作曲研究所〜シンプルアレンジを恐れるな編〜
DTMを使って楽曲を制作していると、昔みたいにトラックの制約がない為に、ついつい凝りに凝ったアレンジにしがちです。
何層にも音を重ねたり、環境音等のノイズを入れてみたり、ホーンセクションやストリングスを加えてみたり…。
そうやって出来る限り、思いつく限り、音を厚くしないと、なんとなく手抜きしてる様な感じもするし、編曲が甘いと思われそうだし…。そんな気がするものですよね。
もちろんウォールサウンドじゃないですけど、音の洪水の様なアレンジも魅力的です。例えば坂本龍一さんのアルバム「スムーチー」に収録されている「美貌の青空」とか。
でも今回は敢えてシンプルなアレンジに挑戦してみましょう!というお話しです。
例えば…。
ピアノだけ。なんてどうですか?
意外と作った事ある人少ないと思います。別に弾けなくたって良いんです。実際に僕も殆ど弾けません。だけど挑戦する価値あると思いますよ。
トラックは2つだけ。
左手と右手それぞれ1つずつ。
基本的には、左手がコードやリズムを作って、右手がメロディーを紡ぐという感じだと思います。
生演奏と打込みの違いって要は"強弱"と"テンポ"なんで凄い手間はかかると思いますけど、それを根気よく再現していけば良いと思います。
一番の問題はやはり音色でしょうね。僕はあんまり詳しくないですが、本物のグランドピアノと区別つかないくらい素晴らしい音色のプラグインってあるんでしょうかね?
もしあるなら、それを使えば良いでしょうけど、プリセットの音色だけだとちょっと厳しそうですね。
まわりに音が鳴っていない分音色にはとてもとてもシビアになります。
でもどうですか?
ピアノだけ。
本当に良い曲が出来たと思うなら挑戦してみるべきと思います。
かなり難しいでしょうけど。
僕もその内やってみます。
これは大昔に作ったピアノ曲。
打ち込みじゃないですけど。
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