Uber配達員が“一番面倒くさい”と断言する定番メニュー「箱ぐちゃってなるぐらい平行にして」
猛暑の夏に避けたいデリバリー商品も…
また、敬遠したい商品は、季節によっても変わる。 この時期には、定番のアイスだ。保冷剤が入っているものの、夏の外気温は想像以上。「溶けちゃったらマズいので」と、到着時間を急ぐ必要があるという。 また、地味なところでは、水のペットボトルだ。 「それも2リットル10本とか。40本なんて依頼もあります」 40本はさずがに1人では運べず、複数の配達員が別々に同じ家に向かう。 「最初は家がこのマンションなのか分からないじゃないですか。でも、水を運んでる人を見ると、『あ、ここだ』と思います。だから、逆に分かりやすいんですよ。それは楽だなと思うんですけど、重いのが……」 男性は普通の人に比べれば力もあるほうだ。しかし、10本でも20リットルを届けなければならない。「(揺れなどで)バッグが壊れちゃうんすよ」。バッグは自腹で購入しており、駐車場から自宅まで距離がある場合は汗だくになると同時に、絶望的な気持ちになるという。 悩ましい裏事情。それでも、注文があって初めて仕事が成り立つのも事実だ。背に腹は代えられない。配達員たちの知られざる努力がデリバリー業界を支えている。
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム