(ここはどこなの?どうして私はここにいるの?)暗闇の中からようやく意識を取り戻しつつあった黒い貴婦人。
「これは!?」自分のおかれた状況に気付き一驚する。
貴婦人は固いベッドの上に横たわっていおり、荒縄で後ろ手に縛り上げられている。そこは汚らしい小部屋でベッドの向かい側にはドアがついているが、その間に鉄格子が一面に張られている。つまり貴婦人は牢の中に閉じこめられていた。
牢の中にはベッドと、汚らしくフタも付いていない洋式トイレがついているだけであった。
意識を取り戻すにつれ、貴婦人は何が起こったのかを思い出した。3人の悪党達におびき出され、彼等との戦いに敗れてしまったのだ。
意識は取り戻したが、なにか違和感を感じる貴婦人。原因はすぐにわかった。ブーツ、手袋、マントはいつものように着用していたが、肝心のハイレグレオタードタイプのボディスーツを着ていないのだ。
どうやら気絶している間に脱がされてしまったらしい。下腹部に違和感は感じていないが、意識のない間に最も恥ずかしい場所をじっくりと見られてしまったのは間違いない。恥辱で顔赤らめる黒い貴婦人。緊縛を解こうと、必死に体をねじるが縄がゆるむ気配は全くない。
ガチャ
鉄格子の向こうにある扉が開く。入ってきたのは窃盗犯とレイプ魔の二人だった。
「おやおや、お目覚めのようだね、黒い貴婦人」窃盗犯がにやにや笑いながら鉄格子の鍵を開ける。「気分はいかがかね?」
縛り上げられながらも、きっと二人を睨み付ける貴婦人。
「そんな格好じゃ、いくら睨んでも怖くないよ黒い貴婦人」小馬鹿にした口調でレイプ魔が言う。
「すばらしい格好じゃないか。ブーツ、グローブ、マント、そして肝心な場所は全て丸見え。わっははははっ」馬鹿笑いをする窃盗犯。ベッドに腰掛け、貴婦人の絹のような肌を撫で回す。
さすがの貴婦人もこの状況ではどうすることもできなかった。女仕置人の最後のプライドで窃盗犯の貧相な顔を睨みつける。
「なんだぁ?その顔は」貴婦人に睨まれた窃盗犯が憤る。「まだ自分のおかれた立場がわかっていないようだな」そういうと、貴婦人のむき出しになっている股間に手を突っ込む。
「あっ」最もデリケートな部分を無遠慮にいじれ顔をしかめる貴婦人。
「どうした?淫乱貴婦人さんよ」絶対的優位な立場で貴婦人を辱める卑劣な窃盗犯。
別の側にはレイプ魔が腰を下ろし、貴婦人の尖った乳首を摘む。
「俺の息子がお前の体を恋しがってな」そう言うとレイプ魔はズボンの膨らみを貴婦人の太股に押し付ける。
「うっ!」固くて熱い感触に思わず怯む貴婦人。
「なにが『うっ!』だ。お前も本当はこいつをもう一度味わいたいんだろう」下種な笑いを浮かべるレイプ魔。たしかに以前、貴婦人は不覚をとりレイプ魔の餌食になってしまったことがある。
「本当は気絶している間に犯してやってもよかったんだがな」レイプ魔が続ける。「ぶち込まれた瞬間のお前の悲鳴が聞きたくて、わざわざ意識が戻るのを待っていたのさ」
「おい、俺がさきだって約束だぜ」慌てた様子で窃盗犯がいう。「わかってるって。さあ、たっぷりと楽しもうぜ」
別途の上にうつぶせに倒される貴婦人。窃盗犯が限界まで膨張した己の肉塊を握りしめ、背後から黒い貴婦人のスリットに垂直に押し当てる。
「ひっ」秘唇に感じる不気味なペニスの感触に、おもわず声が漏れる。
「ひひひっいい声で鳴くじゃねぇか」ぐりぐりと圧力を強める。あまりのおぞましさに、これまでは虚勢を張ってきた黒い貴婦人のプライドも砕け散った。
「ひいいいいっっっ」恥も外聞もなく悲鳴を上げてしまう黒い貴婦人。勇ましい女仕置人の姿はすでなそこにはなかった。
「ははははは、情けないぞ黒い貴婦人。いいかげんに観念したらどうだ」らしからぬ貴婦人を笑うレイプ魔。
「くらえっ黒い貴婦人」窃盗犯は一気に突入する。
「いやああぁぁぁぁぁぁ」黒い貴婦人の絶望的な叫びがこだまする。
「いいぞ、もっと泣け、わめけ、淫売貴婦人」貴婦人を背後から突いて突いて突きまくる窃盗犯。黒い貴婦人は髪を振り乱し悶える。
レイプ魔も縛られた貴婦人の乳房を愛撫しながら刺激を与える。「くくくっ、こうなれば伝説の女仕置人も雌犬とかわらんな」乱れる貴婦人を眺めながらレイプ魔がうそぶく。
黒い貴婦人の長い長い夜はまだ始まったばかりだった・・・・

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