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「日本一長い校名」の学校が来年度閉校へ…愛媛と高知の県境・篠山小中学校が70年以上の歴史に幕

2025年8月5日 18:47
「日本一長い校名」の学校が来年度閉校へ…愛媛と高知の県境・篠山小中学校が70年以上の歴史に幕

「日本一長い校名」で知られる、愛媛と高知の県境にある学校。入学者数の減少などにより、今年度限りで休校し、来年度に閉校することが決まりました。

岡﨑結愛さん(小5):
「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小学校です」(校名はどう思っていた?)
「まあまあ言いにくかったです」(笑)

四国の南西部。高知との県境に位置する、愛南町一本松地区の篠山小中学校です。

正式名称は「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合立篠山小学校・篠山中学校」

日本で一番長い名前を持つ学校です。今年度は小学校3人、中学校6人のあわせて9人が通っていますが、折からの人口減少に加え、来年度以降も新入生が見込めないことから、今年度をもって休校し、来年度で閉校することが決まりました。

岡﨑結愛さん(小5):
「少人数だけどみんなで仲良くやれてきたので、この学校は好きです。予想はしていたので、あんまり悲しいとかはないです」

70年を超える歴史に幕を下ろす、全国的にも珍しい、2つの県にまたがる山あいの学校。

61歳男性 昭和50年代卒業:
「さみしい思いはあるけど、時代の流れというか行政のことなんで、それはそれで仕方ないかなと。生徒数も少ないので」

来年度6人になる在校生は、愛南町の一本松中学校と小学校に転校する予定です。

好岡校長:
「篠山ならではの自然などに誇りを持って、新たな学校に通ってほしい」

最終更新日:2025年8月5日 19:37
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