ポケットモンスター チームオブブルース


メニュー

お気に入り

しおり
作:局務事通交ピルア
▼ページ最下部へ


20/31 

第20話


転生したのに驚きが全くないのが違和感を覚える
家族の事をなにも知らないのに何時も通りに過ごしてるのがおかしい。普通家族が主人公が何時もと違うと感じると思う。
ロックマンエグゼの炎山の姿になっていてその上で他の漫画も地の文で書いてたけど色んな漫画の話が出すぎて読みにくい。
主人公が冷静すぎて面白みがない。
地の文多い

と評価をいただいたのですが知ったことじゃねえ!!
合わないならば合わない!この小説もそうだけども作者が書くのは万人受けしないからね!
文句を言うのならば同じネタを使っていいから書いてみろ、この野郎である。
作者はこの書き方が当たり前になってるから今更変えられねえよ


 

「……」

 

 

休みボケは出ていないな。

 

 

 エンザンは8個のジムバッジを集め終えたのでマサラタウンに帰っていた。オーキド博士に手持ちのポケモンを一旦預けて頭の中をスッキリさせるべく休んでいた。昨日までは休みだが今日からは違う。エンザンは自身が休みボケをしていないなと感じながらも布団から出た。

 

 睡眠薬を飲まなければまともに眠れなかったあの頃が嘘のようにスッキリと目を覚ました。

 

 顔を洗い歯を磨き朝食を食べエンザンはオーキド博士の研究所に向かいインターホンを鳴らした。

 

「おぉ、ちょうどいいタイミングじゃの」

 

 オーキド博士が出たらナイスタイミングと笑みを浮かべていた。ナイスタイミングということはとオーキド博士の研究所の応接間に案内をしてもらえばそこにはシゲルとサトシ一行が居た。既に帰ってきている事は知っているのでエンザンは特に驚かない。

 

「エンザン、帰ってきてたのか!?」

 

「やれやれ、エンザンは最初に帰ってきていたんだよ?」

 

「え!?」

 

 カントーリーグの出場条件であるジムバッジを8個を集めたのはシゲルが一番だ。シゲルは10個のジムバッジをゲットした。しかし、シゲルよりも先にエンザンが帰ってきている。数日間は休むつもりだと引きこもっていたので帰ってきていたことをサトシは気付いていなかった。その事に対してシゲルは呆れる。エンザンはオーキド博士からコーヒーを貰い微糖にする。

 

「色々とあったから休んでいたところだ。今日からは特訓に入るつもりだ」

 

「エンザンもシゲルもサトシも無事にカントーリーグに出場出来る!ここ数年、ポケモンリーグに出場出来た新人トレーナーは少なかったからの。コレは大快挙じゃ!」

 

「お祖父様まだまだですよ!このオーキド・シゲルがカントーリーグを優勝しますので!」

 

「いや、優勝をするのはオレだ!!」

 

「ちょっと、ここで張り合わないの」

 

 カントーリーグに出れるだけでもめでたいことであるがシゲルは優勝してみせる!と宣言をしそれに張り合うかの様にサトシも優勝を宣言する。カスミは張り合いをここでしてどうするのと呆れている。

 

「エンザンはもう終わったがシゲルもサトシも充分に休養を取った様じゃの」

 

「ああ、カントーリーグに殴り込みだ!」

 

「ピカ!」

 

「おいおい、今の時点でそんなに張り切ってどうするんだい?カントーリーグは2か月後に開幕するんだからさ」

 

「え、そうなの?」

 

「タケシやカスミに頼らずに少しは自力で情報を集めたらどうだ?」

 

 カントーリーグは毎年決まってセキエイ高原で行われるが他の地方の地方リーグは違う地域で行われることが屡々。

 

 カントーリーグはセキエイ高原で行われる。コレは確定事項であり知っているトレーナーは知っている。と言うか大分常識な話である。ジム関係者であるタケシとカスミは当然カントーリーグがセキエイ大会で行われることを知っている。そしてサトシが知らなかった事に少し呆れていると一匹のクラブがお盆を手にしてやってきた。お盆の上には羊羹が乗せられており食べろという事だなとエンザンは手に取る。

 

「クラブ、久しぶり!」

 

「キココ!」

 

「……久しぶり?……へぇ、そうか。そうなんだね」

 

「なんだよ!言いたいことがあるならハッキリと言えよ!」

 

 羊羹を運んできたクラブを見て自分のクラブだと分かったサトシは久しぶりと言えばクラブは嬉しそうにするがサトシのその態度を見てシゲルは大体の事情を把握した。サトシはシゲルがなにを言っているのかが分からないがバカにされてることだけは確かだとモンスターボールを取り出しポケモンを出した。

 

「ゴキン!」

 

「キングラー!サトシのクラブの何回りぐらい大きいのかしら!?」

 

「君、今、クラブに久しぶりって言ってたよね?ゲットした筈のポケモンを全く使ってないって認めたも同然だね」

 

 シゲルのモンスターボールから出てきたのはキングラーだった。クラブの進化後なので大きいのは分かるがそれでも大きすぎる。個体としてとても大きいのは分かるもののそれでもサトシのクラブとの間に大きな差が開いている。サトシのクラブもシゲルのキングラーを見ればデカい!と反応を示す。カスミがサトシのクラブより遥かに大きいことに反応する。

 

「君の事だ、相性なんて考えなしに突っ込んでまぐれな勝利を重ねてきたんだろ?」

 

「まぐれじゃない!全部実力だ!」

 

「じゃあ、聞くけどそこにいるタケシを相手にどのポケモンで挑んだんだい?彼はいわタイプのエキスパート、戦い方を間違えれば絶対に勝てない。みずタイプやくさタイプのポケモンで挑まないと」

 

「……ピカチュウとバタフリー……」

 

「はぁ……イシツブテとイワーク相手にピカチュウとバタフリーなんて素人以下じゃないか。君の事だ、ずっと同じポケモンばかりなんだろ?」

 

「ピンポーン……サトシは何度もオーキド博士に連絡は入れているけど一度もポケモンを入れ替えた事は無いわ」

 

「ポケモントレーナーたるもの、様々なポケモンを使いこなしてこそだ!お祖父様から聞いたよ、2人とも全然ポケモンをゲットしないって」

 

 

飛び火したか。

 

 

「俺は自分で扱える分だけゲットしている。扱える範囲内だが手持ちは定期的に入れ替えているぞ」

 

「そうか……じゃあ君はどうなんだい?サートシくん?」

 

「うっ……」

 

「サトシ、今手元には何を持っている?」

 

「え?」

 

「何を持っていると聞いているんだ」

 

「……ピカチュウとピジョンとリザードンとフシギダネとゼニガメだ」

 

「おいおい、正気かい?どの地方のポケモンリーグでも手持ちは最低でも6体必要なんだよ?同じポケモンが固定だとしてもせめて6体は揃えないと」

 

 持っているポケモンを白状させればシゲルも呆れた。ポケモンリーグに出場するのに必要な条件である持っているポケモン6体以上が満たしていない。クラブ、ケンタロス、ベトベトンを含めても現在のサトシの手持ちは8体、ケンタロスは30体だが同種のポケモンの重複は不可能なので8体である。

 

「おぉ!これはすごい!シゲルは68体、エンザンは99体、しかしサトシは100体以上のポケモンと出会っておる!!」

 

「やりぃ!」

 

「……ふん!どうせ知っているポケモンに対しても図鑑を開いていただけだろう!」

 

「へん!そんなの負け惜しみだ!」

 

「なにぃ!」

 

「はぁ…………オーキド博士、わかっててやってませんか?」

 

 一触即発の空気を醸し出しているシゲルとサトシ。何時ものお決まりの流れになっているのだがオーキド博士はコレをわざと起こしているんじゃないのか?とエンザンは聞いたがオーキド博士は羊羹をパクリと食べた。喧嘩するほど仲がいいのはフィクションの世界。いや、ここはフィクションの世界だったかと認識を改める。

 

「お祖父様、折角だからエンザンとサトシに僕のポケモンを見せてよ」

 

「うむ!ついてきなさい」

 

 オーキド博士がついてくるように言えば研究所内にあるモンスターボール保管庫にやってきた。

 

「うわ〜スゴい!これ全部送られてきたんですか?」

 

「ワシが送り出した新人トレーナーのポケモンがここにはおる。1人1人しっかりしていての、例えばこの棚はシゲルの姉、つまりはワシの孫娘であるナナミ、そして下の棚がエンザンの姉であるフユカの棚じゃ」

 

「ひーふーみー、ー瞬でサトシを上回ったな」

 

 オーキド博士が預かっているモンスターボールを見て驚いたカスミ。オーキド博士はシゲルの姉のナナミとエンザンの姉のフユカの棚を見せた。タケシがモンスターボールの数を数えるがケンタロスのカウントを1として扱うのならば大差で2人がゲットしたポケモンの数が多いと感じた。

 

「ここがお前さん達の棚じゃ……モンスターボールがギッチリと置かれているのがシゲルの棚、サファリボールが大量に置かれているのがサトシの棚、そしてそのどちらでもないのがエンザンの棚じゃの」

 

「嘘、こんなにゲットしてるの!?」

 

「全部が全部違う種のポケモンじゃないよ。同じ種のポケモンでも1回ゲットしただけじゃ物足りない。もしかしたら次に出会う奴が強いかもしれないし特性が違う」

 

「なんだ、ポケモンの事を全然分かってないじゃないか」

 

「お前等……ゲットした数で競いたいのか?珍しいポケモンで競いたいのか?それともポケモンバトルで競いたいのか?」

 

 数よりも質だぜ!と自慢げに語ろうとしているサトシ。

 

 

運が悪くケンタロスに当たらなかったとしてももう少しあるだろう。しっかりと管理するのもトレーナーの務めだろうに。

 

 

 ゲットしているポケモンの数ではシゲルが上だが見つけたポケモンの数ではサトシが上だ。比べるものが違う。エンザンは何を競い合いたいのかと聞けば黙る。サトシはシゲルに、シゲルはサトシにライバル心を抱いている。だから些細な事でも負けたくはない。負けたくはないと思っているならばそれなりの努力はしろと思ったのだが言えば更に燃えるどころか巻き込まれるので言わなかった。

 

「右を見ても左を見てもポケモン!オーキド博士、もしかして全部のポケモンがいるんですか!?」

 

「メジャーなポケモンは大体は居るが全種類はおらん」

 

 研究所内を後にし庭園に足を踏み入れる。ポケモンだらけで興奮しているサトシは全部のポケモンがいるのかを聞いたが居ないと答えた。そしてオーキド博士のポケモン研究者としてのライフワークを語る。午前中はポケモンのご飯や健康チェック、午後からは現在研究をしている個体ごとの能力値について。研究すればするほどにポケモンは奥が深い!とオーキド博士は嬉しそうにする。

 

「ロゼ!」

 

「あ、見たことがないポケモン!」

 

『このポケモン図鑑では対応していない』

 

「そのポケモンの名はロズレイド、見ての通りくさタイプのポケモンじゃ……エンザンが育てたポケモンでかなりのレベルじゃぞ」

 

 オーキド博士が色々と説明を終えればロズレイドがエンザンに声をかけた。サトシは見たことがないポケモンだと嬉しそうに図鑑を取り出したもののカントー地方のポケモンとジョウト地方の一部のポケモンにしか対応をしていないポケモン図鑑にシンオウのロズレイドは載っていない。しかしオーキド博士は知っているぞとロズレイドの事を軽く説明する。

 

「ロズ」

 

「ああ……オーキド博士、旅立つ前に頼んでいましたが」

 

「話は通してある。しかし行ったからと言って手に入る保証は無いからの」

 

 Zワザを会得したいがもコネが無いのでアローラ地方に居る誰かを紹介してくれないかを頼んでいた。オーキド博士は従兄弟であるオーキド博士(アローラの姿)ことナリヤ・オーキドに連絡を取っておりアローラでZワザを会得する事が出来る可能性を手に入れた。

 

 アローラ地方の守り神であるカプ達が渡すのはダメだと言えばZワザは手に入ることは無い。もしかしたら無駄足になるかもしれない事を一応はエンザンに伝えておく。そしてエンザンもそれを承知の上でアローラ地方に行く。それが分かっているならばとアローラ地方行きのチケットが入った封筒をエンザンに渡した。

 

「オーキド博士、それは?」

 

「エンザンが修行場所に選んだところにコネがあっての、少し話を通したんじゃ」

 

「どうやら遊びの時間はここまでの様だね」

 

 オーキド博士がエンザンになにを渡したのかを聞けば修行を話題に出した。カントーリーグが開幕するまで2ヶ月の猶予がある。そしてエンザンは最近まで引きこもっており今日オーキド博士の研究所にやってきた。それはつまり今からカントーリーグで優勝を目指す為の猛特訓に励むのだとシゲルは理解した。相手はサトシだけじゃないと認識を改めていると爆発音が鳴り響いた。

 

「あそこはじめんタイプのポケモンのエリア!」

 

「「「ぎゃあああ!!」」

 

 じめんタイプのポケモンが住むのに最適なエリアからなにかが飛んできた。

 

「ロズレイド、ソーラービームを溜めておけ」

 

 それがなんなのかを直ぐに理解したエンザンは小声でロズレイドに指示を出した。いきなり現れた3人、ムサシ、コジロウ、ニャースの3人だ。

 

「ロケット団!!またなにか悪さをしてるのか!!」

 

「ふん!当然じゃないか!」

 

「アタシ達の目的は」

 

「そのピカチュウニャ!」

 

「な、なんと!?ニャースが喋ったじゃと!?すまんがもう1回喋ってくれんか!」

 

 

やっぱりオーキド博士基準でもロケット団のニャースは珍しいポケモンか。

 

 

「ロケット団がなんのようだ?」

 

「なんだかんだと聞かれたら」

 

「答えてあげるが世の情け」

 

「愛と真実の悪を貫く」

 

「ラブリーチャーミーな敵役」

 

「ムサシ!」

 

「コジロウ!」

 

「銀河を駆けるロケット団の二人には」

 

「ホワイトホール白い明日が待ってるぜ」

 

「ニャーんてな!」

 

「……もう終わりか?」

 

「おい!なんだそのリアクションは!」

 

「タマゴの殻みたいな頭して、調子に乗ってんじゃないわよ!」

 

「ロズレイド、もういいぞ」

 

「レィ!」

 

「ニャア!?ソーラービーム!?」

 

 ロケット団のお決まりの口上を終えたので今まで溜めていたロズレイドのソーラービームが発射された。ロズレイドのソーラービームが直撃し衝撃波が発生、ロケット団はふきとばされた。

 

「「「やなかんじぃいいい!!」」」

 

「つ、強い……」

 

「いや、まだまだだ」

 

 ロケット団を相手にソーラービーム一撃で倒したエンザンのロズレイドを見て強いと感じるサトシ。

 

 ロズレイドはまだまだ強くなることが出来る。まだ可能性の引き出しは残されている。もっと上のロズレイド使いを知っている。だからエンザンはここで慢心しない。ロズレイドもまだまだ自分は弱いと感じているので煽てられても困ると冷静に対応する。

 

「オーキド博士、向こうに着いてから連絡を取りますね。その際にポケモンを」

 

「向こうの珍しいポケモンを期待しておるぞ」

 

「失礼します」

 

 エンザンはサトシ達のもとを去っていく。

 

「エンザンのポケモン、何体かは見ているがどれもこれもかなりのレベルにまで育てられている……この2ヶ月が勝負だぞ、サトシ」

 

「これからの相手はシゲルだけじゃないわね」

 

「やってやる!シゲルもエンザンも!オレが!」

 

「ピカ!」

 

 エンザンを見てより燃えているサトシ。シゲルもうかうかしておられないと分かり、サトシとポケモンバトルをしようという考えをやめた。

20/31 



メニュー

お気に入り

しおり

▲ページ最上部へ
Xで読了報告
この作品に感想を書く
この作品を評価する