こんにちは、ポスト田イット乃です。
子どもお迎え前のひととき少し思考を整理させて下さい☕。
「とにウツ」楽しく読みました。
このゴールデンウィークにここ5年ずっとアンチ活をしているはあちゅうさんの小説を読みました。自分の中では「仮装人生(後に改題)」に続いて2作目になります。小説「とにかくウツなOLの人生を変える1ヶ月」は確かにとても読みやすく、前向きな内容でありました。明らかに間違ったことは書いてない。
しかし、私ね、大学で社会学部教育文化学科生涯教育ゼミ出身なんすわ。つまりは、この小説にある自分の挫折をきっかけにカウンセラーを志して大学で勉強したヒカリさんに近い勉強をしていたんですね。新しい自分で新しい恋愛に踏み出すラストを読み終わり感じたのは恐怖でした。以下ネタバレです。
結局ヒカリさんに依存してない?
主人公の奈緒はカウンセラーヒカリさんに1ヶ月の給料の半分のカウンセリング代を支払い、一緒にどうすれば鬱々とした気持ちが晴れるのか一つ一つ見直していきます。そして、最終章の前の章で、親へのコンプレックスを見直します。最終章では、ヒカリさんとの別れを前にヒカリさんへの思いが綴られます。
親への依存を、ヒカリさんと新しい彼氏候補と旅行への依存に変えただけに私の目にはうつりました。依存先を次々に変えていく女性の心理が克明に描かれていると考えるととても参考になりました。
私は「自立とは依存先を複数もつことと」との毒にも薬にもならない結論を得て大学を卒業したのですが、このラストをよしとするのには少し抵抗がありました。結局、主人公奈緒は自立できたと言えるのかしら?
もうすぐ39歳ですが
今月25日で39歳になります。自立できているかと問われると、労働現場と夫への依存は強いもののまあ頑張れてる方だと、と答えます。ここ1年では母親としての自信が育ってきたように思います。料理も楽しくなってきたし。
1箇所への依存から次の依存への切り替えや調節が上手くなったのを感じていて、迷惑をかけることも少なくなったかもしれない。「依存」や「自立」に関して映画や小説を糧に考え続けてきて本当に良かったです。皆様も是非はあちゅうさんの「とにウツ」を読んで考えてみてはいかがでしょうか。
お読み下さりありがとうございました。