唯川恵『ため息の時間』です。
私の好きさレベル５段階評価の『３．５』ですね。
９つの短編こ構成されています。
口紅-----結婚する時に夫が求めたのは「化粧をしてくれるな」と言う事だった。
５０歳を前に死期の迫った妻が夫に「口紅を買って来てほしい」と頼んだ真意は？
夜の匂い----何ともエロティックな物語の意外な結末とは？
終の季節----リストラにあい、離婚した男にどのような『救い』が？！
言い分----同じ会社で二股かけていた男に、それぞれの女の言い分が。
どちらを信じればいいのか？
僕の愛しい人---「愛してるのは君一人だ。君を愛してるからこそ他の女と結婚するんだ」と言った男の愛の行方は？
バス・ストップ---浮気がバレて約１年。 妻の本気の復讐が！
濡れ羽色---営業の為に年上の女と寝た男。 その女を捨てた時にカラスが---
分身----１５歳年下の妻の普段の生活が知りたくて、最初はいたずら心も有り始めた他人のふりしたメールの交換。
その結末は？
父が帰る日----自分が小さい時に女と失踪した父親が病院に入院したとの知らせが。 父を許せるのか？
自分勝手な人間が沢山出て来ます。
そんな人達に手痛いしっぺ返しが！
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