京都 亀岡市立病院 男性のがん見落とす医療ミスで謝罪

4年前(2021年)、京都府亀岡市の市立病院で、胸の痛みを訴えて受診した男性患者が検査を受けた際、がんの可能性を示す結果が出ていたにもかかわらず、病院側が適切な処置を怠る医療ミスがあったことが分かりました。
男性は去年(2024年)、がんと診断されて治療を受けているということで、病院側は男性側に謝罪するとともに再発防止に努めるとしています。

亀岡市立病院によりますと、4年前、胸の痛みを訴えて救急を受診した市内の70代の男性が、骨折の疑いで検査を受けたものの明らかな骨折は見つからず、そのまま帰宅しました。

しかし去年10月になって、男性が、体に異常を感じ、改めて検査を受けたところ、がんが見つかり、現在、別の医療機関で治療を受けているということです。

病院側が4年前の記録を再度、調べたところ、男性が痛みを訴えた場所とは別の場所にがんの可能性を示す結果が出ていたにもかかわらず、その後、適切な検査や治療が行われていなかったことがわかりました。

病院側は複数の医師がチェックする仕組みがあったにもかかわらず、担当した医師が、検査結果の重要性を認識できていなかったとして、医療ミスがあったことを認め、男性側に謝罪したということです。

亀岡市立病院の田中宏樹 病院長は「多大なご迷惑をおかけしておわび申し上げます。再発防止に取り組み、市民から信頼され安心して任せてもらえるよう努力してまいりたい」と話しています。

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