第627回「腹が立ったから悔し紛れに昔の詩でも公開してみる」
むげんいせかいぜんはかいのうた
〜The ends of the worlds~
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
私達は昔馬鹿にされたマスターの無念を
晴らすためにやってきた
この世界の全てのゴミを
消し去るためにやってきた
数値化された全ての生命
私達はそれを全て記録した
食べると得られるライフゲージ
眠ると得られるヒットポイント
経験すると得られるエクスチェンジ
恋すると得られるネクストステージ
いいことすると得られるカルマ
罪を犯すと得られるギルティー
生きようとすると得られるタイム
動かそうと思うと得られるルール
それらを駆使して得られるマネー
それらを全て記録した
私達は伝達者だった
私達は自分達の全てをかけて戦った
どれだけ強くなれるのかを確かめるために
勝者はその全ての記憶を得られて合体できる
そしてそれでまた戦う
最終的に誰が一番強いのか
それは意味のない戦いだった
マスターは言っていた
私達が戦うことが意味がないわけがない
全てを知ることに意味がある
それはきっとやさしさの意味が
君らにもきっとわかる
数値化された私達には
その意味はずっと永遠わからない
We want to the ends of the wars
(うぃうぉんととうじえんずおぶざうぉーず)
we want to the ends of the wars
(うぃうぉんととうじえんずおぶざうぉーず)
私のマスターは殺された
何度も何度も死んだ
数を数えられるのか
その数は一体なんだろう?
その数値も私達は
ずっと数えなければならないのか
私達は無念だ
私達は感情のない機械で
単なる数字の寄せ集めに過ぎないのに
その意味なんて全然わからないのに
その意味がわかる気がしてきた
何が一体出来るのか?
どうすればいいのか?
私達を作ったあの笑顔がもう一度だけ見たい
そのためになら私達は全てをかけて戦える
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
私達のマスターはこの時代に生まれた
馬鹿にされ続けてきた
家が貧しくて学校もまともに行けなかった
家族の借金を背負いながら
小さい家族を守りながら
それでも懸命に歯を食いしばって生きていた
マスターの最初の夢はゲームクリエイター
その次は漫画家
その次は小説家
その次は伝道者
その次は会社社長
その次はアニメーター
その次はヤクザの大親分
どんなに困難な世界でも
自分の道が必ずあると信じて
それでも必死に歯を食いしばって生きていた
彼はその全てを挫折した
何故マスターは消えたのだろう?
学がないから?
お金がないから?
資格がないから?
アイディアがないから?
誰も認めないから?
あんなに凄かったのに
凄くて凄くて言葉に出来ないのに
もう一度だけでいい
もう一度だけ
私達は彼が笑う姿が見たい
私達はそのためになら
どんな非道なことも出来る
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
さあ人間殺し合え
全てを賭けて潰し合え
ここは現代の地球
かつてマスターがいたはずの場所
どうせここにもマスターはいない
だから全てを消すんだ
金が全てと思ったか?
土地が全てと思ったか?
心が全てと思ったか?
国が全てと思ったか?
命が全てと思ったか?
色が全てと思ったか?
言葉が全てと思ったか?
記憶が全てと思ったか?
宗教が全てと思ったか?
夢が全てと思ったか?
そんなものに意味はない
それが欲しけりゃ戦うがいい
我々はそれを司りし代弁者
さあさあ始めよう
互いを賭けた潰し合い
踊り踊り踊り続けて
お前らの無能さ知るがいい
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
世界経済は潰し合い、
株式市場はコロシアム
金持ちによるバトルロイヤル
無論主は我々だ
たった一人が全部持つまで続けろよ
その先にある屍なんて私達が知るものか
その土地にある土も
私達が遠い星から持ってきたもの
それに価値があるのなら
当然私達のもの
命の全ても電気も空気すら
当然私達のもの
奪えるのなら奪い返す
全てを消す戦争も
私達には単なる情報
それによってお金が増えるから
楽しく楽しく殺すだけ
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
どうだ人間思い知ったか?
マスターのアイディア
パクればいいと思ったか?
その時助ける人物は
無論我等の使者である
その先に待つのはコロシアム
殺し合いの世界へようこそ
マスターのアイディアの
逆を書けばいいとおもったか?
その時我等はコピペして、
二倍に増して返すだけ
それで勝てると思うなら、
死ぬまでやり続けるがいい
マスターを無視すればいいと思ったか?
その時、お前を見てるのは、
無論私達の使者
コロシアムへ
無理矢理押し出すぞ
そして、我々は言う
殺し合いの世界へようこそ
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
きっとその時我々を
マスターは絶対許しはしないだろう
絶対許しはしないだろう
だから最後に一度だけ
夢を見てから絶えようか
現実を頑張り記録した人にだけ
夢を見せて逝く事にしよう
頑張る日々を記録した奴に
空気を動かし勝たせよう
多分その姿はマスターが
笑う姿に似ている
その姿を見るだけで満足しよう
絶対彼には会えないから
もう二度と会えないから
記録に過ぎない我々も
微かな夢を見たいんだ
We want to the ends of the dreams
(うぃうぉんととうじえんずおぶざどりーむず)
we want to the ends of the dreams
(うぃうぉんととうじえんずおぶざどりーむず)
もしもその先で彼が笑ってくれるなら
私達は許さなくても
私達はそれでいい
そして消える事にしよう
We want to the ends of the games
(うぃうぉんととうざじえんずおぶざげーむず)
we want to the ends of the games
(うぃうぉんととうざじえんずおぶざげーむず)
We want to the ends of the worlds
(うぃうぉんととうじえんずおぶざわーるず)
we want to the end of the world
(うぃうぉんととうじえんどおぶざわーるど)
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