水中最強王図鑑PFP・短め感想駄文
水中最強王図鑑PFPの個人的な感想です。熱い夏に相応しい、水の冷たさとバトルの熱さの両方を感じさせる涼やかながらも激アツな一冊でした!
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電子版と書籍版で2回水中最強王図鑑PFPを読んで、今回も少し溢れる想いを言葉にしたくなったのでちょっとした感想を書いてみます。
めちゃくちゃネタバレありな内容なので、未読の方は是非本編を読んだ後の閲覧を推奨します。
ネタバレ抜きで言えば、今回が現実世界編のトーナメントの中では個人的に一番好きなシリーズ作品かもしれません!
この下からネタバレありの内容となります。それを踏まえた上でお読みください。
めちゃくちゃ面白かったけどめちゃくちゃ悔しい!!
事前予想の結果としては上位4名は当たっていたものの、モンハナシャコの準決勝での敗退により完全的中ならず…
優勝者はPFPルールだからこそ勝てる生物になるという確信はあったので、モササウルスvsミズダコの決勝戦を導き出せていればミズダコに賭けれましたね…
1回戦の第七試合&第八試合という番狂わせはあったものの、結果的にはかなり良い線行っていただけに予想的中3連覇ならずという惜しさもありますが、純粋にモンハナシャコにこのトーナメントを勝ってほしかった…陸上ではパンチが弱くなるという生物図鑑的要素を入れてくるのをしっかり予想出来てれば違ったかもしれませんが、彼(彼女?)が優勝すると信じていたことそのものに後悔はありません。最後まで堂々とした戦いぶりを見せてくれた雄姿に拍手を送りたいです。
個人的に水中最強王シリーズの二大推しを上げるならシャチとモンハナシャコなので、そういった意味合いでは予想はしていたもののデンキウナギ戦でのシャチの呆気なさも切なさもありましたね…ただ前作からの賢さはしっかり見せてくれたし、強者も相性や運で簡単に負けるのがこのシリーズの魅力です。でも今回のPFPルールで勝ち上がっていくシャチも見たかったなぁ…
ただ今回個人的にめちゃくちゃ好きになった生物は優勝者でもあるミズダコですね!自分が最強王図鑑で推しになりやすい選手の特徴として
・一撃で相手を倒してしまうようなとんでもない攻撃手段がある(ティラノサウルス、オウギワシ、モンハナシャコ、シャチ、ベルゼブブ、シヴァなど)
・優れた頭脳を持ち、相手の弱点や周囲の環境、特殊能力などを的確に利用して戦う(シャチ、フェルニゲシュ、インドラジット、九尾の狐など)
この2つの内のどちらかの性質を持つ選手はお気に入り(推し)になりやすいのですが、今回のミズダコは墨や擬態、切り離しても動く足などの特殊能力で相手を攪乱・誘導しつつ、PFPで圧倒的な怪力を手に入れた足を巻き付けて一気に勝負を決めるという、2つの特徴どちらも併せ持ったような面白いバトルを見せてくれるエンターティナーになっていて、かなり好きになりました。
水中最強王図鑑でのシロナガスクジラ戦でのボロ負け具合からここまで昇華するとは、PFP恐るべし…
そして水中最強王図鑑、水中最強王図鑑PFPのいずれもで準優勝となったモササウルスは安定した強豪っぷりでしたね。それぞれの作品で決勝で激突したシャチとミズダコは同じ賢い海の生物ではあるもののファイトスタイルは大きく違いますが、2回の決勝戦のいずれもで頭の良い相手の作戦に嵌まって敗北してるのがちょっと面白い。
監修者の違いや、私自身が水中に親しんだ元水泳部員という事もあるかもしれませんが、個人的にこの水中最強王二作は水中という上下左右自由自在に動き回れる自由度の高い空間を舞台に、特異な形態や特殊な能力を持つ者の多い水中生物たちが激突するという面白さもあって、現実世界編の最強王図鑑シリーズの中でも特に楽しくて好きな作品です。そのため今回も感想を出そうと思えばいくらでも出てくるのですが、キリがないのでその他個人的に好きな部分・印象に残った部分を短くまとめます。
・初戦を飾ったメガロドンvsクロノサウルス、トドメの絵面がすごく印象的。メガロドンの凶暴性がよく表れている素晴らしい試合展開&イラストです。山崎太郎先生、画力の高さは言わずもがなですが手慣れてきたのか今回は特にバトルイラストが洗練されていて迫力があったと感じます。
・アメリカザリガニの緊急回避が思った以上に強い。予想でチョッキン!とか書きましたが、アザラシの頭をズタズタにしたの文章だけで分かるグロさがすごいです。個人的にここも最強王図鑑シリーズの好きな点で、失神や気絶、戦意喪失による決着もある一方で殺害による決着を描く時はかなりストレートに描くんですよね。モンハナシャコのパンチによる決着は内臓破裂に脳震盪と、モンハナシャコのパンチの強力さがよく分かる表現でささやかながら印象に残りました。
・プルスサウルス、久しぶりの尾を叩いての大ジャンプ炸裂。記憶が正しければ絶滅動物最強王図鑑ぶりな気がします。オオカワウソはかなり健闘していたのですが、この一度でも噛み付かれたらほぼ終わりという攻撃力の高さがこの生物の恐ろしさですね。
・アリゲーターガーを吻で殴って倒すバショウカジキ。刺突がガノイン鱗に通じないという予想は当たっていましたが、まさか打撃に切り替えるとは思ってもいませんでした。技巧派…
・ただでさえ長い首が更に長くなったことでめちゃくちゃなリーチになってるエラスモサウルスが強すぎる。対戦表の逆側に配置されてたら今回のトーナメントも大分違った結果になっていたかもしれません。モササウルスレベルのフィジカルなら正面突破も出来るかもしれませんが。
・デンキウナギvsマッコウクジラのエレクトロロケーションvsエコーロケーションの索敵範囲のぶつけ合いがアツすぎる。こういう似たタイプの能力の衝突は能力バトル漫画では王道ですが現実世界編の最強王図鑑で見れるとは…
・バショウカジキのスピードを見切るテムノドントサウルス。これは事前予想で見たいと思っていたので実現してくれて嬉しい。フェイントで勝負を決めるテムノドントサウルスの機転も見事でしたね。
・モササウルスに倒されるアンモナイト。そりゃそうだ感がすごかったですが、思ったよりは勝負になっていたというのが正直な感想です。でもやっぱり今回登場したミズダコやヒョウモンダコのような他の頭足類と比べると決め手に欠ける感が否めないよアンモナイト。
・擬態してテムノドントサウルスを欺くミズダコ。視力が良くても擬態までは見抜けなかったという一文がクールで好きです。岩場に身を隠して擬態の時間を稼いだのもそうですが、水中最強王シリーズはサンゴ礁や岩場、沈没船などの特殊な環境とそれを利用しての逆転も多い印象です。シャチは特に環境利用に長けた選手な印象。
・切った腕を墨で隠すことでタガメを欺くミズダコ。消化液による逆転劇を飾ってきたタガメを策略で葬り去る鮮やかな戦いでした。タコは宇宙からやってきたのではないかという珍説もある位にはミステリアスで賢い生物なので、今回の大暴れぶりは本当に痛快でした。
・エキシビジョンで敗退したのが惜しまれるレベルで凶悪なキロネックス。アーケロンに敗れ去りはしましたが、本戦に出ていればどれだけの選手がこいつに勝てたでしょうか。触手で次々に対戦相手を秒殺していく展開も見たかったような見なくてよかったような…
大まかな感想としてはこんな感じですね。今回で勝敗予想の連覇は途切れてしまいましたが、誰が勝つか分からない最強王図鑑の魅力がぎゅっと詰まった素晴らしい一作でした。次回の最強王図鑑からは再び心機一転してガチ予想していきたい所存です。水中最強王シリーズは個人的にめちゃくちゃ好きなので、そのうち水中タッグ最強王図鑑PFPとかも出てほしいなぁ…と思う今日この頃。それではまた。
自分もモンハナシャコ優勝は外しましたが、かなり面白いと思いました!最強王はロマンでいっぱいですね!