ポケットモンスター チームオブブルース


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作:局務事通交ピルア
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第24話


 

 ジャラランガとミミッキュをゲットし、エンザンは修行に励んでいた。

 

 アローラ地方のパワーを受けなくてもジャラランガとミミッキュは既に高レベルのポケモン、エンザンのポケモン達の訓練に付き合う事が出来ている。

 

「バタフリー、むしのさざめきだ!」

 

 かみなりパンチ等の弱点のタイプの技を使ってこなかったのがジャラランガに勝てた。エンザンはジャラランガに勝てた一番の理由は相性を突いてこなかった、二番目の理由は少し高度な技術を使ったことでジャラランガを倒せた。その事から考えた結果、エンザンは戦術を磨かなければならない。サトシの様に突拍子もない戦術を王道的な強さを持っているポケモンに対して使えばどれだけ強いのかを思い知った。だからこそ、それに依存してはいけない。勿論、突拍子もない戦闘スタイルは停滞しているエンザンにとって必要なものだと理解はしている。ただ無茶苦茶をすればいいというわけではないのをエンザンは理解している。

 

 

俺に向いているのは計算だろう、偶然という武器は頼れない。

 

 

 サトシのスタイルは真似したくても真似が出来ないものだ。あまりサトシのスタイルを真似したとしても意味は無い。

 

 補助技の大切さをサトシ、と言うか大半のトレーナーは知らない。両刀アタッカー、全距離での戦闘が出来る。受けループなんて知ったこっちゃないな感じの状態である。なんというかホビーアニメの設定上はクソだけど現実だとぶっ壊れな性能とかいうよくある話な感じ。ホビーアニメの世界だったか。

 

 偶然というものには頼れない。自分が出来るのは努力だけだ。

 

「あんちゃんよ、そんなに練習して大丈夫なのか?」

 

「休む時は休んでいます」

 

「そりゃポケモンがだろ?」

 

 毎日とは言わないが特訓に励んでいる。もう既に進化をしているので目に見えて分かりやすいパワーアップをしているかどうかは分からない。アローラで腕自慢というトレーナーとのバトルをしたがジャラランガやミミッキュだけであっさりと終わった。アローラの外の地方を知っているトレーナーはホントに一握りである為に今の自分の強さがどれほどなのかが分からない。ゲームと違いアローラはレベルが低い。

 

 

コレでも届かないんだ。

 

 

 エンザンは今のサトシのリザードンはどちらかと言えば弱いリザードンでこれからリザフィックバレーで強くなるのを知っている。そしてそのリザードンの力をもってしても勝ちたい試合で勝つことが出来ない。ポケモンリーグはそれほどまでに過酷な世界だ。

 

 追い込む時は徹底的に追い込む。勿論、休ませる時は休ませるが100と0を切り替えまくればバランスが悪くなる。オフはオフでも完全にスイッチはオフにしない。エンザンのポケモン達はエンザンに隠れてこっそりと隠れて特訓している、と言うことは無い。

 

「あんちゃんの練習量は中々に見ねえよ、それを顔に出さないのは尚更な」

 

「俺は褒められたいから努力をしているんじゃないので」

 

 しまキング・しまクイーンの中で関わったクチナシはエンザンの特訓を何度か見たりしている。若いから必死に頑張ってるんだなと伝わるレベルの練習だがエンザンはそれをあまり人に見せない。努力をしているのは強くなりたいから。誰かに頑張ったねと言われたいからじゃない。

 

「はぁ……まぁ、そんだけゼンリョクならばこっちはもうなんとも言えねえわな。あんちゃん、コイツが欲しいんだろ?」

 

 クチナシはZリングを取り出した。エンザンがアローラに来た本来の目的、Zワザの会得だ。

 

 猛特訓の日々を送っているエンザンを見た。Zワザを持っていない普通のトレーナーが倒すのが至難のぬしポケモンに対して素の力で倒してぬしポケモンをゲットした。その上でまだまだ強くなるぞと練習に励んでいるエンザンのゼンリョクな姿を見て、クチナシも流石にしまキングとしてなにもしないわけにはいかないなと珍しく真面目に動いている。

 

「欲しいです……ですが」

 

「ああ、大試練を受けてもらう……あんちゃんはアローラのぬしを従えた、その力を見せてもらう。こっちは3体、あんちゃんは1体のポケモンバトルだ」

 

 大試練の内容は至ってシンプルなポケモンバトル、アローラのぬしのポケモンの心を開かせ力で屈服させた。エンザンのトレーナーとしての技量はとても高いのが分かるのでかなりの悪条件をクチナシは出した。1体だけで挑んで来いと言うかなりの内容、おそらくはリザードンで挑まなければならないのだと思った。

 

「中々にシビアな条件ですね」

 

「これぐらい出来なきゃ渡すに渡せねえよ」

 

 ウラウラ島の祭壇にエンザンとクチナシは向かう。

 

 しまキングとの1vs3の変則的なバトル、エンザンにとってかなり不利なバトルを押し付けられている。だが、エンザンは拒まない。クチナシ自らが相手をしてくれるという中々にないチャンスだ。

 

「これより行われし島巡りの儀式大試練 善き心に悪しき心あり 悪しき心に善き心あり 互いに混ざり合い さらなる進化を遂げるべし」

 

 何度か顔を合わせているのだが今までの気怠そうなサボり魔とは大違いのクチナシ。真面目にやればスゴい人、カプ・ブルルからしまキングを命じられるだけの腕があるトレーナー。儀礼の言葉をかければカプ・ブルルが現れる。カプ・ブルルは大試練を挑みに来たエンザンを見ている。手出しはしない。

 

「いけ、ワルビアル」

 

「ワゥ!」

 

「リザードン、バトルスタート!」

 

「グゥオウ!!」

 

 クチナシの1体目のポケモンはワルビアルだった。エンザンはリザードンしか最初から出すつもりはない。

 

 リザードンとエンザンはクチナシのワルビアルを見て直ぐに理解する……しまキングの称号に相応しいトレーナーが持っているポケモンは今までのどのポケモンよりも強い。純粋にワルビアルが強いというのもあるだろうが、そこにクチナシのトレーナーとしての力が加わる。

 

「ワルビアル、スケイルショット」

 

「……リザードン、ドラゴンクローで落とせ!」

 

 鱗を弾としてリザードンに撃ってくる。一発一発の威力は低いものの全てを受ければそれなりのダメージになる。回避は難しいと判断したエンザンはドラゴンクローを選んだ。ドラゴンクローで飛んでくる鱗を切り裂いた。

 

「おーぅ。良いパワーだ……だけど、それだけじゃ俺には勝てねえぞ。守りだけじゃな」

 

「リザードン、ガンガン攻めるぞ!かえんほうしゃだ!」

 

「……なんだ、読まれてたか」

 

 エンザンにあえて攻めさせようと考えていたクチナシの狙いはワルビアルでのカウンターだ。エンザンはそれを読み切った事でドラゴンクローで攻めずにかえんほうしゃで攻めた。

 

 

軽く煽ってみたが、このあんちゃんは酷く冷静だ……

 

 

「使用ポケモンのハンデや相性の悪い技などを使って揺さぶりをかける……人は追い詰められれば正常で居られなくなる。危機的な状況に追い詰められた事ではじめて本性を曝け出す。そんなところですか?」

 

「……こういうタイプが稀に居るからホントにとんでもねえな」

 

 あくタイプの使い手らしく少々卑怯な真似をするのだがエンザンは酷く冷静だ。クチナシは3体のポケモンで1体を倒せばいい、エンザンはリザードン1体だけでクチナシのポケモン3体に対して連勝しないといけない。軽く揺さぶりをしてみるのだがエンザンはその揺さぶりに乗ってこない。クチナシの目的を軽々と読んでいる。

 

 ポケモンを貰って間もない若いトレーナーならば自分の様な口上手い人間に乗せられる。エンザンもそれがいける口と見ていたのだがクチナシがなにを狙っているかはお見通しだ。稀にこういう天才肌の人間が居る。そういうのに対しては真正面から挑まないといけない。

 

「リザードン、かえんほうしゃだ」

 

「ワルビアル、ほのおのキバで突っ込んでかみなりのキバに変えろ」

 

 軽い腹の探りあいを終えた後にリザードンはかえんほうしゃを使う。ワルビアルはほのおのキバを使い口に炎を纏わせる。かえんほうしゃの炎をほのおのキバで受け止めてリザードンとの間合いを詰めたのならば即座にかみなりのキバに切り替えてリザードンに噛み付いた。リザードンは苦しそうな顔を浮かべている。

 

 

攻撃技を防御に回した……アニポケらしいが、こっちの勝ちだ。

 

 

「リザードン、きあいだまだ!」

 

「っ!」

 

 かみなりのキバで真正面から噛み付いているワルビアルをガッツリと掴んだ。威力は大きいものの当てづらいきあいだま、ゼロ距離でならば当てることは出来るのだときあいだまを発動しワルビアルにぶつけた。ワルビアルはかみなりのキバで噛みつくことをやめてきあいだまに弾き飛ばされ戦闘不能になった。

 

「やるな……だが、何時まで続けれる?」

 

 肉を切らせて骨を断つ作戦は聞こえはいいが自分にとってそれなりの損害はある。パワー自慢のワルビアルのかみなりのキバを受けたリザードンには確かなダメージが入っている。後、何発かを当てれば倒せる。クチナシは長年の経験からそれが分かる。そんなバトルスタイルではこの大試練を突破出来ないと考えているとエンザンはポケットに手を入れた。

 

「クチナシさん、クチナシさんのペンダントにあるのはZクリスタル。バトルに応じてアクZを使いますよね?」

 

「ああ。そいつを卑怯とは言わせねえぜ?」

 

「まさか……そっちがそういう事をしてくれるのならばこちらもやりやすい」

 

「いけ、ヤミラミ」

 

「ヤ!」

 

 ワルビアルを戻して2体目に出てきたのはヤミラミだ。それを見たエンザンはこの試合では場合によってはクチナシがZワザを使ってくると考えておりエンザンはポケットに入れているキーストーンとメガストーンを取り出した。

 

「リザードン、メガシンカ!!」

 

「グゥウウ……ォオオオウ!!」

 

 リザードンをメガリザードンXにメガシンカさせた。それを見てZワザを使ってくるかどうかの確認は自分も似たような真似をしていいかの確認だったのだと気付いた。メガシンカに関する知識は頭に入っている。Zワザ以外にもそれ相応の切り札を持っている。

 

「リザードン、ドラゴンクロー!」

 

「ヤミラミ、かげうちだ」

 

 メガリザードンXのドラゴンクローで攻めようとした途端、メガリザードンXの影が動く。正確に言えばメガリザードンXの影とヤミラミの影がくっついた。影の中から黒色の手が出現しドラゴンクローで攻めるメガリザードンXの邪魔をする。

 

「メガシンカポケモンと真正面からやりあうかよ」

 

「リザードン、おにび!」

 

「悪くはねえ判断だ……けど、ホントにそれでいいのか?攻撃も偏っちまってるぞ?」

 

「構わない」

 

 メガリザードンXとメガリザードンYの場合出せる瞬間的な最高火力はメガリザードンYの方が上の筈だ。だが、総合的な火力ならばほのおタイプ以外の物理技以外にもメガリザードンXのかたいツメの恩恵のおかげでメガリザードンXが大きい。

 

 物理攻撃と特殊攻撃でチグハグになっていることはエンザンも理解している。メガリザードンYのかえんほうしゃを使って倒すことも出来たがエンザンはあえてメガリザードンXを選んだ。メガリザードンXはヤミラミに向かっておにびを使った。ヤミラミはおにびが命中しやけど状態になった。

 

「持久戦はどうだ」

 

「そいつは少し困ったな……だが、あんちゃんはコレで4つの技を使った」

 

「コレで勝ち筋は見えている。ドラゴンクローだ」

 

「かげうち!」

 

 再びドラゴンクローで攻めればそれを読んでいたのだとかげうちで攻撃する。

 

 

堪え性が無い……そう思われているだろう。

 

 

 もう少しじっくりとすればクチナシ側の攻めが待っている。それをエンザンは分かった上でのドラゴンクローを指示した。

 

 ただ素早くパワーにものを言わせてだけがポケモンバトルじゃない。

 

「もう少し待つってのは大事だぜ?」

 

「グゥオウ!!」

 

「っ!」

 

「待っている大切さは知っています……ですが、それ以外にも相手を無理矢理動かす術はあるんですよ」

 

 世の中には時間でないと解決しないといけない問題はある。メガシンカしたリザードンは強いのは直ぐに分かる。ただし、倒せないというわけではない。戦術1つでひっくり返る。おにびをくらって苦しい状況なのでそこで自分に対して揺さぶりをかける。おにびのおかげで長期戦は出来なくなったのでヤミラミは嫌でも攻めなければならない。考えられている戦術の中であえてドラゴンクローを指示した。

 

 クチナシはエンザンの狙いをなんとなくで見えている。相手の予想の範囲内だと読まれている。だから少し冒険をする。ドラゴンクローで攻撃しようとしたメガリザードンXに対してヤミラミはかげうちで対抗した。ヤミラミはおにびでやけど状態でパワーが足りない。ただでさえ種族全体を通してヤミラミはスペックが足りない。フェアリータイプ以外弱点がないのが売りなもののメガリザードンXになりパワーが増しただけでなく防御力も増しているリザードンはヤミラミのかげうちを耐えてヤミラミにドラゴンクローを叩き込みヤミラミを戦闘不能にした。

 

「あんちゃん、真正面からぶつかる以外も出来るもんだな」

 

「今回はリザードンを出しましたがやっていいならば二度と戦いたくないと思わせる戦術も……いや、アローラじゃ無理か」

 

 スターミーにかげぶんしん、じこさいせい、みがわり、なみのりの4つの技を使った受けのコンボをエンザンは知っているし覚えさせている。現実でやれば殴り合い不可避なクソみたいなコンボであるが防御を売りにしたコンボと言えばコンボ。しかし回避することが出来ないZワザがあるアローラでは実戦向きじゃないだろう。

 

「いけ、ペルシアン」

 

「ニャ!」

 

 3体目に出てきたのはアローラのペルシアン。アローラのペルシアンはワガママでプライドが高い性格、アローラのニャースからアローラのペルシアンに進化するにはなつき度が必要でありアローラのニャースからアローラのペルシアンに進化した途端に性格が一気に豹変したという話は割とある。しかしクチナシのアローラのペルシアンはクチナシを無視しない、クチナシに対して言うことを聞いている。クチナシのトレーナーとしての技量がハッキリと出ている。

 

「ブゥ!」

 

「カプ・ブルル?」

 

「護り神よ、下手に手は出さないでほしいんだがな」

 

 3体目のアローラペルシアンとの戦いを前にウラウラ島の護り神であるカプ・ブルルが降りてきた。大試練中なので幾ら護り神であるカプ・ブルルでも手を出さないでほしい。なるべく贔屓はしてほしくないと思っているとカプ・ブルルはエンザンのポケットに触れる。エンザンのポケットにはメガリザードンYに進化させるリザードナイトYが入っていた。

 

「……リザードン、解除できるか?」

 

 カプ・ブルルはメガリザードンYも見てみたいのだと言い出した。リザードンにメガシンカの状態を解除できるかを聞けばメガリザードンXから普通の状態のリザードンに戻る。クチナシにメガシンカは1試合で1回だけだから1度ボールに戻す事について許可を貰い互いにボールに戻した。

 

「今度は最初からだ!メガシンカ!」

 

「グゥウウ、オウ!!」

 

 メガリザードンXから次はメガリザードンYにリザードンはメガシンカした。

 

「進化は許可したが、使っていた技はさっきと同じだ」

 

 メガシンカは許可したが使っていい技は先ほどと同じだとクチナシは釘を差した。エンザンは慌てない。メガリザードンYと相性のいい技を既に使っている。

 

「リザードン、おにびだ!」

 

「ペルシアン、パワージェム!」

 

 おにびを放つメガリザードンYに対してパワージェムで対抗する。攻撃する為のおにびはゆらゆらと揺れ動くがパワージェムはお構い無しだとメガリザードンYに向かってぶつかった。メガリザードンYは地面に足をつける。

 

 メガリザードンYの息は大きく乱れている。クチナシのワルビアル、ヤミラミ、そしてペルシアンから受けたダメージの蓄積でかなりの限界を迎えようとしている。おそらくは後一撃で倒されてしまう。

 

「悪いが、ここで終わらせてもらうぜ」

 

 クチナシはそう言うと胸につけているアクZを外しZリングに装備する。後一撃、大きな力を受ければ負けるという状況。その一撃をクチナシは持っている。誰にも回避することが出来ない一撃を。

 

「ゼンリョクのアクに飲み込まれちまいな……ブラックホールイクリプス!」

 

「これが、Zワザ……」

 

 

分かっていた事だが桁違いだな。

 

 

 ゲームでは使い方によっては大してパワーアップしないZワザ。この世界ではゼンリョクと呼ぶに相応しい威力を秘めている。メガシンカと違ってマイナーなZワザでエンザンははじめて見るが文字通り必殺技と呼ぶに相応しい威力を秘めているのだと感じる。

 

 

回避も不可能、防御も不可能……だが、出来ることはまだ1つある。

 

 

「リザードン、きあいだまを作れ!出来るだけパワーを込めて」

 

「グォウ!」

 

 ブラックホールイクリプスが作られ吸い込まれていくメガリザードンY。エンザンはメガリザードンYにきあいだまを作らせる。通常のきあいだまならばメガリザードンYにとっては一瞬で作ることが出来る。だが、それでは足りない。届かない。ブラックホールイクリプスを相殺するのに必要なパワーが。メガリザードンYはギリギリまでパワーをきあいだまに込めて吸い込まれる直前にきあいだまをブラックホールイクリプスに投げた。するとブラックホールイクリプスの吸い寄せる力を失いメガリザードンYはブラックホールイクリプスに飲み込まれなかった。

 

「Zワザを防いだだと!?」

 

「リザードン、かえんほうしゃだ!」

 

 必中で防御も意味が無いZワザ、エンザンはメガリザードンYの圧倒的パワーとかくとうタイプの特殊攻撃で最強の威力を誇るきあいだまに賭けた。Zワザが封じられることに関しては流石のクチナシも予想外の出来事だった。慌てるクチナシを前にメガリザードンYにかえんほうしゃを指示しアローラペルシアンはかえんほうしゃを浴びて戦闘不能になった。

 

「まさか、Zワザを突破されるとはな……」

 

「なんとかと言ったところです。本来ならばZワザのところをメガシンカのパワーに賭けました」

 

 

もっとも、メガリザードンXのままだとなにも出来なかった。

カプ・ブルルが見たいからと言ったメガリザードンY、特殊攻撃に特化した力で普段よりもパワーを溜めるきあいだまのゴリ押し。

クチナシさんはブラックホールイクリプスを使ったがベースとなっている技はバークアウトとあくのはどう以外のあくタイプの技、そうなると必然的にブラックホールイクリプスは物理技にになる。おにびのやけどが効いている。

おそらくは威力が落ちていたから誤魔化せた。あくのはどうをベースにしたブラックホールイクリプスを使えば相殺は出来ない。つじぎり辺りをベースにしたブラックホールイクリプスでパワーを通常よりも増やしたきあいだまで誤魔化せた。何処か1つでも狂っていればブラックホールイクリプスに負けていた。

 

 

 エンザンはギリギリで押し勝ったのだと考える。何処かでも狂っていたら負けていた、そんなギリギリのラインを歩んでいる。

 

「大試練は見事に突破した……ぬしポケモンを従えるトレーナーとしての力、しまキングを相手に勝利した力。ほらよ」

 

 クチナシは文句の付け所は何処にも無いとエンザンを認めてZリングを渡す。全体的に黒色が目立つZリングだ。

 

「んで、コイツが勝った証のアクZ……と言いたいところだが、あんちゃんはあくタイプの技全然使わねえだろ?ここはシンプルにノーマルZだ」

 

「ブルル!」

 

 アクZを持っていても宝の持ち腐れだと判断したクチナシはノーマルZを渡す。あくタイプの技をそこまで使わないのでノーマルZの方がありがたいと思っているとカプ・ブルルがエンザンが貰ったZリングに触れた。ZリングをZパワーリングに改造し、ミミッキュZジャラランガZを貰った。

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