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琉球遺骨文書「不存在」 請求者 開示求め訴訟も東大通知
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琉球新報朝刊
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研究目的で持ち出された遺骨を東京大が保管しているとして、松島泰勝龍谷大教授らが関連文書の開示を請求したことに対し、東京大は7日までに不開示を通知した。松島氏らは訴訟も視野に、行政不服審査法に基づく審査請求などを検討している。国政調査権で情報を開示させるよう、国会議員にも働きかける方針だ。
東京大は、琉球新報が遺骨を保管しているか質問したことに「学内で調査中であり、確実なことをお伝えできる状況ではない」と回答。京都大が遺骨を沖縄側に移管したことに「本学としても、御遺骨に関する対応について問題意識を新たにしつつ、学内で検討を重ね誠意をもって対応していく」としている。
松島氏によると情報開示請求は「琉球人(沖縄人)の人骨標本番号が記された東大法人文書の全て」を求めた。東京大は4日付の不開示決定通知書で「請求にかかる法人文書は保有しておらず不存在」とした。ただ通知書には「歴史的若(も)しくは文化的な資料または学術研究用の資料として特別な管理がされているものは、法人文書に該当しない」とも記載されている。
松島氏は「東京大は文書は『不存在』と回答しているが、遺骨は保管している可能性が高い」と話す。その上で「東京大は海外先住民族や国内でもアイヌ民族に対しては遺骨を返還し、謝罪している。琉球に対しては情報の開示もしないという対応はダブルスタンダードだ」と批判した。(宮城隆尋)
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