Xに二次創作を投稿すると、Xに他人のキャラクターをAI学習の素材として提供することになってしまう、という心配をしている人が見受けられるけど、正直、そこまで著作権意識が高いんだったら最初から…という感想しかない。
でこでこ
でこでこ
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声優の #NOMORE無断生成AI 、追加学習に焦点を絞っている点で、58億の無断学習と戦う反AIよりははるかに現実的な「落とし所」を想定しているわけだけど、ひとつ「声質が似ている他人(の声を学習したAI)」の扱いをどうするのかが焦点だよね。
ぶっちゃけgrokを実装したXを叩かずに、その利用者を叩いてる時点で、反AIの本気度が疑われてるんですよ。はたからみたら、こいつら単に目の前のAIイラストにムカついてるだけで、それ以上の思想も論理もなさそうだな、ってなるよ。
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「手描き二次創作」という行為が、著作権という雲を破って富士山のように気高くそびえている光景、これが絵描きが見ている世界なのか…?
生成AIに反対する人たちが、著作権の非親告罪化とか非実在児童ポルノの規制とかを躊躇いなく主張するのを見て、過去の赤松健や山田太郎はじめ表現の自由のために戦ってきた人たちの努力は何だったのかと、ちょっと考えてしまうね。デリケートな話題であるという前提がもう共有されてないように見える。
このポスターで泣いてる人を、無断エロ二次創作された作品の原作者に置き換える想像力を持てない(持てなかった)のが、この人たちのの限界。生成AIが出てから突然「人権侵害」とか言い出しても説得力がない。言うのが遅すぎた。
反AIの視点に立ってみると、すがやみつる氏の紳士的な態度も、森川ジョージ氏の推進派との立場を超えた対話の姿勢も、「精神的・金銭的な余裕のある上流階級だからこそできる貴族しぐさ」としか映らず、怒りを増幅させてしまう気がする。山田太郎や赤松健への怒りもたぶん同じ。
前も言ったけど、「無断学習」(機械学習のための著作物の利用)を認める著作権法30条の4は、「著作物=思想又は感情を創作的に表現したもの」(著作権法2条)という伝統的な著作権理解の延長線上にできた条文であって、別に著作権を捻じ曲げて無断学習できるようにしたわけじゃないんだってば。
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著作権法30条の4を問題視して「無断学習」を規制する運動を起こしても、「なぜ合法なのか」という条文の裏にある理屈を押さえていないと、著作権法の原則を離れたトンデモな要求を出してしまうし、その要求が通らない理由も理解できず、意味のある議論ができない。
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でこでこ
@mirumirukyukyu
前も言ったけど、「無断学習」(機械学習のための著作物の利用)を認める著作権法30条の4は、「著作物=思想又は感情を創作的に表現したもの」(著作権法2条)という伝統的な著作権理解の延長線上にできた条文であって、別に著作権を捻じ曲げて無断学習できるようにしたわけじゃないんだってば。
AI学習元画像のウォーターマークを消すのは著作者人格権侵害という意見、判例は「他人の著作物を素材として利用しても,その表現形式上の本質的な特徴を感得させないような態様においてこれを利用する行為は,原著作物の同一性保持権を侵害しないと解すべき」(「諸君!」事件)なので、厳しいと思う。
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反AIが他人に求めているのは「一緒に怒ってくれる」「一緒に泣いてくれる」ことなのだよね。AI利用者を汚い言葉を使って罵ることは、互いの感情をちゃんと共有しているという証明書なのだと思う。
生成AIの学習について、著作権法30条の4が適用される非享受目的の利用か否かの判定に「商用利用かどうか」はいっさい関係ないんだけど、どうしてもそれが頭から離れない人が多い印象。
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著作物や特許と違って「声」は生まれつきのものだから、「有名声優と声が似ている人間は商売禁止」は「肌が黒い人は商売禁止」と同じなんだよな。つまり本物の「人権」にかかわる可能性がある。この点はもっと深刻に議論されてもいいんじゃないかな。
というか赤松健が絵描きは公式lora売ったらいいじゃんって言ったとき反AIの人たちが猛反発していた記憶があるのだが…。何を喜んでるんだこの人たち。
「AI学習拒否」している作家を、避けられるのであれば避けるのが「より倫理的」だと自分も思うけど、それはそうとして、他人の著作権をぞんざいに扱っている人たちが、自分の権利(法的根拠なし)を守れと主張することについて、第三者からどう見えるかは想像すべきだよね。それが政治で戦うということ
日俳連は「無断生成AI」なんていう謎ワードを作るんじゃなくて、普通に「生成AIを使って名誉毀損やパブリシティー権侵害に該当するような行為をするのはやめましょう」と言えば十分だったんじゃないの?
反AIが著作権法30条の4をトンデモ解釈してしまうのは、30条の4だけを読んでいるからだと思う。30条の4に出てくる「表現された思想又は感情」は、2条で述べられる著作物の定義「思想又は感情を創作的に表現したもの」を踏まえた表現であることを意識して解釈する必要がある。
引用元は典型的な勘違い。そもそも文化庁の「考え方」では「絵柄」という言葉は一度も使われていないんだよね。あくまで模倣しているのが「作風・画風」か「創作的表現」かが問題であって、この基準は手描きもAIも(学習段階も生成段階も)同じ。
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AIのこと
@AInokoto1029
「絵柄は著作権で保護されないは概ね正しいが、絵柄の模倣の為の生成AIの学習は著作権侵害」という理屈が理解できない推進派が多すぎる
ざっくりいうと特定絵描きの絵柄に対して
「手描きの模倣はいいけど、生成AIによる意図的な模倣の為の学習はダメ」
というのが文化庁の見解なんですよ
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機械は思想や感情を理解しないのに、機械に放り込むための複製が制限されているのはおかしい、という考えから30条の4(旧47条の7)はできた。そして、機械に著作物を入れるのはいいけど、人間が著作物を享受する目的で複製したら、それは著作権侵害だよね、というのも、原則通り。何もおかしくない。
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もちろん、従来のパブリシティ権の解釈に忠実であれば、そんな事態にはならないことは明白なんだけど、「声質」を法的に保護することで、法律の外で行動を抑制される人間が出ないのかは考慮する必要があると思う。
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そして、「著作物=思想又は感情を創作的に表現したもの」なのだから、生成AIの生成物に、放り込んだ著作物の創作的表現が残っていなければ、生成物を人間が鑑賞して楽しんでも、放り込んだ著作物を享受したことにならないのは、当然。
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反AIが「パブコメ」を、デモ行進のようなものと考えているなら、ああいう文章で溢れてしまうのも仕方がないのだろう。
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「衣食が足りていないのに礼節を求めるな」という訴えには考慮すべきものがあると思う。ただ残念ながら現実を見ると、それが通用するのは革命とかデモのように数が物を言うときであって、どんなに余裕がなくても礼節を持って行動しなければならない場面のほうが多い。それが現代社会の辛いところ。
著作権法の権利制限規定は、著作権者の権利を制限するものである以上、著作権者がいい顔をしないのは最初から織り込み済みの制度。著作権者が嫌がるから廃止しよう、は本末転倒。権利者が喜んで許可してくれるなら権利制限はいらない。
本当に、最初からこれで良かったよね。農薬不使用、化学調味料不使用、そういうのでいいじゃん。手描きにこだわる側が手描き協会的なものも作って100%手描き認証マークを発行すればいいし、そのマークの偽装こそ問題視されるべきだろう。
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賢木イオ
AIイラスト
@studiomasakaki
#生成AI不使用宣言
今までで一番まともなタグ。
やっぱり生成AIとどう向き合うかって、他人じゃなくて自分の話なんだと思うんですよ。「お前はこうしろ」「お前らは⚪︎⚪︎だ」じゃなくて、「自分はこうする」で語ってもらえるのはすごく助かる。
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反AIは勘違いしているかもしれないけど、普通の人間は、大声で叫んだり罵声を吐いている人を見かけたら「本気の人」ではなく「ただ騒いでいる人」と認識します。
一応言っておくと、反AIが貧乏人だと言ってるのではなく、主に「アイデンティティの危機」に直面した人々のなりふり構えない状況を「余裕がない」と言っています。衣食云々は比喩と思ってください。
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でこでこ
@mirumirukyukyu
反AIの視点に立ってみると、すがやみつる氏の紳士的な態度も、森川ジョージ氏の推進派との立場を超えた対話の姿勢も、「精神的・金銭的な余裕のある上流階級だからこそできる貴族しぐさ」としか映らず、怒りを増幅させてしまう気がする。山田太郎や赤松健への怒りもたぶん同じ。
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「人権侵害」みたいな普遍的で範囲の広い言葉を使えば使うほど、「あなたのそれのほうがもっと『人権侵害』ですよね?」と跳ね返されて悪手なんだよな。「これはこれ、それはそれ」で逃げる道を自ら塞いでる。個別の問題に限定しておけばいいのに…
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絵画のコラージュ作品でも、元になった一つ一つの絵の表現を享受できないレベルまで切り刻んだら、どんな切り方をしようが同一性保持権侵害にならないのと同じく、30条の4が適用される非享受目的の複製である限り、素材にどんな改変を加えようが同一性保持権侵害にならないと考えるのは自然でしょう。
反AIに限らないが普段「表現の自由」を標榜している人が何か表現規制したいものを見つけた時、表現の自由の土俵に乗せて議論したうえで規制という結論を出すのではなく、最初から表現の自由の外側に議論を放り投げてしまいがち。
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主張するなとは言わないんだけど、言動から慎重さが伺えないのだよね。どちらも一昔前の表現の自由派が聞いたらビクッとするような話なんだけどね。
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まあ、それ以前に、著作権法20条2項4号の「著作物の性質並びにその利用の目的及び態様に照らしやむを得ないと認められる改変」に該当しそうではあるけど。反AIが思っているほど、著作者人格権は万能ではないよ。
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いわゆる「表現の自由」界隈の最大の問題点がこれだと思っていて、世の中から消したい表現を見つけたとき「それは表現の自由とは無関係」とか言って自分が表現規制に賛成しているという事実から目を背けてしまうんだよな。表現規制に賛成することよりも、表現規制の自覚がないことが問題。
これ、「見た目が似てるかどうか」を善悪判断の基準にする人が多い、というのも一因だと思う。今回も特許権の争いなのにキャラのデザインの話ばかりしている人が大勢いるし、逆にウマ娘の時は「見た目は似てないのに」と思う人が多かったのだろう。
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愚痴用の垢
@sorekasore_kore
パワプロとウマ娘の時はウマ娘擁護のが声が大きかったか五分五分だった印象があるが、今回は任天堂派が多いの見ると結局行為そのものより好き嫌いが正しい側の判定基準になりやすいんだなぁとは改めて感じざるを得ない
今回任天堂支持ならあれもコナミ支持じゃないと辻褄が合わん
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この「判例が待たれる」っていうのは、語弊があって、「絵柄loraは違法/合法」みたいな「判例」が出ることは今後もなく「『この絵柄lora』は違法/合法」という、個別事例に即した結果が出るだけなんですよね。似たようなケースでも微妙な状況の差で異なる結果になるのは著作権の訴訟では珍しくないです
「Xに居ながらgrok利用者を攻撃する反AI」、この界隈を知ってる人間にとっては「今に始まったことではない反AIのいつものダブスタ」でしかないんだけど、反AI初見の一般人からすると本当に意味不明だろうね
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「30条の4は著作権を破壊した悪法」みたいな理解のまま「法整備」を唱えても、永遠に前に進むことはないよ。
反AIが「画像生成AIだけ特別扱いして規制して欲しい」と思っているように、表現規制派も「萌えイラストだけ特別扱いして規制して欲しい」と思っているよ。一貫した原則を重んじることは、表現の自由の生命線。
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たとえるなら、泥棒が自分の物を盗まれたら、盗まれたものを取り戻す権利があるけど、泥棒が社会に向かって「泥棒はやめましょう」とか言っても相手にされないよね、という話。(二次創作やAIが泥棒だと言う意図ではないので、あしからず)
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繰り返すけど、政治の戦いでなかったら、こんなことは考えなくていい。裁判所はダブスタとか関係なく権利行使を認めてくれる。世間からどんなに冷ややかな目で見られようが、法律で認められている権利の主張に支障はない。反AIは自分たちがやってるのが政治の戦いであることを自覚しよう。
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「AI学習拒否権の獲得」という政治的意思を内包しない、純粋なお気持ち(好悪の表明)であると自認した上での「AI学習拒否」であれば、もちろん、上に書いたことは関係ない。私は二次創作は好きだけどAIは嫌い、というだけの話で終わる。
某反AI運動家が反原発運動家を兼任していようと、別に構わないと思うが、彼の運動に参加しようとする人は、「両者の運動基盤が明確に分離できているのか」という一点は、気にしたほうがいいと思う。知らずのうちに不本意な運動に巻き込まれたり、資金が別の運動のために使われることが無いかどうか。
これは、まあそう。30条の4に基づく利用は非倫理的で、パブリックドメインに基づく利用は倫理的だという物差しも、都合の良い線引きでしかないと思う。どっちも法律に基づいて人の著作物を無断利用してるのに、なんで後者だけ「クリーン」とか言われるのか分からない。
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アスニー公式
@mmmnvi
今のミツアってさ……ちらっと見るだけだと当世風のイラストと古典的なスタイルだと明らかに後者の方がクオリティ高い出力が可能じゃない?パブドメパワー、先人への同意なき「フリーライド」に、どれだけのものを負っているか自覚してくれろって思ってしまうわ。 x.com/mmmnvi/status/…
AI学習のオプトアウト規定、以前は「条件を限定すればアリかな」と思ってたけど、30条の4の成り立ちを振り返ると「非享受目的の利用なのに止められるのはおかしい」という考えの方が強くなって、今は否定的。論理的説明ができない気がする。
今だから言うけど、これは本当。反AIは道中のどーでもいい城(推進派の一般人)なんか無視して本丸(自民党・日本政府)を突くことに一点集中しなきゃいけなかった。
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ヤス
@Yasu_6363180
AI論争、推進側はベッドで鼻くそほじってても勝ち戦だからくだらないレスバとかに時間潰せたけど、反AI側はそれじゃダメだっただろ。
政治家を擁立するとか弁護士を味方につけるとかインフルエンサーを巻き込むとか団体を立ち上げて抗議活動をやり抜くとかしなきゃ勝てなかったろ。この一年何してた?
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普通は耐えがたい悪だと思ったら政治運動をしたり裁判をしたりするんだけど、反AIでそういう人はごく一部で、過激な言動をしながら救済される日をひたすら待ち望むような姿勢に宗教っぽさがあると思う。
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表現の自由の問題として扱わないと、自由が認められているor認められていない、他の行為との比較というプロセスが抜けてしまい、自分が感じている憤りの度合いだけで結論に達してしまう。
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あと、個人間の契約にAI学習禁止を盛り込むことは、一般的には可能であると考えられており、それは政治運動でもなんでもないので、各人がそういう契約をすることについては、これも上の話とは無関係。
反AIが末端の利用者を殴っている間に、大企業は生成AIを、いわば空気のような存在として、社会にこっそり仕込もうとしてるんだよね。ほんとうに凄いものは、どこにでもあって、誰もが恩恵を受けているのに、誰にも存在を気づかれない。気づかれないから殴られない。いやあ、「老子」っすねえ…。
反AIのみなさん!ネットリンチからまっとうな政治運動に切り替えていくのは大変によろしいことなのですが、その前に「現行の著作権法を理解すること」「お気持ちを一貫性のある理論として体系化すること」をよろしくお願いします。
これ、書面の発明者の欄に(AIに指示した人間の名前でなく)「AI」って書いたら却下されたという事件なので、AIを使って開発した技術に対する権利発生の有無が焦点なのではなく、どちらかといえば「ロボットに人権を認めろ」みたいな思想の話に近い。
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賢木イオ
AIイラスト
@studiomasakaki
AI発明のニュースは言葉足らずで、このサイトを見ないと理解できない。これ、「AIがやった発明にも知的財産権の保護を認めさせようぜ」っていう国際プロジェクトなんですね。(他の国でも同じことをしてる)
人工知能によって創作された発明の保護
DABUSプロジェクト
taiyo-nk.co.jp/news/oshirase/
日本の児童ポルノ法は「『実在の児童の性的な姿態』をモデルにしているか否か」というただ一点の論理でアニメや漫画を規制から守ってきたので、そこを壊したらリアルな画像もろとも二次元まで一気に崩れ落ちるということが分かってない人が多すぎる。
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入間ジェネソック
@DividedSelf_94
一度「フォトリアルなポルノは違法」というロジックを認めたらリアルでないイラストが規制されるまで一直線だから本当にやめてほしい。典型的な表現規制派のロジック。 x.com/natera88/statu…
反AIの人たちが欲しいのは理屈や意見ではなく共感してくれる人間であって、山田太郎や赤松健、あるいは弁護士や文化庁なども彼らの欲求を満たすには不十分だった。
どんな規制がされても反AIの望むような世界にはならない以上、彼らに必要なのは「心のケア」だと思うんだよな。バカにしてるんじゃなくて、真面目に、反AIに限らず時代の転換期について行けず苦しむ人々に対し、社会がそういう方向で手を差し伸べることは、大いに必要だと思う。
「販売じゃなくて頒布(だから許されてる)」、もともとは身内向けの方便だったのが、法的に何か意味のある言説だと勘違いした人が出てきちゃったみたいな
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@Jakotsunya
やはり、言い方として同人誌は頒布だから著作権侵害にはならない、みたいな著作権を持ち出されるとそれは誤りだと言わざるを得ないじゃろうて
著作権侵害の可能性の有無において『頒布』だからは理由になっておらぬからじゃ