今市隆二「仲間として…」事件直前の入学式で贈った言葉、大学は「講義の予定ない」客員教授の実態
知人男性と一緒に乗車したタクシーの中で「殺すぞ」と声をあげて、運転席と後部座席の間のアクリル板をたたいたとして、ダンスボーカルグループ「三代目 J SOUL BROTHERS」の今市隆二が、8月1日に活動自粛を発表した。 【写真】「よくこんな決めポーズで」脅迫・暴行後に今市がSNS投稿した何食わぬ顔 「事件があったのは4月5日の早朝5時ごろです。お酒に酔っていた今市さんは空車だったタクシーに乗車し、走行中の車内で知人男性と口論になり、乱暴な言動をしたそうです。運転手にケガはありませんでしたが、被害届が出ており、警察が捜査していました。今後は、検察が刑事処分について判断するようです」(全国紙社会部記者) はたして刑事責任は問われるのか、アディーレ法律事務所の長井健一弁護士に聞いてみると、 「犯行の内容、前科や示談の成否によります。報道にあるように“殺すぞ”と脅してアクリル板をたたくという暴行を加えた場合でも、初犯で示談が成立していれば、不起訴となる可能性があります」 不起訴処分の場合は、罪に問われないのか。 「刑事裁判が行われることはありませんが、その旨の記録は残ります」(長井弁護士) 所属事務所によると、タクシー会社とは示談が成立ずみ。運転手に対しては、謝罪と和解を申し入れているという。 「この事件によって、今市さんは、仕事に対する報酬の返上と自宅での謹慎処分を事務所から言い渡されていました。今市さんは2020年1月にも沖縄で泥酔トラブルを起こしたことが『週刊文春』で報じられていました。ナンパした女性に、お酒をぶっかけたんだとか。酒にまつわるトラブルは今回で2回目。今年はグループのデビュー15周年の節目だったのですが……」(スポーツ紙記者、以下同)
今市は今後も「客員教授」を務めるのか
グループ活動だけでなく、ソロとしても活動していた今市。今年4月からは、神奈川県にある洗足学園音楽大学の客員教授に就任していた。 「今市さんは、事件を起こす4日前の4月1日、洗足学園音楽大学の入学式で登壇。新入生の前に立ち、意気込んで挨拶をしていました。自分の役割について“現役のアーティストをやりながらの客員教授というのがポイント。学生たちとは仲間のような、家族のような近い感覚で接したい”と語っていたのですが……」 洗足学園音楽大学に、今後も今市が客員教授を務めるのか問い合わせると、 「今市さんは、客員教授に就任されてから、これまで講義は行っておらず、今後も予定はございません。今回の事件に関しては、私たちも報道で知りました。客員教授を続けていただくか否かに関しては、事実確認を行いつつ、検討していく予定です」 との回答があった。 2024年6月に出た雑誌のインタビューで《人を思いやることができる人間になりたい》と語った今市だったが……。酒の飲み方も考え直したほうがよさそうだ。