』が『怨霊』になるなんて展開だったでしょう。
面白いハルヒ同人紹介
センチメンタルクリエイション『涼宮ハルヒの小規模な憂鬱』:ユーキチさんの個人誌。やる事は済ましちゃってるハルヒとキョンのウッカリ、という、コレが若さなのか?を地で行く、可愛らしい絵柄でただれたギャグ。笑えます。
絵が肉感的でないので、「キスマークを隠し通す」などという妙に生々しいネタもさらりと描き流せていて、得だと思いますね。
表情の演技付けが上手いので、必死のハルヒと他キャラのやり取りが笑えます。「親バレ」が爆笑。ハルヒ母、原作には未登場ですが、こういうキャラっぽい!キョン、観念しろ。
恥ずかしがるハルヒ、怒るハルヒ、もう可愛らしい。鶴屋さんと谷口、長門とみくるの対比が期待を裏切りません。踏まえてます。
ラストの一コマ、オチが良かったですね。そしてまた振り出しに戻る!
…バカップルめ。ごちそうさまでした。
つちのこ『ながとあさくら2』:土ノ子さんの個人誌。「憂鬱」前~「消失」前の間の長門の心の流れを、「ともだち」「やくそく」「ごめんね」の3本ショート連作で展開。
この方も、絵柄が可愛らしいのと、漫画演出がソフトなので、かなり痛い展開を重点から脱線させずに読ませます。
「喫茶店」「眼鏡」等、「場所」、「小物」、「仕草」に本編との対応が散りばめてあって、よく練ってあると思います。「小指でぎゅっ」をさらりと使ってくるのも凄い。
「会長」と「喜緑さん」のなれそめ(?)がちょろっと描かれてるのが芸が細かい!
宮崎駿の批判する「過剰表現主義」なら、「キモさ」で笑いとるとかは容易でしょうが、こうは行かないでしょう。適材適所ですね。
「人間らしく振舞おう」という朝倉さんが、こういう展開に陥るという残酷さをきちんと押さえた上で、播いた種が「涙」となって長門から流れ出るというオチが凄い。
普通、長門に感情与える作家は「笑顔」を与えるところですが、「涙」で答えますか。非凡。
米澤嘉博が「涙には共同体に属しているという一体感を与える効果がある」と書いていたのを思い出しました。1本目の「ともだち」というタイトルから始めて「涙」で落とす、しかも、この後に「消失」が控えていると読者は判っているという…胸が詰まる気分で読みました。
先が読めるから、思わず朝倉さんから跳び退る、というシーンが他で見ない場面を切り取っておられて、この方はよく原作を生かして、それ以上を作っているなあと思わされました。
「痛み」を「痛み」で終わらせないという、ひねくれてない所が、サマーウォーズを作るに当っての細田監督の問題意識と重なっていて、同時代性だと思いますね。
嫌韓流の後にこういう雰囲気が出てきたということでしょうか。
以前、風邪引きで読んだ太宰治の文に、そういう理想主義的な部分があったのを思い出しました。あれは戦前の作文でしたが。
悪い習慣『ForBeautifulHumanLife』:ハルヒへの洞察の鋭い公文さんの個人誌。前半・「キョンと妹ちゃん」漫画、中盤・「機関で可愛がられる古泉」ネタ(会長・喜緑さん4コマ付き)、終盤・「閉鎖空間に慣れてなかった古泉」ネタ。
ギャグからシリアスまで。芸が広い。会長と喜緑さんのリバーシブルSMネタが爆笑です。
「憂鬱」ラストの「閉鎖空間」から帰還したキョンが、最初に出会った人間が「妹ちゃん」であるというのは、良い着眼点ですね。
ホッとしたことでしょうし、改めて怖くなったかもしれません。そういう色々が妹ちゃんの表情の見えない横顔をキョンが見ているシーンに凝縮されていて、上手いなあ、と思いました。
コメントが相変わらず鋭いですね。キョンが「妹」のために閉鎖空間を拒否したのではないか?それが、「ハルヒ」という作品自体に「ソフィーの世界」的なオチを帰結するのではないか?という「憂鬱」~「驚愕」を貫通する「推測」は、なかなか鋭いかと思います。
佐々木さんの「家族」に注意を喚起させる発言から「妹」に照準を合わせるという推理の持ってき方は手堅いと思います。
1期を見る限り、京アニにも「みくる=妹ちゃん」説のスタッフが居たようですし、谷川さんが駄目出ししてないところを見ると、ミスリードを狙ってるのでなければ、キーパーゾンが「妹ちゃん」てのはアリでしょう。
古泉が機関の弟キャラとしてモテモテというネタも微笑ましい。「お姉ちゃん」と呼ばせる森さんが可愛らしく、笑えます。
ジジイキラー、凄すぎます。新川さんの「おばちゃん」が爆笑。
「閉鎖空間」ネタで初めて、原作の古泉自身が「怖い思いをした」という閉鎖空間に慣れてなかった頃を描いた作品で締めてるのが、巧い構成だと思いました。


ハルヒアニメ2期DVD『5.142857』異端覚悟謎解き…つづき

2009-09-21 04:14:24 | 涼宮ハルヒ
前回更新でアニメ2期DVDタイトルの

『5.142857』

をいろいろひねり回して、出てきた数字

『14,28,57』
『71,42,85』

について、

『14,28,57』

の原子番号当て嵌めコジツケまでやったので、今回は

『42,71,85』

の元素周期表当て嵌めコジツケ。


42+71+85=198=99×2

→原子番号99=アインスタイニウム→語源Einstein→『石』

『×2』ということで、物語展開に絡む石は2個!?

…たしかに、小説版で目立ってる石は(『白石みのる』はアニメ版ですし)、

『涼宮ハルヒの陰謀』登場の『鶴屋山のひょうたん石』
『涼宮ハルヒの憤慨』登場の『隕石』(寄生生命体付)

の『2個』ですか。

偶然の一致って大したものですね。
京アニ版ハルヒのアニメ2期DVDのタイトルに

『エンドレスエイト』が『陰謀』『憤慨』の展開の伏線になっている

という暗示が含まれてることになっちゃいますからね。
そこまでの場外乱闘は角川もやらないだろうとは思いますね…?


『原子番号42=Mo(モリブデン)→語源:ギリシャ語molybdos=鉛』

『鉛』=日本の古語で『青金』→『涼宮ハルヒの陰謀』で節分のときにハルヒが言ってた『泣いた赤鬼』の『青鬼』に『青』繋がりでコジツケ連鎖?


しかも

『原子番号71=Lu(ルテチウム)→語源:ラテン語Lutetia=パリの古名』

で、

『パリ』繋がりで『青』といえば

『仏国旗の青=自由』。

『泣いた赤鬼』繋がりで『赤』もコジツケると

『仏国旗の赤=友愛・博愛』


小説版の

『青鬼』=『朝倉涼子』

という推理は、朝倉ファンの共同幻想だと思いますので、

『朝倉と長門有希の友情』

を連想させる

『友愛』

がコジツケられたことは幸運です。

『朝倉=急進派』

で、フランス革命にもコジツケ連鎖しそうですしね。

隕石生命体に寄生された『犬のルソー』



『ルソー』



『フランス革命』
『パリ』

に関係してきそうな単語ですし。

前に引用した『ロバート・ダーントン』も

『フランス革命前夜の社会』

の研究してましたから、うれしい偶然の一致ですね!


前からやたら言及してる『機本伸司』さんが

『宝塚』出身

なので、

谷川流=SOS団=『西宮』とすると、

ライバルの機本伸司=佐々木団=ZOZ団は『宝塚』と絡んでくるだろうとイベント等で言ってましたが、

『フランス革命』



『宝塚』と『ベルサイユのばら』でコジツケ連鎖できます。

『涼宮ハルヒの陰謀』で橘京子さんが『女優』について言及してたことにコジツケられます。


前の更新で触れておいた、出口王仁三郎の

『型の思考』=『コスプレ劇で未来改変』→自称超能力者の未来人・宇宙人への対抗手段、

という思いつきにも『演劇繋がり』でコジツケできて、下手な鉄砲数撃ちゃ当るの実証だと思いますね!


モリブデンの主要産地がアメリカの

『クライマックス鉱山』

だなんて、本当に有難い偶然だと思いますね。

『クライマックス』

という単語を一連のコジツケ連鎖に導入できますから、ぐっと『展開予想』と称するトンデモコジツケがやり易くなった気がします。

『隕石』と『鶴屋山のひょうたん石』は『クライマックス』に絡む?

『涼宮ハルヒの溜息』がアニメ化されたので、小説版読まない人にも『演技の現実侵食』は共有されたと思いますので改めて書きますが、
『出口王仁三郎』の『演技で現実改変』をSF仕立てでやってるようにも見えますよね?

『涼宮ハルヒの分裂』でもハルヒは映画を作ろうとしてるわけで、『予告編』までは作っています。
これが現実侵食してきてるんじゃないか?というのが『驚愕』以降の展開予想の留意点の一つだと勝手に思ってるわけです。

『泣いた赤鬼』の『青鬼』の大暴れが『演技』だった様に、
『革命』騒ぎも、『演技』であり『現実改変』でもある(出口の『型の思考』!)という展開ですか。


昔、坂田靖子の漫画で

『Paris=「海に沈んだIsという都市に等しい」という意味』

という語源説話を読んだので、折角だからここで使います。

原田実が『平家物語』の『傍系説話』の分析をしていた話を前の更新で使いましたが、
パリの古名についての『傍系説話』。嘘語源らしいですが。

『洪水伝説』は色々な社会の神話に見られるそうですが、今までの謎解きでネタにした、

『ノアの箱舟』(『鳩』→『九』繋がりで『九曜』コジツケ)
『マヤ・アステカ神話の太陽の交代』(佐々木とハルヒの交代にコジツケ)

を引用。


青木さんが、

『「瓢箪」といえば伏羲・女媧の洪水説話だろう』

と指摘しておられたのをどこかで使おうと思っていたので、

『水没した都市・Is』繋がりで『伏羲・女媧』が『瓢箪』に乗って洪水を逃れた話を引用。

Parisの嘘語源は、水没後の新秩序の話ですので『洪水後の世界の暗示』
(世界中の洪水神話は『洪水後の世界に我々が生きてる』という『新秩序』の話ですし)

『鶴屋山のひょうたん石』が『救命ボート・脱出用カプセル』の暗示にコジツケられることになったのは幸運。


『原子番号85=At(アスタチン)→語源:ギリシャ語astatos=不安定』

…42繋がりで『フランス革命』、

71繋がりで『洪水伝説』

で、もう『不安定』にコジツケられそうな単語は出ております。


折角2通り出ているので、

『涼宮ハルヒの分裂』の『α・β』の並列

に繋げられそうな方向で進めてみました。


原子番号99=Es(アインスタイニウム)

→水爆の死の灰から発見→『人類滅亡の災厄』→『脱出カプセル=瓢箪→ひょうたん石』繋がり?

→語源『Einstein』→『一石=モノリス』→『2001年宇宙の旅』→『宇宙の旅→隕石』繋がり?



ハルヒ同人紹介
mogmoga『ずっと遠くで叫んでる』:ヤマダさんの個人誌。珍しく橘さんが登場しているので紹介します。
「分裂」の裏話というか、前話。
キョンと古泉が些細なことで喧嘩して仲直りする、という展開を、キョンが古泉の爪を切る話、橘と古泉がエレベーター内で対話する話、古泉が屋上から転落しそうになる話、という3場面に分けて描いたショート連作。
爪切りで揉めただけで痕が残るほど殴るなんて、キョン、大人になれ。
古泉が橘の組織との関係が平行線なのを、キョンと「機関の工作員としての古泉」の表層的関係を重ね合わせて鬱になってる、というところをはっきりと描かないで、それとなく匂わせてるのが凄い。
「友人とケンカした」と敵に打ち明ける時点で、古泉、かなりいっぱいいっぱいだと。「エレベータートーク」成功ではないでしょうか?
「キョンとのうわべだけの付き合い」の屈折が橘への「かわいそう」という発言に反映されてる、という解釈で、実は橘たちを悪く言うのは「自嘲」であるという…
こういう「分裂」のセリフや表情の深読みをしてもらえたら、谷川さんも満足だろうと思います。
そこで破滅に持ってゆかないで、ハルヒ能力発動による「事故」を契機に、キョンと古泉の関係は修復します。こういう「力」の使い方も有るのですね。
細田監督が、ドロドロの話の方が「日本映画っぽい」と語っていて、敢えて、現状を肯定する展開を努力したそうですが、同時代性を感じますね。
前に、三島由紀夫の問題意識に、「肉体に精神が閉じ込められていて、他人と直接触れ合えない」という断絶感をどうするか?ということが有ったと書きましたが、
この話もそのバリエーション。
最近、ハンマーフォールさんと同じ問題で雑談したことがあるのですが、男は「三島の緊縛写真」にしか眼が行かないが、女性作家は、こういう深い問題を共有したり、深く考えたりしているし、ネタにするのも上手いという結論に。
ヤマダさんは、平行線の解決に、「事故」で古泉が死にかける、という経験をさせることで、キョンと古泉に普通のコミュニケーションでは到達できない、「共有意識」を芽生えさせて、ディスコミュニケーションを解消しています。
「死の恐怖」が「理解」を助ける、という三島の主張が、ヤマダさんの「夏の超新星とトンネルエフェクト」にさらりと応用されていて、ハンマーフォールさんとの会話を思い出した次第。凄いですね。
石川忠司の「一緒にいるという事実が、議論の対立を超越して、人を結びつける」というのが「現代小説によく見られる共同性回復の思考実験」だという主張を思い出しました。同時代性。
(石川の「雑居小説」の議論が、Typemoonの新作の「同居ネタ」の元ネタではないかと最近思っておりますが)
4サークル分、紹介文書いたのに、ミスして消去してしまったのがショックでかいので、次の更新に回します。「つちのこ」「センチメンタルクリエイション」等。

涼宮ハルヒの憂鬱アニメ2期DVD2巻の『5.142857』異端謎解き!?

2009-09-17 12:54:23 | 涼宮ハルヒ
私のやってるのは『異端』だという自覚はあります。あいかわらず字ばかりです。

Newtype2009年9月号、エンドレスエイト完結記念大特集に涼宮ハルヒアニメ二期DVDの広告が載ってますが、
タイトルに

『5.142857』

という数字が。
とりあえず、『1,2,3,4…』を順に掛けてみると、

×1= 5.142857
×2=10.285714
×3=15.428571
×4=20.571428
×5=25.714285
×6=30.857142
×7=35.999999

で、×6までは小数点以下が

『1、2、4、5、7、8』

で出来てると判明。


京アニのアニメ版エンドレスエイトは『ループ8回』で『∞』と掛け合わせてたのだから、
『7』とは面白い数字で断絶するなあ、と。

ただ、賀東昭二さんが脚本のときバイトしてるハルヒが『69』という数字が胸に入った服を着ていて、
コレが『×7』のときの『999999→6個の9』に繋がるんじゃないか?と思いました。

やっぱり。賀東さん、かなり谷川さんと話して、今後の展開とか教わっていて、
それをちょろっと暗示して下さっているのじゃないか?等と勝手に思ってしまいます。感謝ですね。

もちろん、本当は、『わーいシックスナインだー』と修学旅行の夜の中学生の様に『下ネタ』で単に喜んでただけですけど?私は。

前の更新で、私が勝手に『周防九曜』のモデルの一人と思い込んでる『周防内侍』が『百人一首』の『69番』だったことはネタにしておいたので、
『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』は本当だなあ、と改めて思いました。偶然の一致は嬉しいですね。


見ただけですぐ気付くことですが、小数点以下が、

×1のとき『14、28、57』
×2のとき『28、57、14』
×4のとき『57、14、28』

で、『14』『28』『57』というペアで出来てるのが見て取れます。

同様に、

×3のとき『42、85、71』
×5のとき『71、42、85』
×6のとき『85、71、42』

で『42』『71』『85』というペアで出来てることがわかります。


結城浩『数学ガール』でミルカさんが主人公に指摘していた

『∑=サム』記号

が、アニメ版『エンドレスエイト』のキョンが着てる服の胸に描いてあったのが気になってはいたので、
『∑=summation=和』の意味だそうですので、試しに足してみることに。

14+28+57=99
42+71+85=198=99×2

…キレイですね。『黒幕』からの贈り物でしょうか?
さらに、『14、28、57』の組み合わせで『42、85、71』が表現できないか試してみると、ビンゴ。

14+28=42
14+57=71
28+57=85

さらに、この2組のペアを足してみると…

14+85=99
28+71=99
57+42=99

で、

14+28+57=99×1
 +  +  +  +
85+71+42=99×2
=  =  =   +
99+99+99=99×3
          =
         99×6=6×9×11

…6×9→『69』??またお会いしました。ワーイシックスナインダァー


『11』は、今までの更新でも

『2012年人類滅亡?古代マヤ予言』ネタで『太陽黒点周期11.1年』とか
『鶴屋山のモデルになった甲山の神呪寺開山邪魔した麁乱大荒神が封じられた桜から十一面観音が彫られた』とか
『ミヨキチの名前の美を分解すると十一が含まれてる』とか

ンデモコジツケしてきた懐かしい数字ですので、今は深入りしません。

有名な循環小数をさらりと持ち出す辺り、ますます、

結城浩『数学ガール』

を谷川さんか、賀東さんか、米田さんか、その辺りが愛読してるような気分になってきました。
最近コミカライズもされたので、それで読んだかもしれませんが…


前の更新で、『涼宮ハルヒの陰謀』で

『鶴屋山から発見された謎の金属片の成分がチタニウムとセシウム』

という原作の記述から、

チタンの原子番号22、
セシウムの原子番号55

→『22、55』は電卓液晶画面数字表現だと鏡像関係になる?

とかいうコジツケしてから、数字は『元素周期表』に当てはめてみる私ですので、

14=Si珪素
28=Niニッケル
57=Laランタン

と当てはめ。桜井弘さんの『元素111の新知識』によると、

Siの語源はラテン語silex=『硬い石』
Niの語源はドイツ語nickel=『山の悪霊ニック』
Laの語源はギリシャ語lanthanein=『隠れる』

だそうで、いかにもコジツケられそうな単語ばかりです。偶然の一致は良いですね。

『山の悪霊』が『隠れる』ような『石』

は、『涼宮ハルヒの陰謀』登場の

『鶴屋山のひょうたん石』

がまず連想されるので、ネタに。

甲山周辺では、

『一石五輪塔』

という石造物をよく見かけます。モノによっては『ひょうたん』に見えなくも無い形の物もあるので、
谷川さんがそれを見て『瓢箪』を連想したかもしれない、などと勝手に思っております。


『99』



原子番号99=Esアインスタイニウム

で、アインシュタインといえば

『相対性理論』

、京アニのアニメ版『笹の葉ラプソディ』でも『相対性理論』の話は出てましたよね。

原田実ネタで『傍系説話』からの解読ネタを前の更新で振っておきましたが、今回もそういう展開。

しかも、原作では

ベガまで地球から『約25光年』
アルタイルまで『16光年』

とあって、なにやら繋がりそうな数値です。

25=5×5
16=4×4

…5×5→55、4×4→44、と無理矢理捻じ曲げれば、

『55+44=99』

…とりあえず、何故『99』が出てくるか?の一つの謎解きではあります。

『笹の葉ラプソディ』は伏線カットしてると思ってましたが、
『エンドレスエイト』のDVDのタイトルで、

『笹の葉』と『エンドレス』が繋がってる

と暗示してきましたか?

まあ、『99』には別系列のコジツケ連鎖もあって、
原子番号99・アインスタイニウムは1952年の水爆実験の死の灰から発見されたそうで…
またまたアニメ版『エンドレスエイト』謎解きで振っておいた、

『入道雲』→『ムクリコクリの雲=原爆のキノコ雲』→『戦艦長門は水爆実験で沈没』
『蝉を逃がすときにパンドラの箱の比喩』→『原子力=パンドラの箱?』

といった連想に繋げてみました。


更に、別系統のコジツケ連鎖もあって、

『Einstein→一個の石→モノリス』

だとコジツケれば、

キューブリック『2001年宇宙の旅』

に繋がって、『映画』繋がりで、
『溜息』での映画制作の暗示になるという…
むろん、『涼宮ハルヒの分裂』でもハルヒは映画2作目を製作中ですから、『分裂』以降まで射程がある伏線かもしれません。

『2001年宇宙の旅』

では

リヒャルト・シュトラウス『ツァラトゥストラはかく語りき』

が使われてましたから、

『ゾロアスター』

登場。
原作に無関係の『ゾロアスター』ネタを前の更新で振っておきましたが、偶然とは恐ろしいもので、ここでリンクしちゃいました。
(なーんて、一応、『消失』で『ゾロアスター』は言及されてるんですけどね!)
まさに『下手な鉄砲数撃ちゃ当たる』ですね!どんな嘘八百言っててもなんとか繋がってしまう…

『69』が『周防』繋がりで、
『ゾロアスター』が『佐々木さん』に繋げられるなら、

先日放送した『溜息』で古泉が対立組織について語ったのが『橘さん』を暗示するなら、
前の更新で心配していたように、『分裂』が無かったことになってるわけでもないのかも。

『驚愕』が書き直しになるなら、それに沿って大幅に伏線回収も変更、ということも有り得るのですが。


面白いハルヒ同人紹介
O.D.Y『フロイト先生も爆笑だっぜッ!』:表紙は普通に元気なハルヒなのですが、中身は冒頭から女装古泉に長門が暴力、という「渡りに船」さんの個人誌です。
原稿はサイトの転用だそうで、頁毎に見せ場、笑い所が有るのが発表形式の性質の反映だとしたら、ギャグには、web漫画形式は合ってるかもしれません。
爆笑から赤面まで、連打で一気に読ませます。
長門がキョンにキス→ハルヒにもキスで間接キス成立、
身体測定→キョンの方からデートの申し入れ
身体測定→搾乳→谷口崩壊
ハルヒおままごと提唱→有希肩車で凄い笑顔
…展開を要約してみて一目瞭然ですが、先が読めない展開で、構成の勝利だと思います。
コマの一つ一つでも、パースを極端に取った構図に、可愛らしく描けるキャラに喜怒哀楽に富んだ崩し顔をさせるという豊かな表現力で見せ場を盛り上げてますね。
特に、照れてる表情が巧いかと。こういうほのぼのからドキドキ辺りを描けるから暴力ネタも軽く流せて素直に笑えます。
コマとコマの断絶を利用して空気が切り替わる様に展開するテンポが私好みです。ネタも、「人の股間から顔を出すな」という凄技から、「タバコじゃなくてシガレット」という考えオチもツボです(突っ込みに根性焼きで返し技、という小技も切れて爆笑)
後書きの日常漫画(?)「僕と朝倉」も爆笑。着眼点の鋭さが、粒揃いのネタ出しの秘密かと思います。どのジャンルに行っても必ずいるんですよね、どんな対象についても切り取るところが違う作家さんが。本人が面白い、といっても不思議ちゃんの手前の天然系というか…これは天の与えた才能なので、羨んでも仕方ないですが。
大凡風邪薬『RENTAL-レンタル-』:表紙がSF小説の表紙のようで、見れば見るほど色々想像を掻き立てられる長門の一枚絵で、迷わずゲット。
本文の背景処理を見ても、現実をキャラの存在する次元まで変形して組み合わせようとする感じで、手描きですが押さえるところだけ押さえて精密に描き込み、不要な所はザックリカットするという匙加減が絶妙。
これ、巧くやれるならギャグもシリアスも思いのままですね。ちびキャラのデフォルメの攻め方とか見ると、デザインを修行なさってるなあ、と感じます。それが本全体に出ています。
ハルヒの期待通りの「忍ぶれど色に出にけり」と長門の忍ぶ恋という対照がもう良い感じ。
キャラの会話で押してゆきますが、鶴屋さんの絡め方とか、無駄が無いですね。脇役と主役もしっかり分業してるので、同人漫画を参考にするのではなく、商業の漫画や映画のストーリーを研究しておられるのかも。
表紙も扉絵も伏線だったと読み進めてわかる構成が巧い。本全体が一本の物語の表現なワケで、練ってあります(扉が喜緑さん、オチが生徒会長、てのも上手いですね)
というより、これが思いつきでやれるなら、羨ましい!
次の紹介は、mogmogaさんの珍しい『橘さん登場』漫画です。

『エンドレスエイト』を『猫の大虐殺』コジツケで謎解き!?…谷川流は何故『1986年』に拘るか?

2009-08-20 00:50:08 | 涼宮ハルヒ
ハルヒ2期19話『エンドレスエイト』が8回で終了したのに、今更『謎解き』も無いようなものですが、一種の『まとめ』的な記事として、既に誰かが書いている謎解き、コジツケを屋上屋を重ねてここに書いておきます。
前回の更新でも話題にしましたが、ハルヒ2期15話目=アニメ版『エンドレスエイト』3回目=原作と離れた独自展開2回目=ループ『15513回目』は、
『入道雲』と『グライダー』が繰り返し登場しました。
『違和感の象徴』として、演出の高雄統子さんの入れた拘りらしいですが、
『サマーウォーズ』のパンフで、『夏の入道雲は細田監督作品の定番』という記述があったのを思い出します。
…まあ、同じ時期に放映されるので、全く意識してない方が強い精神力だと思いますね。
『涼宮ハルヒの分裂』116pで鶴屋さんが『百人一首』を暗唱するシーンが有ります。
『長門有希の100冊の85冊目と100冊目は何故読めない本なのか?』の謎解きの時にも書きましたが、谷川さん『和歌』を謎解きに活用したいのではないか?ということで、『85.100』の謎のときは『織田正吉』の『百人一首の暗号』を活用。
今回は、前回の『出雲大社』『出雲國神仏霊場』コジツケからの流れで、『出雲』繋がりで『和歌ネタ』コジツケ。
『和歌』で『出雲』繋がりといえば『スサノオ』の『八雲立つ出雲』の和歌ですよね。『古今和歌集』の『仮名序』で『31文字』の和歌の起源として紹介されております。
高雄さんが『エンドレスエイト』で『雲』を強調してくださらなかったら、ここでコジツケできなかったと思うので、私としては、アニメ版『エンドレスエイト』は意味がありましたね。
そして、『グライダー』。あの形でなく、紙を折って作る普通の『紙飛行機』形だったら『外山滋比古』の『思考の整理学』はコジツケられなかったので、これまた高雄さんに感謝です。
外山滋比古さんは、1980年代末に、入試の論文読解に使われるというので、読まされましたねー。懐かしい!
『グライダー』は風任せで自力で飛べないが、
『飛行機』は動力で自力飛行できる、
という外山さんの解釈で、自力で考えられるか否かの対比に使われた様ですね。
『思考の整理学』は『1986年』(この年を覚えて置いてください!)ちくま文庫に入りましたが、岩手県盛岡市さわや書店店員『松本大介』さんが、『若い頃に読んでおけばよかった!』みたいなポップを書いておいたら、2007年ごろからリバイバルブーム起きたそうで…
でも、外山さんの本を読んで『自分の頭で考える飛行機型にならなきゃだめだ!』と思うのは、意地悪な見方をすれば、全然自分の頭で考えてないですよね?
松本さんのポップは『もっと若い頃から「外山滋比古という風」に乗ってれば良かった』という他力本願じゃないかな~?と。
言行の矛盾に松本さんが気付いていないのが、まあ、自分も気をつけなきゃなあ、と思わされました。
大学生にベストセラーになっちゃってるので、自分だけが矛盾してるわけじゃない、とちょっと『絶望先生』的に安心しましたが…久米田康治先生、改めて凄いですねえ。
外山さんと松本さんの対談も読みましたが、外山さん、この『発言と実践の矛盾』に全然気付いておられないご様子…まあ、宣伝が大事ですからね。
『飛行機型』も、『本当に飛ぶ』と『飛ぶと言ってるだけで飛ばない』を分けるべきなんでしょうね。
脱線しましたが、高雄さん、ベストセラーなのでお読みになって、『コンピュータが「グライダー型」の典型だなんて、ループから抜けられない長門さんにぴったり!』と当て嵌めてみたのかもしれませんね。
『涼宮ハルヒの憤慨』収録『編集長☆一直線!』で文芸部会誌に小説3本書いた『消失後の長門』は、『飛行機型』になってると思います。
春に出した総集編、『陽春白雪』で、『近代自我は小説書くと形成される』という柄谷行人とそれをパクったかもしれない大塚英志の議論をパクったネタを振っておきましたが、ここにコジツケ連鎖させたかったんですよね。
あーここでネタに出来てよかった!エンドレスエイトに感謝!
高校の頃授業で無理矢理読まされた外山滋比古が今頃好きな作品の謎解きに使えるなんて、偶然は面白いですね!
そして、大学1年の頃大学生協書籍部に平置きされてた、『ロバート・ダーントン』の『猫の大虐殺』。
193pに『プロメテウスたる作者』の先駆者として『ルソー』を解釈する記述が。
ハルヒで『ルソー』といえば、『涼宮ハルヒの憤慨』収録『ワンダリング・シャドウ』登場の阪中の飼い犬『ルソー』ですよね。『「意識」は「寄生生命体」ではないのか?』という話。
…てことは、長門さんが『飛行機型』に成れたのではなく、何かが取り付いて『飛行機型』に見えてるだけじゃないのか?というのが私に謎解きネタでここまで更新させてる『不安』『懸念』『強迫観念』です。
『自我と小説を書くことには関係がある』…だから『編集長☆一直線!』と『ワンダリング・シャドウ』は同じ『涼宮ハルヒの憤慨』に収録されなければならなかったんですねえ…
そして、『涼宮ハルヒの分裂』23pで、生徒会長は『猫の寿命は人間より短い』と言ってますし、
49pでは長門が『シャミセン』を心配していました。
174p、αー3ではキョンが『猫族の寿命は永遠なのだといわんばかりの顔をして』とシャミセンを形容しております。
…猫の寿命に関するモチーフがこれだけ出てくると、鈍感な私でも、大学1年の頃知った『猫の大虐殺』を思い出しちゃいます。…『吾輩は猫である』も連想しましたが。
猫の寿命といえば『シュレディンガーの猫』にもつながりますし。昔は、シュレディンガーの猫は科学的思考実験だから、哲学とかに転用できないという思考停止してたこともありましたが、今は『コペンハーゲン解釈』というくらいだから『確定した真理でなく解釈に過ぎない→科学の中でも哲学に近い思索の問題』と考えて、柔軟に対応しています。
『科学の議論だから科学以外に使わない!』なんて思考停止の硬直は却って科学的じゃないですしね!
私の勝手な妄想でなく、本当に、谷川さんはロバート・ダーントンを読んでらっしゃるかもしれませんね。
『分裂』~『驚愕』の謎解きに関わって来るかも!?
そして、岩波から『猫の大虐殺』が出たのは『1986年』!…どこかで見ませんでしたか?この年号…前回は『2005年』が出まくりで、今回は『1986年』が出まくりです。
『プロメテウス』といえば『パンドラ』でありまして、『エンドレスエイト』(『涼宮ハルヒの暴走』43p)で蝉を逃がすときにキョンは『パンドラ』を思い出します。
アニメでもやってましたね。
以前の更新で紹介しておいた、『平家物語』の『傍系説話』には話の先の展開を暗示する効果がある、という原田実の主張を念頭に置くと、
『黒幕』が『パンドラ=全ての賜物を与えられた女』を送り込んでくるという展開があるのではないか?
と考えさせられます。『魅力的な女性』というと…『佐々木』が『パンドラ』?
『1986年』といえば『チェルノブイリ原発4号炉の暴走事故』ですね。
『涼宮ハルヒの暴走』収録『雪山症候群』302pでの長門のうわ言『よん』が『チェルノブイリ4号炉』繋がり?というのは酷いコジツケですが…
『涼宮ハルヒの憤慨』95p『無題3』の『棺桶』とチェルノブイリ4号炉を封じる『石棺』がうまく符合します。
『石棺』に封印されるのが『消失』起こした長門ではないのか?というのも、私の不安の材料です。
『1986年』をこれだけ引っ張るのは、谷川さんは『チェルノブイリ』をハルヒの謎に絡めてるのかもしれませんね。
1986年以降生まれの子は、2003年、『涼宮ハルヒの憂鬱』刊行の頃『高校生』くらいなので、ハルヒ達は、『チェルノブイリ事故』という『パンドラの箱』が開いた以降の世代だということですね。
あの事故の影響で、人類の世代に遺伝的に決定的な断絶が生まれてるのではないか?という意識が谷川さんにはあって、それがハルヒの世界なのかもしれない、などと勝手な妄想を膨らませています。
そして、前回『井伏鱒二』繋がり『モンゴル』繋がりで『エンドレスエイトの入道雲→原爆のキノコ雲(ムクリコクリの雲!)の暗示?』という妄想コジツケを振っておきましたが、
『キノコ雲』と『長門の処分』繋がりと言えば、『ビキニ水爆実験』と『戦艦長門』の沈没です。
『ビキニ水爆』絡みで、長門の未来は暗いのではないか?という予想は、青木さんから頂いた、『涼宮ハルヒの憂鬱』の商業の謎本、タブロイドと愉快な仲間達『超読解涼宮ハルヒ』でも指摘されてたことですけど、
ここで『エンドレスエイト』や『雪山症候群』『編集長☆一直線!』からのコジツケ連鎖でようやく辿り着きました。
そういう悲惨な運命が長門に降りかからないようにと願っております。
面白いハルヒ同人紹介
もうもくのいぬたち『マユつるっ!!』:表情豊かにキャラたちが動き回る、熱血漢さんの個人誌。表紙の眉・鶴の表情も凄く好みです。
巻頭カラー頁!凄すぎる。色気が無い、と心配なさってますが、バニー眉鶴、ナイスですよ?画力あるから、色気もすぐに出せると思います。
詰める鶴屋さんが爆笑。こんなネタはじめて読みました。
「る」抜き鶴屋さんも可笑しい。熱血漢さん、頭が柔らかいですね!
コンタクト方法を学んでいない朝倉さん、全ての悲劇の発端。でも笑いました。学んでなくて「フゥー」だなんて、なんて高性能。じつは伏線(!?)
モノクロ4コマのガム呑み長門も爆笑。
一貫してハルヒと朝倉さんのすれ違いが悲劇を生みます。朝倉虐待ネタ連打。笑ってしまいますが。
ハルヒにしか見えない→奇行にしか見えない、が面白い。風邪引き鶴屋さんが殴りつけるのが笑いました。本能?
「劣化」長門が可愛らしすぎ。朝倉には酷いですが。
ハルヒパワーで朝倉復活、ハルヒと朝倉和解(!?)という展開がホッとします。その前に、一旦お別れという展開が、非常に効果的構成。
これがきちんと描けるからギャグも切れが良いのです。ちゃんと胸が痛かったです。やたら「全裸」もむちむち非常にグッドです!地味に「飛び降り森さん」も萌えました!コレがやれるのが強味。
風邪引き鶴屋が「伏線」というのがヤラレタ!という感じ。「2倍だ!」が爆笑。これは考え付いたが勝ち。
「眉毛のことかあ」は笑いました。朝倉、脱ぎすぎですね!これからもこの調子で!!でも結局虐待…笑っちゃいますが。
感情の篭らない長門の暴力が良すぎです。「キャー」、良すぎ。
こういう夢オチはカオスを増すので許されます。私が許します。
新刊の楽しみなサークルさんですね。がんばってください!オヤジに応援されても困るでしょうが…
まだまだ紹介してゆきます。



『エンドレスエイト』スピリチュアル謎解き…谷川流の裏に『出雲大社』!?

2009-08-17 14:02:46 | 涼宮ハルヒ
コミケは暑い中、来ていただいた方々、有り難かったです。
お会いできなかった方が多く、今後のイベントでお会いできればと思います。

『Colombin』というメーカーの菓子の差し入れを頂きまして、
『Colomb』→『鳩』…いつもながら『暗示』的な菓子で気が抜けません。
3日目朝食はこれと利休饅頭でした。


エンドレスエイト終了して、谷川流脚本で『涼宮ハルヒの溜息』に突入したとの話ですね。
エンドレスエイトの放映回数は外しましたが、『33』がマジックナンバーなのではないか?というコジツケは偶然の一致を見ました。


原作のループ回数『15498回』、

アニメの独自展開は『15499回』~『15532回』

『15532=15499+33』
…『33』!!

『観音の変化身33』→『甲山神呪寺の本尊は如意輪観音』→『甲山は鶴屋山のモデル』!?

『鶴屋山』は原作では2005年発売の『涼宮ハルヒの陰謀』で登場しました。
『陰謀』43ページで古泉が『消失』の時間旅行を説明するのに描いたのが『∞』



そして、ループ回数に足された数字、

13話:15498=15498+0  → 『0』
14話:15499=15498+1  → 『1』
15話:15513=15499+14 →『14』
16話:15521=15513+8  → 『8』
17話:15524=15521+3  → 『3』
18話:15527=15524+3  → 『3』
19話:15532=15527+5  → 『5』
  
『0、1、14、8、3、3、5』を電卓液晶画面表記してひっくり返すと、

無理をすれば、『SEE8hIID』と読めます。

『See8hiid』…『∞』の『hiid』を『見ろ』…??

なーんて、私、『ハルヒ』の元ネタに途中から絡めてあると勝手に推測してる、
谷川さんのエロ小説(!?)

『絶望系閉じられた世界』

のキャラに、『熊野イズモ』とか『杵築』というキャラが登場したときに、
コジツケ連鎖できないか『出雲』について調べてみたのでした。
『杵築大社』は『出雲大社』の古名ですし。



『絶望系閉じられた世界』は、『涼宮ハルヒの陰謀』と同じ『2005年』発売。

そして、『2005年』は『出雲國神仏霊場』設立の年。

『出雲國神仏霊場』は『∞』型で『八』『無限』を掛けて『∞』がロゴマークデザインの元…

『2005年』発売の『涼宮ハルヒの陰謀』43頁で古泉が『∞』マーク描いてたわけで…



『2005年』は、谷川流という作家にとって、『出雲』を強力に打ち出した年だったと言えるかもしれない、
と思っていました。もちろん、私の勝手な思い込みです。


『hiid』=『ヒード』はモンゴル語で『寺院』の意味だった記憶があるので、
京アニ版、アニメ『エンドレスエイト』の『アニメ独自展開部分』のループ回数に隠された『暗号』=『see8hiid』は、


『∞の寺院を見ろ』→『「出雲國神仏霊場」を見ろ』


ではないかと、コジツケ連鎖しちゃいます。正気を失ってますね。
谷川さんが新興宗教『出雲大社教』(オオヤシロと読むらしい…)の信者だとは思いませんし、
京アニスタッフに出雲シンパがいるとも思いませんが…


なぜモンゴル語か?については、西宮が『蒙古』と縁のある土地柄だというのがあります。

『広田社』は、三韓征伐のときに協力した神様で、『敵国調伏』のパワーがあります。
『西宮戎』の『エビス』は『異民族』の意味です。

『蒙古襲来』以降、『蒙古』の名は『異民族』の代表として、
『異民族』『お化け』の意味で『ムクリコクリ』という言葉ができたという説があります。
(『コクリ』は蒙古襲来のときに蒙古と連合して攻めてきた『高麗』のことだといわれます)

井伏鱒二の『黒い雨』で『キノコ雲』を『ムクリコクリの雲』と書いていたと記憶していますが、『8』月繋がりですね。

『涼宮ハルヒの憤慨』収録『編集長☆一直線』の長門の小説『無題3』に出てきましたね『お化け』…『ムクリコクリ』!?

以前、『分裂』~『驚愕』展開予想で『チェルノブイリ』ネタを振ってましたが、
アニメ『エンドレスエイト』が『原爆のキノコ雲』に連鎖したので、にわかにコジツケ連鎖が繋がってきました。

『分裂』などで『百人一首』や『和歌』ネタが振られてますが、
『和歌』の原点は、スサノオの『八雲立つ出雲』の歌で、『出雲』繋がりですし。
アニメ版エンドレスエイトでも『雲』がやたら強調されてる回がありましたね。
…谷川さんも褒めてましたが、今年の8月は、『サマーウォーズ』が記憶に残ると思います。2回観ました。

谷川さんは『事前に何の予備知識も無く観た』とわざわざ断ってますが、
そう書きたくなるような、偶然の一致が谷川作品と細田作品の間に見られるようにも思われるので
(バーチャ空間『OZ』とか、敵は『情報生命体』とか、暗号解読したのが『55人』とか、
キングカズマ役の谷村美月が『神様のパズル』のメインヒロインだとか、
『原発がアブナイ』とか、夏希先輩の両親役の声優さんが『谷川・佐々木』だとか…)。
まあ、私の妄想なんですが。

谷川さんもハルヒで『情報生命体』と『バーチャ空間』で『サマーウォーズ』みたいな展開を狙ってて、
細田守に先を越されて、そのままの展開ではやり難くなってたりするのではないか?とか勝手に妄想しております。

『黒幕=神』の着物の裾に触れるくらいは出来てると良いのですけど。


面白いハルヒ同人紹介
シマコヤ『わたしのためのスペースオペラ』:島田しまこさんの個人誌、2007年10月~2008年8月の5冊分の総集編。オフ向きでないかと思いきや、これはこれで良い雰囲気の本になりました。

「あかいものなんだ?」「朗読者」「それはわたしの庭のばら」は入手してましたが、「The beastly Arctic won't freeze.」「海にでるつもりじゃなかった」は持ってなかったのでラッキー。

キョン妹が、「幼い女の子」という、「万能魔法」で古泉の生活にじんわり変化を与えます(当然、キョンは振り回されてます)。
ハルヒの『力』とは違いますが、妹ちゃんに現実改変能力があるというのが良い雰囲気の原因かも。「子供の全能感」「少女の無敵っぷり」は若い人は嫌いだろうし、「永遠の少年少女」には天敵でしょうけど、自分の経験では年を取るとムカつかないし、ほほえましくなってきます。私がジジイってことですね。

短い話は簡単な話ではない、と木村章二が書いてますが、その典型ですね。
誕生日の「おんなじかお」の笑顔、電話の向こうでの妹ちゃんの表情、「星型のクッキー」、とか、

物語の急所が映像として「描かれていない」、

という演出が面白い。

絵を描く人間なので、何でもかんでも「絵に直す」「映像化する」という先人の言い伝えを信じてきましたが、
宮台真司を信じるなら、「自明性がありえない時代」に我々は生きているのですから、
「何でもかんでも絵にすべし」も問い直されることでしょう。
描かれていないことまで描ける方が、描いたことだけ描けるより、表現力が有るような気がしますが。

こういう作品をこれからも描いていって頂きたい方ですね。
まだまだ紹介続きます。


アニメ版『エンドレスエイト』のループに隠された『大本教』の聖数『3』『5』!?

2009-08-05 11:20:24 | 涼宮ハルヒ
アニメ2期『エンドレスエイト』のループ8回は、

12話ループに気づかず
13話15498回
14話15499回=15498+1
15話15513回=15499+14
16話15521回=15513+8
17話15524回=15521+3
18話15527回=15524+3
19話15532回=15527+5

ということで、


18話予想15531回=15524+7

実際 15527回=15524+『3』


19話予想ループ無し

実際 15532回=15527+『5』

と、私の甘い期待は大外れだったのですが、
ボーリングのスコアボードの数字、


1投目→『1』
ハルヒ『14』点→『14』
キョン『8』点→『8』
ユキ『3』点→『3』
コイズミ『7』点→『7』
みくる『0』点→『0』


と比較して、相違していた数字『3』『5』が、
大本教の聖数


『5=厳(イツ)=大本教開祖・出口なお』

『3=瑞(ミツ)=出口王仁三郎』



と対応してる偶然が面白かったのでネタに。


出口王仁三郎は


『型の大本』


といって、


『霊界』に起こること=未来に世界に起こること


が、先ず『大本教』に現れると信じていた様ですが、

原田実先生によれば、

人間が『現界』で『神のコスプレ』して、芝居すると、

『霊界』の神が芝居通りに動かされて、

未来が人間の期待通りに左右できる、

とも解釈されていたようです。


『涼宮ハルヒの陰謀』で、『未来は変えられる』と言っていた『古泉』の箇所で、
スコアボードとアニメ本放送の相違が起きてるという偶然も。妄想を刺激しますね。

というか、
スコアボードとアニメ本放送が一致しちゃってた場合、
相違点が、大本の聖数に一致してる上に、出口王仁三郎の仮説と一致してるという偶然は起きないので、
私も、大本教や王仁三郎をコジツケることも出来なかったでしょうから、
『黒幕』のメッセージかなあ?とか、不思議に思っているところです。

原作者の谷川先生も2期には脚本でも関わっておられますから、
京アニスタッフに大本教の教義をハルヒに仕込んでやろうという黒幕がいると決まったわけじゃないんですけど。

まあ、関係者に、

古泉VSみくる

を、大本教の『型の思考』で解釈しよう、という宗教オタク、トンデモ好きな方がおられるということでしょうか?

日本人は、クリスマスも初詣もやる、宗教的に寛容な多神教徒だと、
白人、キリスト教徒は不寛容で劣っていると考える排外主義者は
よく比較しますが、
こういう、宗教ネタを遊びに使えるという寛容な国に生まれたのが幸せだということだろうと思いますね。


面白いのは、スコアボードと本放送のループの数字上の一致点が

『1+14+8+3=26』

で、

原子番号26:Fe=鉄→古語で『えびすがね』

で、ハルヒの舞台『西宮市』にある『西宮のえびす』と繋がるということで、

これに『7+0=7』足すと予想させるのがスコアボードの数字列で、

『3+5=8』を足したのが実際の本放送だったという…

『舞台』を左右すると言うことは、物語を抜本的に転換する付け足しが起きたのがエンドレスエイトだった?


スコアボードから、ループ『7』回?と、勘違いして無いと、実際のループ『8』回との対、『7/8』が、


長門の部屋番号『708』

エンドレスエイトで長門がかぶっていた面『ウルトラマン』→『ウルトラの星=M78星雲』


とコジツケ可能だという偶然も、黒幕が、



エンドレスエイトはハルヒに振り回される話と見せかけて、実は『長門有希』にとって重要な回なのだ




ということを暗示したかったんじゃないかと思いますね。

エンドレスエイトのループが終了した9月1日に、長門は学校を休んだのですが、


原子番号78=Pt(プラチナ)


は、化学反応の優れた『触媒』として知られていて、

黒幕は、ループを通じて長門にダメージを与えることで、


ハルヒの『情報爆発』の反応過程の『触媒』


に長門を仕立てたんじゃないか?

その結果が、



『涼宮ハルヒの消失』



じゃないのか?とか勝手に妄想しちゃいますね。

やはり、物語の転換を期する付け足しが起きたのが『エンドレスエイト』だと黒幕が強調したかったんじゃなかったかなあ?
と、勝手にコジツケしておきます。


夏コミ新刊入稿しました…タイトルは『閉じられた世界』で

2009-08-04 04:17:53 | 涼宮ハルヒ
夏コミ合わせ新刊は『憂鬱』~『分裂』の謎解きと『驚愕』の展開予想ネタの本。
引越し後の初の新刊ということになりますね。

あいかわらずのコジツケ連鎖と、傍系説話謎解き、『憂鬱』~『分裂』が『驚愕』以降でドンデン返しされるという思い込み。
これまたあいかわらず筋肉がキモイ表紙絵ですが、10年後、2020年ごろに、2007年以前の私のまま停滞して薄っぺらい絵を描いてるのが怖いので、今は我慢して土台作りですね。

刃物は、分厚ければ研ぎ澄ませますが、薄いと、研いだら無くなってしまいますので、今のうちに分厚くしておくのが準備。

前の更新で、アニメ版エンドレスエイトのループが7回で終わるのではないかと口から出任せ、勝手なことを書いておりましたが、青木さんの情報では8回目に突入したそうで、

早く終わって『消失』等の映像化を見たいという単なる希望から、個人的願望でその時の最短を期待したのでしたが、『結論先にありき』の短絡だけに大はずれ。
結城浩『数学ガール』の『ミルカ』さんの忠告、『数列クイズに正解なし』を実体験ですよ。
改めて、賀東さんか谷川さんが『数学ガール』読んでそうな気がしますね。

単純な当てはめでは失敗しましたが、ボーリングのスコアの数字に関しては、折角、途中までは偶然の一致があるので、前は考慮しなかった要素を入れてコジツケ連鎖、偶然の一致を再検討してみたいと思っております。
たとえば、長門のスコアの1234…321の反復を、1、14,8…と組み合わせていなかったので、改めてこの2つの数列を組み合わせて、『黒幕の意図』に迫ってみようかと思います。
夜空に星座を見つけてしまうのが人間の脳の欠陥ですが、娯楽としては、そういう『錯覚』は大歓迎ですので、また『邪馬台国探し』のごとき『コジツケ』で『予想』をしてみようかと思います。

西宮北口駅前の広場が再開発だそうで、今年の初夏にイベントのついでに立ち寄ったのが見納めでしたね。
その時の聖地巡礼
1日目:北口駅→両度町→芦原町→神祇官町→津門稲荷町(津門神社)→松原町→津門大塚町→深津町→高畑町→中島町→天道町→二見町→熊野町(熊野神社)→松山町→日野町→大森町→高木東町→北口町、
甲風園→北昭和町→大畑町→広田町→高座町→上ヶ原八番町→九番町→一ヶ谷町→大社町(関西スーパー)→六軒町→甲陽園本庄町→甲陽園若江町→神園町→獅子ヶ口町→甑岩町→毘沙門町→角石町→甲陽園二番町(北高)→…→神原→奥畑(震災記念公園)→北名次町(苦楽園口駅)、
2日目:北口駅→甲風園→北昭和町→大畑町→広田町→高座町→一ヶ谷町→六軒町→甲陽園本庄町→甲陽園若江町→神園町→獅子ヶ口町→甑岩町→毘沙門町→角石町→苦楽園二番町(北高)→…→上ヶ原八番町→高座町→…→北口駅
3日目:北口駅→甲風園→南昭和町→両度町→森下町(八幡神社)→神明町→西福町→津田町→池田町→六湛寺町→染殿町→用海町→石在町→久保町→鞍掛町→浜町→建石町→川添町(図書館)→川西町→松下町→御茶家所町→羽衣町→相生町→松生町→南越木岩町→石刎町→北名次町(エンドレスエイト登場の鉄橋)→獅子ヶ口町→甑岩町→毘沙門町→角石町→苦楽園二番町(北高)→…→甲陽園駅→…→北口駅
アニメ版エンドレスエイト見た限りは、まだまだ歩いていない場所が一杯ありますね。
今回も。震災記念公園に御参りしてきました。地元でもオタネタで町おこしするという動きがあるようですが、こういう「聖地」をどう調和するのかが面白い思考実験ですね。


面白いハルヒ同人誌紹介
モロみ屋『長門とバックアップの朝倉さん』:前回予告したちび朝倉さん虐待が面白い(こういう要約でよいのか…?)モロやんさんの個人サークル。
久しぶりの同人活動だそうです。白いと反省なさっておりますが、オーソドックスな4コマの保守的コマ割でありながら、奥行きのある構図の工夫が光ります。こういう達者な方が参戦して下さって有り難い事です。

普通の頭身キャラも、ミニキャラも、すっきりと洗練されていて、かわいらしいですし、漫画的誇張表現向きな動かせるキャラに仕上がってます。
今はキモイ私の絵柄ですが、こういう感じで輪郭中心でデフォルメしてゆきたいですね。

朝倉さん、ペナルティでダウングレードして、ナイフが朝マックのパンケーキ用プラスチックナイフ、というのが笑いました。
無線通信からUSBにダウングレード→コード持って振り回す折檻、という展開、回されてる朝倉さんが可愛いですね。怒る長門も可愛い。
いきなり「長門のどこにUSBを繋ぐのか?」でサービス(?)展開、という脱線も良かったです。これだけでも引っ張れそう。
頭を鷲摑みにされてぶら下げられるのも可愛いです。虐待シーンなのに。キャラがかわいらしい造形で、仕草がかわいらしいと、微笑ましく思えてしまいます。長門の頭に乗って移動して「らくちん」の表情がかわいらしい。

画力がある人は、色々なシーンを読んで楽しいように描けるので、得です。
後書きカットの眠る二人のシーンも名場面ですし、長門のお腹が見えてるのも良い味出してます。

舟橋一夫は、「絵になるシーン=名場面」を描け、と言いますが、確かに名場面思いつくと、ネタの作画が効果的になると思います。
絵が良い絵になりますし、ストーリーも見せ場があるおかげで引き締まります。読んで楽しいですし。


優先席『涼宮ハルヒの掲題』:金子ねコさんの個人サークルの様です。「そろそろ「彼」という存在について皆で話し合ってみる事も必要ではないでしょうか」というサブタイトルの通りの表題作、爆笑。

古泉と朝比奈さんのハルヒ奴隷っぷりが特に笑えます。よくよく考えると原作でもこうなんですよね…
長門がいつものキョンラブ長門で良かったです。ストレートな好意の発露がドキドキさせられますね。
強制的に入手した「驚愕」が凄く面白い、というネタも爆笑。現実が侵食されてます!
オチのデレハルヒ(バカップル…か?)展開が読後感を良くしています。口撃しておいて、本当に嫌われるのは嫌、という屈折が可愛らしい、ホッとさせられます。

先日、青木さんとローゼンメイデンを見たのですが、「好き」が行動原理だと、かなり凄い対立でも、憎めないところがありますね。そういう感じで。
キョンコネタも「分裂」ネタ絡みで地味に佐々木さん登場してて(男ですが)良い感じです。
不思議なことに、「ハルヒコの嫉妬」ということになると、「もっと冷静になれ」と言いたくなりますね。

表題作の「キョンの団への貢献度」も、性転換ネタの「佐々木が気になるハルヒ」も、「分裂」ネタの思考実験なのが巧いですね。原作を巧妙に踏まえておられます。これでキャラも可愛いのだから、うらやましい。

4コマの朝倉姉弟が好きですね。空回りしていて。枕元で短パン男が子守唄、爆笑。これは長門でなくてもウザい。
朝倉さん、男になると、神秘的オーラが消えて、急にウザくなるのが不思議です。

弟さんは「うどん」なんですね。「カレー」主張する長門が沈む表情含めて笑えます。
画力があるのでアップに耐えますし、表情の変化を描けてますし、そういう変化をつけられることで漫画が盛り上がります。勉強になりますね。
次はオヤジのリクエストで、お色気シーンにその才能を転用です!


9682『ハル晴レハロー』:ハルヒジャンルはオフィシャルも同人も、似たような色合いの表紙のことが多いのですが、コタツみかんカラーの暖色系(?)SOS団が珍しいかも。
ヒロセさんとみうらさんの合同サークル、三度目の紹介の9682。引越し荷物の梱包の中から逐次的に現れる作品。本来は一度に紹介すべきところ、申し訳ないです。

ヒロセさん「おにいちゃんといっしょ」、ハルヒパワーでちび化+家族化(?)ネタ。古泉の隣のお兄さん化の力技が爆笑。長門のマイペースがらしくてほほえましいですね。
人間関係の妙に生々しい面が描かれるのが面白いと思っているのですが、妹たちに邪魔されながら、結構真剣に勉強する、キョン・古泉が妙にリアルですね。「きた…!」が笑いました。
中継ぎ「キョンと妹」漫画の「全部食べない」兄の気配りもリアルです。…私小説?ホッとさせられる良い作品。

古泉の疎外感が面白い。確かに、改めて原作通読すると、学園祭あたりから、古泉が疎外感を感じてるようで、キョンにどうにかして欲しそうで、キョンは全然どうにかしてあげてなくて(放置プレイ!?)…まあ、ヒロセさん、原作をよく踏まえてらっしゃると思います。
「消失」を古泉視点で再構成して、オリジナルストーリーの形でまとめた、というところでしょうか。
「キョンに頭を撫でられて、古泉の疎外感が解消される」という展開が男の考えつかない超常現象で凄いですが、ハルヒ世界で起こるいかなる事件も「キョン」が全て解決できる、という最終兵器キョン設定は、凄い真実を言い当てていると思います。鋭い。
しかし、全て知った上で、妹ハルヒをポニテにするキョンの「業」が凄かったですね。パワハラ…?天然かもしれませんが。「けっこうサイアク」はそこまで含めてですか?

みうら「シャミセンの消失」、異世界にうっかりシャミセンが迷い込む、という原作でもやりそうな思考実験。原作を超えているかもしれません。
コタツシーン、表紙の題材でもありますか。吉田戦車も、女子と一緒のコタツのドキドキを描いてましたが、結構生々しいですね。女子と一緒に入ってるコタツの中を男子が覗くのはNGという「掟」がこれまた妙にリアルですね。
(アマゾン遅配ネタも生々しいですね。笑いました。)
宇宙に「遠ざかる汽車」を描いたのはナイスです。異常が強調されて効果的。笑いました。
新川さんの差し入れは「まつとしきかば」の歌だと思いますが、こういう民俗の折込は好みですね。谷川さんも「和歌ネタ」振っておられますが、原作者への「返歌」になってると思います。

「接近だけが正解ではない」、というテーマが凄い。

「我々が、別々の身体の中に分断された形で心を持った上で、改めて結びつきたくなる」という「心」の原理的困難を、たった1ページで平明に、説得的に展開してるのが感動的。原作を超えてるかも。
「根源的切断を前提とした、架橋の徒労」を悲劇ではなく、肯定的に捉えてるみたいなのが、驚きです。

長くなったので、次の紹介は又の機会に。

『涼宮ハルヒの憂鬱』アニメ2期でまかせ展開予想…エンドレスエイトのループは7回!?

2009-07-26 04:35:49 | 涼宮ハルヒ
涼宮ハルヒの憂鬱アニメ2期、12話から17話まで今のところ『エンドレスエイト』が続いているようですね。
前の更新で、原作の『エンドレスエイト』のループ『15498回』は因数分解すると『2×7749』で『7×7=49』になってますし、
『77=七夕繋がり?』という遊びがある、とか、
マヤ終末予言の『2012』で割るとエンドレス以降の展開を暗示する数字が出て来る、とか口からでまかせを書いておきました。
他にも、『マヤ神話』の『ポポルヴフ』の登場人物『フンアプフ』が『射手座の太陽』だというリンダ・シェーレの仮説が、『射手座の日』の元ネタではないかというコジツケをしておきましたが、
アニメ版『射手座の日』の脚本をやった賀東招二さんがアニメ版『エンドレスエイト』1回目の脚本をなさっていて、重大な回なのではないかという勝手な思い込みが。
冬コミで差し入れされたお菓子に、西宮や芦屋で売ってる『ガトー』があって、
今にして思えば、差し入れして下さった方は賀東招二さんがハルヒの裏設定(?)に繋がる仕事を谷川流さんから任されてるという予想をしていて、それを伝えたかったのではないか?謎掛けだったのではないか?とか妄想しております。
アニメ版エンドレスが原作と違う展開になった14話目から、妙に具体的なループの回数に法則性があるのではないか?
とコジツケ、勝手妄想の『悪い癖』が出てしまいました。
記憶違いがあるかもしれませんが、16話までで、とりあえず整理してみたところ…

12話ループに気づかず
13話15498回
14話15499回=15498+1
15話15513回=15499+14
16話15521回=15513+8

この『1』『14』『8』という数列に対応するものはないか?
というのが『コジツケ』の一歩です。考え過ぎってやつですね。
で、まずい事に『似た数列』を発見。
ボーリングの得点表の一列目の数字ですよ。

1投目→『1』
ハルヒ『14』点→『14』
キョン『8』点→『8』
ユキ『3』点→『3』
コイズミ『7』点→『7』
みくる『0』点→『0』

…てことは、17話は16話のループ『15521』にユキの点数『3』が足された『15524』になっているのではないか?
そう思っていたら、いつも情報提供して頂いている青木さんや島田君の話では、17話は『15524』回目ループだったそうで。
『予想』が偶然的中すると、狙ってたよりラッキーで嬉しいですね。幸せ。
17話までは、単なる偶然の一致、強引なコジツケですが、得点表一列目とエンドレスエイトのループ回数は対応していそう?
占いや予言は『当たったとき』だけ強調して、『外れたとき』は忘れることがコツだそうですが、これもその類だと思います。
18話では古泉の得点『7』を17話のループ回数『15524』に足した『15531』回目のループになると理想的ですが、
偶然の一致も17話までで、次は『402198』回とか、『2458664』回とか、テキトーな全然違う数になるかもしれません。
結城浩『数学ガール』の『ミルカさん』が『数列クイズに正解なし』と言っていたのを思い出します。
『数学ガール』は2008年に漫画化もされてましたから、
アニメ2期の構成協力、谷川流さんか、12話脚本の賀東招二さんか、演出の米田光良さんが読んでおられて、ミルカさんのセリフを踏まえて、こういう得点表とループ回数の対応を勘違いさせる『数列クイズ』を仕掛けてきたのかもしれませんね。
ミルカさんは佐々木さんのモデルのひとつと考えてるので、そうなら良いな、と。ここで名前を出せて良かったです。(もうひとつのモデルは、機本伸司『神様のパズル』の『穂瑞沙羅華』だと勝手に思っております。)
朝比奈さんの得点『0』点については、19話目に使えれば、エンドレスエイトが『8』回になって、コジツケとしては理想的なのですが、
前のループ数に足してゆく規則だと
『17話目のループ回数15531+0=15531』
で、数が増えないので、困り者。
苦しいコジツケが、原作のループ回数『15498』と13話が同じようなので、
『15498+0=15498』
で、朝比奈さんの『0』は13話目に対応している、という仮説。
『ループ』で時間が『円環』になっているので、トップとラストがくっついているのだ!と勝手に捏造して最後の数字が最初に対応してるのだというコジツケ。
『数学ガール』読む前の私なら、『アニメのエンドレスエイトは、原作のエンドレスを実践で再現してる多元的話で、多元的ということは、特権的神視点の作者が否定されてる、神がいない』とか分析してたでしょうけど、
一見、バラバラに見える物事が統一的に把握できることがある、
隠された構造で多元が一元化できることがある、
という見方になっておりますので、『神』がいないように見える物事の裏に『黒幕の意思』を発見しようと妄想してしまいました。単なる『陰謀論』ですね。
昔、コンピュータの暗号解読したら、暗号製作者の署名が現れて、思わぬ『人間』との対面に、感動してしまったという話を新聞で読んだのですが…
今回の『得点表とループ回数対応』仮説も、『15521+3=15524』のトンデモ予想が偶然当たったとき、それを思い出して感動しました。ハルヒ効果で、奇跡的に『黒幕=神』の存在に気付けたような気がします。
もっと難しい手続きでメタがどうしたとかテツガクテキかカガクテキに隠れた神を発見したほうが感動的なんでしょうけど、難しいですね。
まあ、エンドレスも6週目で、実況から分析まで大勢の人材がエンドレスエイトを分析してますから、どなたかが既に、得点表とのループ回数の対応関係について指摘してるでしょうから、今更、30男が長々とハルヒファンにとっては既に過去のものになってる推理内容を繰り返すのも心苦しいですが…オヤジは佐々木さんの痴態が描きたかったので、すみません。
前の更新で、『涼宮ハルヒの陰謀』で登場した『鶴屋山』のモデルと噂される『甲山』の『神呪寺』について、
『如意尼』の開山や『麁乱大荒神』の封印、
『十一面観音』や『歓喜天=ガネーシャ』との縁、
荒木村重の謀反の時の織田信長による放火と犬公方徳川綱吉の母・桂昌院の再建
等について、いろいろ書いていました…ついに16話で蝉を逃がす場面で神呪寺登場です。
前の更新のときは、『聖地』でもない場所をコジツケしてハルヒを解釈するなんて、馬鹿だなあ、と思われても仕方ありませんでしたが、アニメに登場して正式に『聖地』になったので、コジツケも無駄にならなくて良かったです。
青木さんから頂いた梅原猛の著作に『観音の変化身は33』という記述があり、
青木さんと丹波・丹後・但馬・若狭を歩いた折に入手した、籠神社の御由緒略記に、空海が如意尼をモデルに『33』日かけて如意輪観音を彫ったとか、如意尼が『33』才で昇天したとかの記述があって、偶然の一致は面白いですね。
偶然の一致といえば、『麁乱大荒神』の『麁』は、広辞苑によれば、元は『鹿』を3つ重ねた『麤』という字で『33』画。
うれしいコジツケ連鎖ですね。
(最近、漢字検定が流行ってるので、京アニスタッフか谷川さんか賀東さんが絡めてきたとか?)
今回、問題となった数字の合計『1+14+8+3+7+0=33』
…なんと、『33』になってるんですよね。
聖地に『神呪寺』を加えるに当たって、『観音』繋がりを意識した人がいるのでしょうか?
谷川流さんか、賀東招二さんか、米田光良さんか…武本康弘さんか石原立也さんかもしれませんが。勝手に妄想してしまいますね。
前の更新で、アニメ版『笹の葉ラプソディ』は『原作の伏線』をカットしていたと書きましたが、
アニメ版『エンドレスエイト』では独自展開までして、『消失』以降、『陰謀』『憤慨』『分裂』にまで射程がある原作の伏線を再確認してきましたね。
『驚愕』、2010年辺りに出るって事でしょうか?
私が勝手に『伏線』だと信じてる『傍系説話』が引用されてるというコジツケ連鎖妄想に取り付かれてるだけですが。
面白いハルヒ同人紹介
9682『toi et moi』:こういう名前のフォークバンドが有ったような気が…ヒロセさんとみうらさんの二人サークル、9682のオフセ本。二人の短編を10本絡めて一冊の本に組み上げてます。
コピー本のダンスゲームネタのときも思いましたが、こういう一体感のある本をさらりと出せるのが凄い。
みうらさん、自分の描くハルヒがアホになってると心配しておられますが、マイペースに過ごすハルヒの仕草が猫みたいで可愛らしいです。
「ガチ」発言、小野さんの声が聞こえました。
ヒロセさんのタイトル説明漫画連作が良い味。特に長門。古泉にはすまないけど笑ってしまいました。
2人ともわいわいやってるSOS団が良い雰囲気ですね。ギャグとしっとりとした心理重視ネタと一緒に載せることで、個々の作品の深みが増してると思います。
ヒロセさんの長門苦手なみくるとみくるの立場をきちんと配慮してる長門の静かなフォロー、という優しい雰囲気のネタ。長門がこういう優しさを見せるというネタは読んでいてホッとしますね。
古泉のギャグに長門が厳しいという裏設定が笑いました。がんばれ古泉。
みうらさんの古泉の疎外感の解消過程を描いた巻末漫画、このダンスネタが、あのダンスゲームネタに結実したんですね。あの合作漫画は、オフィシャルを超えてると思います。
みうらさんは機関と古泉の関係、キョンの親戚付き合いまで「捏造」して妙に生活臭のする良い4コマを描いてらっしゃいます。
西原理恵子もこういう可愛がられ方をネタにしてましたが、小学校高学年あたりから嬉しいより困っちゃうんですよね。リアルなネタだと思いました。
山本ひろ子が「正典」に載っていない「異神」は、民衆の想像力を刺激して、「偽典」で正典を補完させると言うようなことを書いてますが、同人ってこれだよね、と改めて思いました。
ヒロセさんの、ハルヒ花火作り寸前ネタ、よく考えると原作の「映画作るわよ」ってのもコレなんですよね。
うまく原作の構造を踏まえて、脱線させてます。こういうパロが理想ですね。
古泉がヘマするというネタは、同人が原作をうまく補完しているネタだと思います。
花火作りかっら花火見物に転換して「エンドレスエイト」に繋げてしまうのも巧いですね。キョンが転換点になるところも踏まえてます。
今回は、私もエンドレスエイトで盛り上がっていますので、ここで紹介できて良かったです。
長くなりましたので続きは又の機会に。可愛らしい朝倉さん虐待のモロみ屋さん等。

『涼宮ハルヒの憂鬱』スピリチュアル謎解き(!?)…古泉は『出口王仁三郎』からパクった?

2009-07-09 01:54:28 | 涼宮ハルヒ
古泉が『演技』の話をするのが気になっておりましたが、青木さんから頂いた原田実の著作の中に、『出口王仁三郎』の『型の思考』の話が出てきて、谷川さんがこれを古泉や橘にやらせたいのではないか?と勝手にコジツケしてみました。
神の『現実改変』
宇宙人の『情報操作』
未来人の『上書き』
超能力者の『型の思考』
ようやく、互角に戦える武器が行き渡りました。抑止力が働いて平和になるかもしれません。
『コスプレ演劇』『ロールプレイ』で未来改変だなんて、ハルヒで使いそうなアイディアだと思いますが。
橘京子の振り付けの話もコジツケられて幸せです。久々に登場させられましたし。
前の更新で、兵庫県出身の谷川さんが、兵庫県出身の作家や学者の本を組み合わせて『涼宮ハルヒ』世界を構築しようとしているのではないか?と妄想を書いておきましたが…
原田実さんが学研『ムー』編集部で仕事していた時の上司(?)が八幡書房の発起人、武田洋一=有賀竜太さんなのですが、この人、兵庫県出身。
しかも、出口王仁三郎が関与した『大本教』に参加して、今は『武田崇元』と名乗っているそうです。…繋がった!?
谷川さんが、『型の思考』を導入した経路と私が勝手に思っている心当たりはもう一つ有って、
1993年発行、新人物往来社『別冊歴史読本特別増刊・古史古伝論争』所収、
生体エネルギー研究所所長・井村宏次『荒深道斉の有史以前研究への超心理的アプローチ』です。
『鋳型の思考』という形で『武田崇元』の論が紹介されています。論文は再録で、元は1980年代末に書かれていたようですから、谷川さんがハルヒを書く10年前には読めるものです。
前の更新で、西宮の北高周辺は巨石がゴロゴロしていて、トンデモ系の人が見たら『超古代文明の遺跡』『日本のピラミッド』と言い出しそうだと書いておきましたが、
井村が紹介した『荒深道斉』という宗教家は、昭和6年に兵庫県の六甲山や西宮周辺を調査して、巨石群を『超古代の天孫の遺跡』と解釈したようです。
井村論文に引用された遺跡地図に『甲陽園』『夙川』『越木岩』『大社』『苦楽園』『柏堂』といった、ハルヒの聖地巡礼で歩いた地名が書かれているのを見て、偶然の一致は面白いと改めて思いました。
北高の近所に、『雷岳』というピラミッドと噂される山が有ることは、本で読んではいましたが、荒深の調査結果によるものかもしれません。
谷川さんが、これを知ったら、面白がって使いそうだと思いました。
青木さんと丹後丹波但馬辺りを廻った時に、『大本教』本部前の坂が『春日坂』だったのも偶然で笑いました。『カスガ』であって『ハルヒ』ではないですが。
前の更新で、兵庫県はカタカムナノウタヒや、九鬼文書、但馬国司文書といった古史古伝が伝わる面白い土地柄だと書きましたが、
大本教や、崇教真光などの新宗教は、『竹内文書』などの古史古伝を教義に取り入れているそうです。
ここからは、何故『涼宮ハルヒの驚愕』が出ないかについての、トンデモ妄想になるのですが、
角川前社長、ハルキは今度『神』になるとかインタビューで言っちゃう人で、出口王仁三郎とか大好きだと思いますが、
現社長である弟さんは、反ハルキ派が担いだのでしょうから、新宗教の教義とか人脈に近いネタにアレルギーが有ると勝手に思っています。
そのため、冗談・ネタで宗教色が強くなった『驚愕』がボツになったのではないか?とか妄想します。
ヒットしてなけりゃ気付かれなかったと思います。
我々が読むことの出来る『驚愕』は、書き直しで大本教色とかのカットされた別物
ではないのか?とか勝手に思っています。
京アニからの山寛離脱も、伝えられてるような喧嘩ではなく、アニメ業界に浸透しつつある新宗教のセクト争いが裏に有るのではないか?とか勝手に思っております。
トラブル時に作られてた『らきすた』は、鷲宮神社のオタ神輿について神社本庁と鷲宮社で意見の相違が起きたようですし、
トラブル後に両者が作ったのが『Munt』『かんなぎ』なのが偶然で面白い。『型の思考』に近いのは『Munt』ですね(京アニに本当にそういう閥があるとは思いませんが…)これで『かんなぎ』が凄いトラブルにでも巻き込まれてるとか言うなら、『陰謀論』の成立余地がありますよね。
アニメ・ゲーム・漫画は、影響力が有ると見られて、宗教が傘下におさめたい衝動に駆られるのではないかと妄想してしまいます。幸福実現党に限らず。
偶然の一致では、2009年8月号OUR's掲載、水上悟志『惑星のさみだれ』でも、未来改変の為に『演技』するという場面があって、こういう偶然は面白いと思いますね。
偶然の一致繋がりだと、前の更新で『SOS=505の反対が202=ZOZ』とかコジツケしておりましたが、最近引っ越したら、部屋が『202号室』でした。
『型の思考』信じる人なら、そういう同人誌を作ってるからそういうことになったのだということでしょうが…もしそうなら、自分が死ぬようなネタを振って無くて本当に良かったと思います。妙な話ですけど。
引越しのゴタゴタが収まったら、面白いハルヒ同人紹介再開します。




『涼宮ハルヒの驚愕』傍系説話コジツケ展開予想…『長門有希の100冊』の85と100は何故読めない?

2009-06-16 17:30:34 | 涼宮ハルヒ
ザ・スニーカー2004年12月号収録『長門有希の100冊』の、

『85』冊目が『未知の媒体に記録されているため探知不能』、
『100』冊目が『未知の言語で記述されているため解読不能』、

という『読めない本』であるというのが、気になっておりました。

ただ、『分裂』で『和歌』ネタが振られ、『源俊頼』『百人秀歌』という『単語』が出てきましたので、
『100』繋がりで、『百人一首』『百人秀歌』と対応させられないか?と短絡的に思いました。

『百人一首』も『百人秀歌』も『藤原定家』が撰者で、『分裂』の『藤原』にコジツケられることはすぐ判明。

『源俊頼』が『宇多源氏』で『佐々木源氏』と同祖だとか、友人に『桓武平氏』の『周防内侍』がいる事、
『俊頼』が『橘氏』の養子になって、妻も『橘氏』だったこと、

等は調べればすぐ判ることなので、これまた『佐々木』『周防』『橘』にコジツケられることは簡単に判明。

そうなると、『85』→『俊恵』→『源俊頼』と『橘』の子供、ということで『85』は『佐々木』『橘』に繋がるということが判ります。
(周防にも間接的に関係?)

百人秀歌の100は定家なので『藤原』繋がりです。

百人一首の100の『順徳院』は『後鳥羽院』の子で、承久の乱で佐渡に流された人だということは調べればすぐ出てくることです。

『追放された王の帰還』
『流刑の英雄の復活』

といったモチーフをコジツケ連鎖していたので、そっちから繋げられるとは思っていましたが…

青木さんから、『「百人一首」ネタなら、これを読んでみたら良いのでは?』と

織田正吉『百人一首の謎』

という本を頂きました。
『百人一首は後鳥羽院と式子内親王の鎮魂のために作られた』という仮説を論証する本なのですが、
本自体は1989年発行ですが、1978年頃から発表してきた仮説らしいです。
『憂鬱』は2003年、『長門有希の100冊』は2004年ですから、谷川さんが元ネタにしていてもおかしくない本だと思います。

織田正吉さんは兵庫県の方で、前に柄谷行人や武田裕、機本伸司の時にも書きましたが、
谷川さんが兵庫県の同郷の人々の本を引用して『ハルヒ』という作品を織り上げようとしているなら、
織田さんの本も使われてそうな気がします。
勝手な妄想ですが。


この本によって、『順徳院』が『式子内親王』の養子になりかけたことが判り、
『日本国第一の大天狗』=『後白河院』と関連が出来たので良かったです。

最近、『猿田彦』『百太夫』『聖天』から強引に『天狗』にコジツケ連鎖しつつありましたから。

百人一首77首目が『崇徳院』で、この人も『流された王』で『天狗』。

『77』→『七夕』で、『笹の葉ラプソディ』にもコジツケ連鎖しますし。
『笹の葉ラプソディ』で、キョンがハルヒを『崇徳院』に重ねていたのもこういう繋がりだったのですかね?

『長門有希の100冊』と『百人一首』『百人秀歌』が関連しているとすると、
長門も、『流された王の帰還』を願ったり、
『秘められた恋』を抱いていたり、
ということかと。

長門が帰ってきて欲しそうな人は、個人的には『朝倉』だと思いたい。『王』ではありませんが。

前の更新で百人一首の『源俊頼』の歌は、朝倉復活を暗示してるように読めるとコジツケしていたので、偶然、コジツケ連鎖が繋がりました。
『長門の恋』の相手は、まあ、キョンに対してではないかと思いますが。
『消失』の事件の原因の『バグ』=『長門のキョンへの恋心』という仮説は、ハルヒ同人では共同幻想だと思いますし、
原作がそう読めるのは確かだと思います。

アニメ新作部分への期待も『消失』の映像化に集中してると思いますし。
まあ、つまるところ、『長門有希の100冊』の『読めない本』は、

長門の『朝倉の復活願望』
『キョンへの秘めた恋心』

を暗示している、とコジツケしてみたり。

谷川さんが敢えて『85』『100』に『読めない本』を設定していなかったら、
『百人一首』の織田正吉解釈は読まなかったでしょうから、

『長門の朝倉復活願望&キョンへの恋心』コジツケ

にもならなかったと思うので、
『読めなくしていたこと』自体が、読者をコジツケに誘導する『指示』だったのかもしれません。
勝手な妄想ですが。

前の更新でコジツケした

『セシウム=エルバイト』→『エルバ島』→『ナポレオン』

という連鎖もそうですし、

『崇徳院』と『百人一首』『百人秀歌』

コジツケ連鎖もそうですが、ハルヒには

『流され王の復活』

のモチーフが繰り返し出てきます。


調子に乗って、『実は死んでいた佐々木さんが復活する』とか妄想したり、
マヤ・アステカの『諸太陽の時代』、『ケツァルコアトル』の帰還、
『ゾロアスター』の復活=『サオシュヤント』にまでコジツケ連鎖してますが…


私個人の妄想・願望では、朝倉は当然復活するとして、
佐々木さんも死んでるなら復活して欲しいですし、
『メシア』とか、もっと大きな事件に発展して欲しいところですね。



面白いハルヒ同人紹介
Sanctuary『ナチュラル/アーティフィシャル』:前回も紹介しました島村リコさんの個人誌。緑陽に頼むだけあって製本が凝ってます。
「消失」~「陰謀」の裏話。古泉が皆に愛されてれば良い、という理想を形にした、同人ならではの価値有る一冊です。こういう補完がジャンルを面白くするのだと信じております。
「消失」での古泉が何故ハルヒと一緒に居たのか?を独自解釈しております。「キョンが道を踏み外さないため」長門が時空改変…結構、長門さん、人間関係のアヤに通じてきましたか。こういう思考実験は、読んでいて妄想が拡がるので良いですね。
表題作は、機関とSOS団のバレンタイン。「陰謀」ネタな訳ですが、機関とSOS団の板挟みの古泉の視点で描いたのはこの一冊しか見ていませんね。
古泉が孤独でなく、色々な人に支えられているというところを原作の事件をネタに描いてゆく、こういうストレートに読後感の良い話が、暗い時代には反時代的で必要だと思います。
新川さんや森さんが古泉を支持してくれるシーンは胸が詰まりますね。水上悟志「惑星のさみだれ」で、世界を憎んでいる孤独だと思い込んでいる子供が人外の戦友に「味方する」と言われるシーンとか、泣けます。
梶原一騎の「男の条件」だったか、漫画家を目指す工場労働者の少年が、「この世は夢も希望もない」という単細胞な内容の作品を描き上げたあと、世の中はそんなに単純じゃない割り切れない、と冷静になって、全部破り捨てるシーンが有りましたが、こういう冷静さが長く創作活動を続ける条件だと思います。
原作読んでないと解かりにくいのではないか?と心配なさっておられますが、ハルヒファンの同人ですから、原作に書かれていないところを、原作に矛盾無く、勝手に妄想するのは問題ないと思います。
原作読んでいなくても判る様にするには、思考実験を大胆にして、古泉や他のキャラがもう少しドタバタするような事件を起こして、その解決過程を通じて、作者の価値判断を読者に追体験させるというのも手ですが、考えることが膨大になって大変かも。
イラストの、古泉を「お兄ちゃん」呼ばわりするキョン妹ネタが良いですね。
Sanctuary『リリック』:古泉×朝比奈ネタ。女性の方に多い思考実験。機関と未来人は敵対している様子ですから、「ロミオとジュリエット」になって想像力を刺激するのでしょうか。
朝比奈さんを機関が支援する、という「陰謀」の構図を引っ張って、古泉・朝比奈のデートネタに仕上げています。他人事なのにくすぐったいですね。脳が刺激されて良いですね。
朝比奈さんが、期待を裏切られて泣いてしまうシーンとか、痛みを伴う展開の起伏が良いですね。先が気になる構成。
恋だと気付いていないところとか、見ていて恥ずかしい。上手くなってると思います。
素材の選び方が正解ですね。女の子が一喜一憂することが、それ自体、世界の一大事、面白いドラマの入り口だと思いますから。
GRA☆GRA『古泉君の低気圧』:和泉ユカさんの個人誌。4コマ連作でストーリー展開。変則4コマの長所を活かしてると思います。
風邪で弱気になった古泉が、自己犠牲を強要されている自分の運命を呪う、という原作でも今後問題になりそうな、深刻に陥りそうな展開を切り返すのが偉い。
古泉を支えるのが朝比奈さん、というのが良いですね。こういう時に、先輩キャラの存在価値が有る(?)、非力なキャラならではの説得力が有る(??)
ラストの長門さんが見ていたというオチが笑いました。いたのかい!
次回は、フジキボーンさんのきついギャグ等を紹介します。

『涼宮ハルヒの陰謀』謎解き展開予想…アニメ『笹の葉ラプソディ』は原作伏線(?)大幅カットしてましたね

2009-06-14 03:40:25 | 涼宮ハルヒ
アニメ版『笹の葉ラプソディ』では、ここでネタにしている『ケーニヒスベルクの橋』も『崇徳上皇』も、キョンの独白から削除されてます。
文字ネタの強味はアニメに比較して長いセリフを使えることだと言いますし、時間の制約の有るアニメ版では当然といえば当然の削除かも。
『読み返し』ができる小説と、『流し見』前提のアニメではセリフの機能も違ってくるということでしょうが。
ただ、原作読者とアニメ視聴者で、『雪山症候群』の謎解きを見た印象は変わって来ると思われます。
先に『ケーニヒスベルクの橋』を読んでいる場合、キョンの発言が『未来予知』になっている印象を受けます。
『雪山症候群』でいきなり『ケーニヒスベルクの橋』で問題解決した場合、『伏線』自体が存在しないことになります。
アニメ版では、キョンの発言が『未来予知』になるようなことは無い、という原作者の意思表示でしょうか?
ハルヒではなくキョンがあの世界の『神』的存在ではないのか?という説が読者の間でありますが、アニメ版では、そういう印象を視聴者に与えないように配慮がなされたのかもしれません。
或いは、『伏線隠し』でないなら、原作版とアニメ版で、世界が違う=明かされる謎が違うということなのかもしれません。
2期の新作部分は、構成協力・谷川流なので、原作者の同意の上での変更ということになります。
入れるべき伏線を時間の都合などで削った場合、アニメの『消失』は、原作の伏線をカットした部分を補うために、原作に無いキャラ行動や風景描写を挿入することで、改めて『裏』を説明することになるのかもしれません。
もっとも、小説とアニメが違う世界を舞台にしている場合、アニメの『消失』は表面上は原作のエピソードを映像化していても、異なる場面を描いている事になります。
『驚愕』以降で、『憂鬱』~『分裂』の裏が明かされる、『ドンデン返し』がある、と私は思い込んでいるのですが、
アニメ版は『分裂』『驚愕』まで映像化しないので、『笹の葉ラプソディ』~『消失』を映像化するに当たって『ドンデン返し』を前提にした構成はしない、セリフ等に伏線を張らない、という判断なのかもしれませんね。
これからも『アニメ版新作』で削除される『伏線』の中に、『驚愕』の展開を暗示する『伏線』が有るのだろうと考えて見て行こうと思います。
極端な考え方では、谷川さんが『伏線』を放棄した、風呂敷を畳むのを断念した、と見る事も可能です。
予定通りの形で『驚愕』以降を発表できないことが明らかになったので、『憂鬱』~『分裂』の伏線の意味が無くなった、ということかも。
全くの、勝手な想像でしかありませんが、
最悪、『驚愕』以降のハルヒ新作は書かれないのかもしれないし、書かれたとしても、谷川さんが『分裂』を書いた時点で構想していた作品では無いかもしれません。
私が勝手に期待している『ドンデン返し』もお蔵入りかも。『崇徳上皇=天狗』が絡んでくるような話しの方が私好みなんですが。
今までの更新でも『OZ』『エルバ島』『ナポレオン』『ケツァルコアトル』『7月26日』『カストロ』『光の王』…と『流されていた者の帰還』はコジツケして来ましたし、最近の更新で、コジツケが『天狗』に辿り着いていたので、アニメ版で『崇徳上皇』がカットされたのは偶然の一致として面白くは有りますが。
『傍系説話』云々は、青木さんに頂いた原田実『幻想の古代王朝』所収「『平家物語』の三輪山型神婚説話(豊後王朝)」に出てきます。
『笹の葉ラプソディ』の『ケーニヒスベルクの橋』が『雪山症候群』の『ケーニヒスベルクの橋』を暗示していたのではないか、と考えると、『傍系説話』の機能云々の話とコジツケられるなあ、と短絡。
原田さんの本は1998年の本で、論文自体は1993年の発表なので、ハルヒより前です。
原田さんはと学会の方で、超古代史以外にも推理小説やSFにも一言あるという方で、私の考える『谷川流』さんと好みの領域が重なっているように思います。読んでおられるとは断言できませんが。
谷川さんも推理小説の評論サイトを別名でなさっているそうですし、長門有希の100冊でも推理小説は多く挙げていました。
長門有希の100冊で影を潜めていたのが、『竹内文書』や『東日流外三郡誌』『ホツマツタエ』等の古史古伝や、『ムー大陸』『2012年マヤ予言』といった超古代文明のトンデモで、
今までの更新でも触れてきたように兵庫県はそういうスポットの多い地域でもありますから、ご当地ネタでハルヒに詰め込んできてるかも知れないなどと勝手に思っております。
谷川さんが原田実の本を読んでおられるなら、ハルヒの『タネ本』というかハルヒの『伏線』に原田さんの論文のアイディア等を活用して来るのではないか、と妄想しております。
原田さんは、『偽書』にも、それが産み出された時代の精神状況を探る資料として社会思想史の資料としての価値はある、という立場です。
また、『偽書』が素材にした資料や、それを産み出す必要が有った人間を研究することは、『新たな神話生成運動』を解明することであり、いわゆる『正統の神話』『正史』を補完したり批判したりする資料的価値があると考えておられるようです。
谷川さんは、『ハルヒ』に色々な要素を詰め込むことで、原田実の素材とする『新たな神話生成運動の実践』『産み出された時代を解明する思想史の資料になるような偽史』を目指してるのかもしれない、などと妄想しております。
今までの更新で、『傀儡』『桜』『呉越同舟』『セシウム』『源俊頼』『三毛猫』といったハルヒに登場する色々な『単語』を無理矢理コジツケすることで勝手なことを抜かしてきたわけですが、
原田実のいう『「傍系説話」が本筋の裏を暗示したり、先の展開を暗示したりする』という『平家物語』の構造を踏まえると、
私のやっている『コジツケ・妄想』は、
『傍系説話の分析で、暗示された本筋の裏や将来の展開の情報を抽出する』という十分にまともな『謎解き・展開予想』だったとも強弁できそうです。
原田さんの本がハルヒのタネ本の一つなら、今までの『コジツケ連鎖式謎解き・展開予想』は、単なるゴミでなかったことになって良いのですが、そう上手い事には行かないでしょう。
次回の『コジツケ連鎖』では、私が疑問に思っていたハルヒ関連の或る数字について、『傍系説話』説を活用して、何故その数字なのか?をトンデモ説明してしまう予定です。
面白いハルヒ同人紹介
千山屋『あれが今回の合宿先の「彼岸島」です。』:前回予告した千山屋さんのオフセット本。やすひとさんと米さんの二人誌です。
やすひと「それはジーンズなんですか?短パンなんですか?」コスプレネタかと思ったら「ウホッ」ネタ。ハルヒが純粋に悪です。ギャグだから許されます。
やすひとさん、インデックスがお好きなご様子ですから、読者置いてけぼりで長門インデックスに走ってしまっても構わないと思います。折角好きなのですから、登場させるだけというのは勿体無いです。
新井一が松竹のシナリオ学校で教えてた内容に、「起承転結が壊れても良いから、キャラを生き生き活躍させよ」「ストーリー展開を重視しすぎて盛り上がりを犠牲にするな」というようなのが有ったと記憶しておりますが、とにかく見せ場を作ってゆくべきかと思います。
婉曲表現でどぎついシーンをやり過ごすというのは表現の幅が広がるので挑戦すべきと思います。
今回、ハルヒが眼力でキョンを怯えさせる場面で、ハルヒの後姿だけで表現してるのは正解です。面白い。
オヤジの意見としては、折角のお色気シーンは、もっと直接描写でも良いと思います。
折角タイトルに使ったのですから、中途半端カットジーンズ姿ハルヒの腰から下をもと強調して引っ張っても良いかと。
米「ガンバレ古泉君」…どう頑張れと?という古泉押し流されっぱなしで一話。朝比奈さんが後藤邑子です。消耗してる古泉が笑えます。
長門と朝比奈さんが仲良し、という裏設定。現実に、女性が二人以上協働していたら「女社会」が形成されると思いますので、アリかと。
「陰謀」とか読んでると、その萌芽が見えます。
やはり未来人は未来人式儲け方ですか。
米「髪」古泉とキョンの会話を小耳に挟んだ長門が、髪を伸ばしてくる、という宇宙的展開。髪に関する会話に混ざりたかったんでしょうか?可愛らしいかも。
普通は一日で伸ばしてはこれませんから、長門に合ったネタ転がしかと思います。
伸びた髪の処理方法が宇宙人的で、爆笑。擬音の「バスッ!」がいいですね。
古泉とキョンが納得してしまうのも良かったです。力技。
タイトルの「彼岸島」ネタは前書き漫画だけですが、名前通りのふざけた島らしいので期待通り。笑いました。
SANCTUARY『インパーフェクト』:島村リコさんの個人誌。古泉が能力に目覚めて、機関に参加するところを描いた数少ない作品。機関のメンバーが今の面々に確定する過程を描いてます。古泉が機関とSOS団とで葛藤する、そういう未来の入り口のお話。
森さんがしがらみを捨てて参加する過程がさらりと流されてるのも贅沢です。これで一冊本が出せそうです。
日本の家族は、一番年下の親族を中心に構成される、といわれますが、機関の最年少は古泉ということは、組織では下っ端でも、心情的には古泉が機関のプリンスなのだということで、
この作品では、そういう古泉が機関を解体の淵からまとめ上げる過程が漠然とですが描かれていると思います。
説明不足を心配なさってますが、50P超の作品に妄想を結晶させるパワー自体が大事です。面白いのに他の人が描いていないとこを作品化している価値は不動のものと思います。
たしかに、機関に出会う前の古泉の心理がもっと掘り下げられていた方が、SOS団との板挟みを描く上でも、より心理面での掘り下げが容易だろうとは思いますが。
長くなりましたので、紹介は又次の機会にも続きます。

『涼宮ハルヒの驚愕』展開予想妄想…『傀儡師達の消失』が『涼宮ハルヒの消失』の元ネタ!?

2009-05-25 00:39:08 | 涼宮ハルヒ
聖地巡礼の折に『西宮の戎』に立ち寄った時、神社の東側の『えべっさん筋』を北上した所にある『NTT西宮局』の前に、
『傀儡師故跡』の立て札と、『傀儡師発祥の地』の銘のある『傀儡師胸像』がありました。1コマ目に描いたような像です。
『傀儡師が木人を操る』という構図は、
『統合思念体がヒューマノイドインターフェイスを従える』という図式と重なるなあ、と思いました。
『西宮が傀儡師発祥の地』というのが単なる地元の思い込みで真実でなかったにせよ、谷川さんが『ヒューマノイドインターフェイス』を設定するに当たって、
『北高』や『喫茶店』のように『ご当地ネタ』を仕込んだ可能性は高いと勝手に思っております。
2006年の聖地巡礼で思いついて以来、いつかネタにしたかったのですが、
今回、『百太夫』に『道祖神=猿田彦=ガネーシャ』からコジツケ連鎖することで『西宮の傀儡師』ネタに連鎖してこれたので、ここでようやくネタにします。
気になったのは、『黒船来航以降に居なくなった』ということです。
時代の変化で伝統芸が受けなくなった、と解釈する人もいるそうですが、
私は、ここでネタにしたように、『黒船ショック』で既成秩序への服従が疑問視された結果、傀儡師達は、別の人生の可能性を求めて去っていったのだと思いました。『涼宮ハルヒの消失』以降、谷川さんが『長門が自由を求める』展開に物語を展開させるとしたら、この『傀儡師達の消失』が元ネタになったのではないか?とコジツケることにしました。
もっとも、本当に『独立』を求めて暗躍してる『黒幕』は別に居て、長門はそれに巻き込まれた、『キョンへの恋心』を利用された、という思い込みが私にはあります。
このネタで『喜緑さん』を登場させたのは、彼女が『黒幕』に近い位置に居るのではないか?という思い込みがあるからです。
『ZOZ団』登場の原因、『ミステリックサイン』で初登場ですし。
ここで引用した『古泉が軍師役』になってる『童話』を朝比奈さんが書く原因になった、
『涼宮ハルヒの憤慨』所収・『編集長☆一直線』での生徒会長との対決の話でも喜緑さんは何やら意味深な登場でした。
『涼宮ハルヒの分裂』で『佐々木団』とキョンが喫茶店で対面した時にも登場してましたし。アヤシイ。
『涼宮ハルヒの暴走』所収・『雪山症候群』での長門のうわ言『よん』も、
『原子番号4:ベリリウム→エメラルドの成分→喜緑江美里(エミリ)はエメラルドをもじっている?→喜緑さんが黒幕?』
『ベリリウム→セーラームーンの中ボス「クインベリル」の語源→喜緑さんがクインベリル?』
というコジツケ連鎖に繋がって、喜緑さんが暗躍してそうな気配がでっち上げられそうです。
『SOS団』と『佐々木団』の闘争を起こして、その影で『統合思念体』から独立する気かもしれない、などと妄想しております。
『甲山神呪寺』や『鷲林寺』が信長に焼かれた原因になったのが『荒木村重の謀反』だった、という話は、聖地巡礼の折に、寺の立て札で知ってはいたのですが、
青木さんから『荒木村重は本能寺の変の後「道薫」と名乗ったが、「道薫」は「傀儡」のことだ。最初は「道糞」と名乗ったが秀吉が改めて「道薫」と名乗らせたという説も有る。』と教わり、
山下忠男『町名の話』9pに『百太夫(道薫)』とあったので、今回のネタに活用できました。
荒木村重の謀反で、黒田官兵衛は荒木村重に監禁された上、信長には謀反を疑われて大変だったのですが、
朝比奈さんの童話で『軍師役』は『古泉』。彼は『雪山症候群』で、『一回だけ「機関」を裏切る』、と明言してますからヤバイですね。
未来人が書いた童話ですから、禁則事項をかいくぐって、未来の事件が暗示されてるのではないか?と『憤慨』読んだ時から思っています。
『甲山神呪寺』がどうしたとか、『信長』がどうだとか、『百太夫』がなんだとか、『出雲風土記』がかんだとか、脱線してるようでいて、結論が先に有りきだと、どうにかコジツケられるものですね。
面白いハルヒ同人紹介
お空のフシギ『空騒ぎの後は』:ええ、私のケアレスミスで本来一体で紹介すべき2冊を別々に紹介することになりました。
「だから空即是色」が8月、これが12月の本です。前回のバグ長門本の種明かし編(?)というか「相補」編(?)
絶対、2冊まとめて読むべき作品。絶対、まとめて読んだら面白い。ただ、まとめたら分厚くなってしまいますし、こういう形でしか発表できないですかね。
「空即是色」で舞台となる世界と事件の顛末を描いておいたので、「空騒ぎ」では事件の謎解き編と感情の流れに比重を置いて展開してます。
そのせいか、「空騒ぎ」の方が楽しく読める気がします。
謎解きとして、「コンピ研から長門が影響される」という構図は、好きですね。原作でもこういう展開になって欲しいのですが。
折角、コンピ研の「TheDayofSagittarius3」が長門に大ウケだったのに、ゲーム版で「あれは神人が支援した」みたいな話が出てきて、原作に無関係の平行宇宙だとしても「所詮人間の作ったゲームはダメだ」というゲーム製作者の自己否定が骨格なので困惑しましたね。
びーさん、かなり遊んでいて、キョンのピンチにみくるの「きっと痛いのは最初だけですよ」の繰り返しギャグは爆笑。後藤邑子Voが聴こえました。
サービスの女王ハルヒも良い感じです。
少女の感情の起伏、特に恋心はそれだけで事件ですし、恋敵との鞘当は人生の一大事だと思います。
しかも友情との板挟み。「空騒ぎ」が面白い理由は明白。「なんだかやっと友達になれた気がする」、ホッとしますね。
びーさんは自分の作品が詰まらないようですが、少女の心理の動きを思考実験の上で展開するというびーさんの意図が上手く作品化出来てると思います。
「空即是色」の「ハルヒの内面の長門」は、思考実験が過ぎというか、設定が独自過ぎて、心理的抵抗を感じたのですが、
「空騒ぎ」では「ハルヒのイメージ」がハルヒの意見を語っているので違和感無く意見の対立や和解を読めました。感動しやすかったです。
思考、心理を擬人化して物語化するという技法は、キョンの夢の中の中学時代佐々木さんとキョンの会話で「分裂」~「驚愕」の展開予想したり、「憂鬱」~「分裂」を引っくり返したりしてる私も現在進行形の技法ですので、参考になりますね。
私はコジツケに夢中で折角擬人化したキャラに演技させられてませんから尚更。
シミュレーションで二人分の感情を抱えたから苦しくなる…凄く美しいお話だと思います。これが思いつくのは勝ち。
私も、佐々木団ネタの既刊で、「分裂」での長門の体調不良は、処理オチが原因で九曜さんが原因ではない、という思考実験をしましたが、あくまで思考実験止まりでドラマではありません。
こういう「感情」を絡めたドラマチックな思考実験に辿り着くのは、「物語力」が有るからだと思います。
久米田康治先生の「絶望先生」登場の「工藤君」の力。(久米田先生は自虐ギャグに隠しておられますが、「力」有ると思います。)
びーさんも自虐なさってますが、「力」有ると思います。
「空即是色」と「空騒ぎ」の表紙、同じ構図で微妙に表紙の長門の表情や小物を変えてるのが芸が細かいですね。
長くなったので、紹介の続きは次回になりますが、『あれが今回の合宿先の「彼岸島」です。』という、何故か読むたびに笑いがこみ上げてくるタイトルのオフセ本
を出された『千山屋』さんなどを紹介していきたいです。(打ってるだけでも何故か笑いが…)

『涼宮ハルヒの驚愕』トンデモ謎解き脱線中。…『西宮』は『遊女の聖地』!?

2009-05-24 02:50:32 | 涼宮ハルヒ
前回の更新で『ガネーシャ=猿田彦=道祖神』説をコジツケしていたのですが、『広辞苑』で『道祖神』を引くと『遊女記』の『百大夫、道祖神之一名也』が用例に挙がっていてびっくり。
聖地巡礼で西宮の戎に『百太夫社』があることは知っておりましたので、こういう遇然の連鎖がたまりませんね。
広辞苑で『百太夫』を引くと『摂津西宮の百大夫社に祀る道祖神』で出てきます。西宮の百太夫社の立て札も、『太夫』表記なので、在地の伝承と中央の記録との齟齬が楽しめます。
用例に『梁塵秘抄』の『遊女の好むもの』として『百大夫』が出ているので、岩波文庫の佐々木信綱校訂『梁塵秘抄』を読むと、確かに通し番号380に出ています。
『遊女記』は大江匡房の著作で、一応、市川の図書館で青木さんに捜していただいて『群書類従九揖』掲載の抄出を読みました。
『南住吉』『西廣田』を遊女が信仰している、というので『西宮』の『廣田神社』に繋がりました。
『百太夫』も『廣田社』も遊女の信仰対象だったわけですね。
『ガネーシャ=聖天』については、青木さんから頂いた、新人物往来社『歴史の中の聖地・悪所・被差別民』に、大阪の『生駒山』の『宝山寺』の『聖天』が現在でも水商売の女性の信仰対象になっていて、門前町に風俗街『宝山寺新地』が在るとの記事がありました。
『甲山神呪寺』に『聖天』があるのは聖地巡礼で確認したので、江戸時代くらいには西宮の遊女達がお参りしていたかもしれません。ただ、折角のトンデモですから、古代中世の『百太夫社』『廣田社』信仰からの連続で捉えてしまおうと思います。酷いですね。
『ガネーシャ=聖天=猿田彦=百太夫=道祖神』…
聖地巡礼で、甲山神呪寺の立て札に、『六甲山』や『武庫川』の地名由来として『神功皇后が如意宝珠と武具を甲山に埋めた』という伝承が記されていたので、
『涼宮ハルヒの陰謀』で『宝探し』の舞台になった『鶴屋山』のモデルかもしれない『甲山』に、実際に『埋宝伝説』があるのが面白いと思いました。
いつか使おうと思っていたので、ここでコジツケられて良かったですね。
『廣田社』を建てたのも神功皇后だという伝説がありまして、
『ガネーシャを女体化十一面観音が色仕掛けで改心させる』
『猿田彦の勢いを天鈿女命が押さえた』
『神功皇后が戦わずして三韓を服従させた』
という三つの物語が『西宮』の『遊女の聖地』(!?)でコジツケられる、というのが面白い偶然ですね。
谷川さんが、西宮について私と同じ資料を見たときに、『色仕掛けで対立回避』システムが昔(超古代!?)に仕掛けられた土地である、と着想したのではないか?と勝手に考えております。
女の子が沢山出てくるというラノベ的ハーレム状態と調和した『超古代の謎』『秘史』ではないでしょうか?
『痕』『水月』『久遠の絆』『AIR』『月姫』『Fate』『片神名』『ひぐらし』『朝霧の巫女』『御石神落とし』『かんなぎ』『もっけ』『夏目友人帳』…秘史・土俗を素材にした作品が連綿と作られていますが(東方も入りますか?)、ハルヒもその歴史に連なる作品になるのかもしれません。
面白いハルヒ同人紹介
ヒャッホー『転校生』:古泉とみくるが出来てるという設定で面白い恥ずかしい作品を創出しておられるみなまさんの入れ替わりネタ。本文50pの大作で、もう面白いです。
みくるとキョンが「転校生」状態で入れ替わって、それに気付かない欲求不満の古泉が…もう恥ずかしいやら爆笑だわ。
同人界はこの4年間「ウホッ」古泉が一番多いわけですが、ここの古泉は「うげ」。新鮮です。
キョンにみくると古泉が出来てるのがばれるという展開も盛り上がりますが、キョンと古泉が腹を割って友情を確かめ合う、とか、
ハルヒとキョンが一時は切れそうになってもなんだかんだで繋がってゆく、とか、
広げた風呂敷はきちんと包んでますし、ご都合主義を感じさせない展開は流石です。
事件と心理描写のバランスが良いのでしょう。
キョンになったみくるがトイレに行かねばならないとか、キャラを追い詰めるのがうまいです。ホントどうしたんでしょうね。
古泉がみくる(キョン)に迫るくだりは何度読んでも爆笑です。
次回作が楽しみであります。
ぷりんせすぷろじぇくと『反転キョンの憂鬱2』:今回は健全本なので紹介できます。キャラのモビルスーツ化で有名なう゛ぁながさんのキョン子本。マリ見てネタ。
朝倉襲撃シーンをロザリオ授受ネタで料理してます。キョン子総受けですか。妙に合ってます。
登場、いきなり卍固めの長門さんが爆笑。
カメラアングルやポーズのせいで「自然」(?)にパンチラ・パンモロなのがオヤジで良いですね。
お空のフシギ『だから空即是色』:びーさんの初ハルヒ本らしいです。キョン好き長門ネタ。後記によるとskirthikeの祐馬さんに勧められて作った本だそうで。こういう人材をハルヒジャンルに引っ張ってくださったのは貢献ですね。
長門のバグで位相空間に飛ばされたキョン、という展開は、本編と矛盾せずに思考実験を展開するのに上手いやり方だと思います。長門のバグの性格が積極的なのも、心理描写を擬人化で可視化するのに適してます。手堅いです。
「ネギま」の「図書館」や「図書館戦争」もそうですが、最近「図書館幻想」が物語化されてます。
びーさんの作品を読んで、ハルヒも長門を掘り下げると、そういう物語群に連なるのではないかと思いました。
この作品で「図書館幻想」は長門の心の「隠れ里」、「ユートピア」を可視化した空間の様です。
最初は寂しいと感じたキョンが受け入れてくれたのがハッピーエンド。位相空間では長門の作った物語の中で永遠に演技を繰り返すキャラになってるのでしょうか。
ハルヒで起きた事件は「黒幕」が「目的達成」のために「自作自演」してるのではないか?そういう「ドンデン返し」が「驚愕」であるのではないか?という強迫観念に取り付かれてる私としては、長門の自作自演というこの作品の構造は重なる問題意識の思考実験として面白く読めました。
「写真」が物語の転換点を画する小道具になっていますが、意識してやったなら上手いイロニーだと思います。
「色即是空空即是色」を知ってるなら、直接見たり触れたりした経験も幻かもしれないという、かなり徹底した存在感の喪失に行きそうなものですが、そういう精神病的境地へ踏み込まないで、
デジタル化のおかげで容易に修正できるようになった「写真」がキョンに現実と虚構を区別させる鍵に位置づけられるという価値判断が面白いです。
長門の宇宙人の側面が上手く出てるとも言えます。
丁寧に背景も描き込んでおられて、伏線も意識して構成しておられるようなので、色々な作風の作品がやれる技量をお持ちと見受けられます。
またハルヒジャンルで思考実験ネタ等で作品を作っていただきたいですね。
まだまだ紹介続きます。

『涼宮ハルヒの驚愕』謎解き脱線推理(!?)…『神』『犬』『猿』そして『鳥』コジツケ

2009-05-17 01:39:50 | 涼宮ハルヒ
前に振っておいた、『God=神』の反対が『Dog=犬』ということで、涼宮ハルヒ/佐々木さんのどちらが『神』かという問題と、『犬』のモチーフ、阪中の犬に寄生生命体が取り付いた事件に関連があるのではないかというコジツケの続き。
『犬』と『神』の繋がりから『犬のディオゲネス』~『ゾロアスター』まで行きましたが、『犬の反対=猿』で、必ずしも『神』に戻らないという言葉遊びをもう少し進めて見ました。
青木さんから頂いた谷戸貞彦『七福神と聖天さん』という本に『聖天=猿田彦』説が出てきます。
前回、『ゾロアスター』→『ニーチェ』→『永劫回帰』→『飽きずに永遠の繰り返し=サル状態』→『西宮の甲山神呪寺の聖天=女体化した十一面観音と永遠の性行為』と口から出まかせで『聖天=ガネーシャ』を無理に引用して、『サル・神』を強引にコジツケしておいたのですが、今回、『聖天=猿田彦』から結局『神・猿』が繋がりました。
私の祖母は明治生まれでしたが『猿田彦=天狗』だと言ってましたから、伝統的に『猿田彦=天狗=神で猿で犬』とコジツケる説は有ったんでしょうね。ついに祖母の昔話すらトンデモに引用するという。
この様に、先に結論を決めておけば、後から証拠は集まるものです。証拠で無いものは『曲解すれば証拠』ですし。もう結論に矛盾する反証を無視すらしないというレベル。
これまた青木さんから頂いた原田実『幻想の多元的古代』で、古田武彦さんの議論を『イデオロギーは実証的な批判には何らの痛痒も覚えないものだ』と批判しておりますが、私も古田武彦レベルに超進化。
何度も引用している、谷川流『絶望系閉じられた世界』に、『熊野イズモ』という『全裸の十歳未満の少女』キャラが出てきますが、今回『出雲風土記』を『ハルヒ』関連でコジツケできたので、谷川さんが出雲について調べた成果を『ハルヒ』に仕込んだ謎解き遊びに組み込んでいるという思い込みも可能かと思いました。
鎌田東二やオウムを褒めてた過去を隠している中沢新一が『今の時代にこそ猿田彦の再評価が必要だ』とかいう内容の本を出しておりましたが、偶然にも、『猿田彦』に繋がってしまって申し訳なく思っております。ハルヒ効果ですね。
まあ、祖母の昔話も、近所に建ってる『道祖神』も『ハルヒ』に繋がっていると妄想すると、私個人は十分面白い気がします。
面白いハルヒ同人紹介
歩屋『たぶん、朝比奈みくる』:コピー本ですが、カラー表紙で、加工など手間掛かってます。あるくさんの2冊目のハルヒ本。
キョンのフラグクラッシャーぶりが貫徹された一冊。無表情で純情を踏みにじりまくります。
「朝比奈さんコスプレネタ」、みくる好きなあまり、ハルヒのアタックを踏みにじりまくるキョン。
今回は落ち込んだハルヒをキョンがフォローするネタがちょろっと入っていて、完全無視ではないというキョンの心の複雑さが表現されてるのが面白いですね。良い読後感です。
キョンに「反則的に似合ってる」と言われたのを信じて、キョンの買ってきた着ぐるみで登校するハルヒが(酷い話ですが)笑えます。
ダメな男に引っかかった女の典型ですね。
「ハルヒを認識できなくなるネタ」、とにかくキョンが女心を踏みにじります。酷いですが笑うしかありません。
どうやって対象が「ホンモノ」と判別するのか?という問題は「驚愕」の重要な要素になるかもしれません。ギャグですが、思考実験としては原作の深層をえぐる天が有ると思います。
「朝倉襲撃ネタ」、殺しに来たのに、キョンの要求を容れて「ポニーテール」にしてくれる朝倉さんが良い人過ぎ。恥ずかしそうなのがポイント高し。
同人では「ポニテなら何でもOK」に描かれがちなキョンですが、長門のポニーテールは「無い」というキョンの拘りが珍しい。
マサルさんネタ、シュールな笑い。器用な方ですね。
新刊が楽しみなサークルです。頑張っていただきたい。
あるめにあんだんす・光速プリン『キョン子ちゃんの溜息』:光速プリンのあきづきれいかさんと、あるめにあんだんすの櫻木かのんさんの合同誌。キョン子ネタ。
あきづきさん、仕事が多忙で作業時間が取れない中、ハルヒで新刊出していただきハルヒジャンルとしては有り難いことです。
合同パワーはこういう場合の支えになりますね。
櫻木さんの、スカートに戸惑うキョンネタから恥ずかしく導入して、ハルヒと百合雰囲気→麗しい古泉登場、で、読み進めると女体化の原因が判明、という展開は上手いですね。
チアリーダーコスプレ(中身はキョンですが)まで見せて、サービスというか、見せ場を重ねて楽しく読ませます。
櫻木さんの解釈する古泉が美人で良いですね。長門の表情も、透き通るようで好きな解釈です。髪の毛もさらさらした感じで綺麗。
あきづきさんは「男子キャラ女体化ネタ」。国木田が変化無し、というのが良い。もっと大きな絵で見たかった。
ハルヒが「女社会」を楽しもうとして事件を起こしている?という展開が良いですね。
長門が事前に警告するという展開が、「涼宮ハルヒの陰謀」で「未来を知らないことで自由度を上げる」選択をする(「組曲」での「アンインストール」の替え歌が泣かせますね)前の長門の雰囲気を出していて懐かしい印象。
表情がぷにぷにしていて長門もキョンも可愛らしい。こちらの女体化古泉はみくる型の解釈です。
イラストの鶴屋さんも可愛らしいので、今度は鶴屋さんも活躍させてください。
楽屋温泉『「涼宮ハルヒの憂鬱」とか』:多人数参加の合同誌ですが、イラスト中心本で、必ずしもハルヒオンリーでも無い本ですので、ゲストの「おの」さんの1頁漫画についてのみ感想を書きます。
ハルヒがキョンに「夢解き」の相談をする話と思わせて、「神人ハルヒ」の「赤球古泉」への虐待という裏事情が露見するという構成が上手いです。古泉には可愛そうですが、笑ってしまいました。
chocolate=0%『返して○○○○ー!!』:魚雪さん主宰の合同本。「ハルヒ性転換キョン子受本」の看板通りの本。
魚雪さん、欲望に忠実に突っ走っておられます。いきなり「下着盗難ネタ」。折角、他のキョン子同人もやってない大ネタ(?)を思いついたのですから、もっと恥ずかしい展開にしても良かったような気がします。ブラでなくパンツの盗難の方が盛り上がるとかまでは言いませんが、勿体無いです。
女体化古泉を本編で絡められなかったのも惜しいです。キョン子に執着しそうなキャラですから、波乱が有ったかも。美少年長門は良かったですね。
4コマの貧乳ネタと、盗撮(?)ネタを、下着盗難ネタに絡めても良かったかと思います。見せ場から見せ場に繋ぐ展開になったかも。
ろびこさんの4コマ2本、原作の「髪型変更」ネタを性転換ハルヒでやるというアイディアは良いと思います。いきなり挫折するハルヒコがおかしい。ネクタイ以外でも色々やってみると面白いかも。
谷口女体化が妙に似合ってて良いですね。
SOS団結成失敗(?)ネタ、2コマ目から開始して、浮いた1コマで「承」「転」「結」のどこかでもう一ひねりしても良かったかも。同一シチュエーションで何通りかネタ出しすることも可能かと思います。
キャラの性格はきちんと把握できてると思います。
まだまだ紹介続きます。

コミック1合わせ新刊表紙…『くいこみ』はわざとです。

2009-04-26 00:24:39 | 涼宮ハルヒ
冬コミで、コンピ研部長氏を推すサークルが有ったのですが、私の既刊のコンピ研部長氏の活躍する本が手元になくなっていて、
非常に珍しいジャンルのサークルさんに、既刊をお渡しできなかったのが残念で、既刊の再版の必要を感じたのですが、
折角の機会ですので、単純に再版ではなく、関連するネタなどを再録して、総集編2という体裁にしました。
イベントの日程を一週間間違えていて、極道入稿したと勘違いしてました。やはりハルヒ効果ですね。
タイトルの『陽春白雪』は、今回の本の本文中でも言及されていますが、『文選』の『宋玉対楚王問』が出典です。
辞書を読んでいる時に見つけた故事成語なんですが、広辞苑には載ってません。編纂者の編集方針によっては、出典が明らかにされてる場合があるので、誤植でも無い限り、古典を辿るのは意外と容易です。
『陽春』『白雪』は難解で一緒に歌える人が少ない歌曲のタイトルだそうです。
『憤慨』でハルヒと長門の文章について、キョンが意味を取りかねて困るシーンがありますが、『難解でついていけない』という意味を含む『陽春白雪』という言葉は其々『陽春=ハルヒ』『白雪=長門』にコジツケられるかと。
面白いハルヒ同人紹介
ぶるぅらいん『朝倉さんは○○の嫁』:予告通り、紹介筆頭はTFEI三人娘ネタで独自世界の「あお」さんの「朝倉総受け(M倉)本」。実は、朝倉のキョンラブ本です。
SSに軸足が有るようですが、文章は文章の感想・批評空間がきちんと整っているので、そちらに全てお任せします。イラストも18禁バリバリも、きちんと感想・評論の場があって、啓蒙活動する有志の厚い層があるので、付け足しなど不要です。
ここは、自分が活動しているハルヒ同人漫画界の産物について、自分の活動に役立てる目的で、作品紹介の形で、思いつきを整理するのが主眼の空間。続ける一番の利得は私が受けてます。
表紙フルカラー、主要登場キャラに単色を割り振っていて暗示的。裏表紙のウエディング朝倉が良いですね。原作で復帰した時はこのくらい和んだ表情を見せていただきたい。
冒頭漫画、出るわ出るわの「朝倉ファン」に笑います。(喜緑さんは面白がってるだけらしいですが)手紙の手書き文字が写植の加工らしいのが芸が細かい。
皆に愛されてるのに、ページをめくるごとに妙に緊迫してゆくのが面白い。
みくるは「茶」、古泉は「ゲーム」、1キャラ1ネタで、各キャラの特技(?)に絡めた単発ネタを振りつつ、単なる1頁漫画連作ではなく、中盤以降、朝倉の部屋に押しかけてお泊りするする展開で、複数キャラの思惑衝突という盛り上がり。
転換点が鶴屋さんの「特等席」で緊迫ネタと長門の秘めた妄執ネタという「素直に表出」「裡に抑圧」コントラスト、という違う笑いを区切りに持ってきて上手いと思いました。予めシリーズ構成があるんでしょうか。
竹内一好の手塚治研究で、手塚がストーリー漫画やれたのは、若い頃の劇団経験でシナリオに触れた経験が有るから、という説を出していたのを思い出します。
複雑な要素の組み合わせは文字が先輩なので、映画的演出とは別に長編の文字ネタからノウハウを仕入れたのだろうというわけですね。
1頁漫画連作で全体として盛り上げられてるのには、あおさんの文字ネタ軸足の強味が出てるかもしれません。
絵は落描きでもpixivとかに上げて観賞されそうですが、文章は一定のまとまりまで書き上げないと面白く読めなさそうですし。
あおさん、1頁漫画の連打、ストーリー4コマに近似した形態を採っておられますが、後書によるとストーリー漫画に挑戦したい意向もあるようです。
知人の足立さんが講談社に持ち込みに行った時は、各頁に見所を作って、1頁丸々の「捨て頁」、「中継ぎ頁」を作るな、とアドバイスされたそうです。
必ず1頁に見せ場がある1頁漫画の経験はストーリー漫画に十分活かせると思われます。
1頁とストーリー漫画の違いは「扉」の存在、「見開き」の活用、「頁めくって次の頁に見せ場」という転換法、でしょうか。
序盤、搾乳(ナイス朝倉表情アリ)→ハルヒとキョンのチャイナ談義展開、杉田平野voが聞こえて笑いました。チャイナ朝倉のサービスカットはナイスです。
風呂場でのみくる乱入が「異常事態っぽさ」で、喜緑さん登場は「お約束」で、違う笑い提供。芸が細かい。
九曜さん登場は「定石」笑いですが、キョンが折檻に洗濯機(一槽式)を使うのが爆笑。
きちんと落ちてるのは朝倉がキョンラブという背骨が入ってるからでしょう。黒田洋介は、盛り上げるために、初期設定を破壊してキャラをどん底に突き落として、這い上がるところで盛り上げるという技法をやるそうで、破壊した設定の回復に失敗したり、キャラの這い上がりがウソっぽく見えた場合は失敗するそうですが、そういう「破壊」展開とは別に、初期設定の上で遊んで、きちんと閉める、でも面白さに遜色は無いと思います。
あおさんは、原作無視、キャラ崩壊注意と注意を喚起しておられますが、ご自身が原則を立ててそれに従う規範行動を採っておられるので、問題が起きないのです。
私が2007年4月以降のハルヒネタで、制度改革、社会契約の再契約ネタをふっているのは、不確実性の状況での規範行動の持つ相対的強味を意識してのことです。
まだまだ紹介続きます。