原爆投下直後の広島、現在と比較 ピースウイング、広島駅、平和公園
広島に原爆が投下されてから6日で80年。投下後の写真と同じ角度から現在の様子を撮影し、比較した。米国立公文書館には投下後に上空から撮影された写真が多数保存されており、その一部はカラー写真だ。
戦後、平和記念公園となった地域を西方向から撮影した写真を見ると、原爆投下直後は見渡す限り建物が破壊されている。中央の元安川の奥に広島県産業奨励館(現在の原爆ドーム)が見える。
その手前、川に挟まれた地区は戦前、繁華街として栄えたが、戦後は平和記念公園として整備された。現在、その周囲には商業ビルやマンションなどが立ち並んでいる。
爆心地付近を直上から撮影した写真では、右下に現在の原爆ドームがあり、手前の元安川に架かる橋を渡った先に現存する燃料会館(現在のレストハウス)が見える。
記事の後半では、路面電車の車庫や広島城のほか、2024年に開業したスタジアム「エディオンピースウイング広島」建設地の80年前と現在を比較しています。
爆心地から約2㌔にある広島…