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Conversation

お迎えくん。 カイカナさん。 キャラが中央にいるのに、感情的な意味付けがほとんどされていなくて、可愛くも神聖でも悲しくも見えない。この構図でこれくらいマチエール盛り盛りだと何か意味を帯びそうだけど、ただ在りつつ溶けてるってのがすごく良い。
表にも書いたけど、中央に配置されたキャラには、可愛さや神聖さ、悲しみといった感情的な意味付けがほとんどされていないんだよね、これ、視線は自然にそこに向かうのだけど、強く感情を揺さぶられることはないというのがすごいいんだよ。背景のマチエールに部分的に埋もれ、キャラは絵の構造の一部として処理されているからかな。

こうした構成って、キャラクターから、キャラのアイコン性や感情誘導性を意識的に外す試みとも考えられるよね。その結果として、観者との関係は愛着や消費ではなく、観察と継続的な距離に置かれることになるじゃん。そこにキャラ的な意味がないゆえにむしろ長く付き合える存在になっている点が、この作品の良さだなあ。
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