【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領室は5日、日本の植民地支配からの解放記念日「光復節」(15日)に開催する李在明(イ・ジェミョン)大統領の「国民任命式」に、保守系を含む元大統領や配偶者らを招待すると発表した。6月に就任した李大統領は正式な就任式を行わず、国民と共に任命式を開催する。
会見を行う大統領室の姜由楨報道官=5日、ソウル(聯合ニュース)
招待されたのは文在寅(ムン・ジェイン)・李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵(パク・クネ)元大統領、故盧武鉉(ノ・ムヒョン)・盧泰愚(ノ・テウ)・全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の配偶者など。
李明博・朴槿恵元大統領らは保守系だが、「国民統合」に向け、革新系だけでなく保守系の大統領経験者やその配偶者も招待するという。
大統領室の政務首席秘書官らが招待状を対面で手渡す予定だ。大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は「元大統領や配偶者に対する礼遇であり、国民統合を追求する李政権の実践的な取り組み」と説明した。
昨年12月の「非常戒厳」宣言を巡る内乱事件で勾留中の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領と複数の不正疑惑で捜査を受けている妻の金建希(キム・ゴンヒ)氏は対象から除外された。
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